菓子の欠品と菓子の向き検査
土産用菓子の包装工程の前に、菓子の欠品と菓子の向きが正しいか検査したい。
【課題】欠品だけでなく、方向違いも混入する
菓子の有無(欠品)だけでなく、菓子が正しい方向かどうかも検査したい。
【解決策】 画像センサでトレーを一括検査し、登録した良品パターンの数をカウントする
小型・高速・高機能 画像センサ SVシリーズ で、トレーを一括検査し、あらかじめ登録した良品パターンの数をカウントし、良品の数から欠品の数を算出します。
菓子のない箇所や方向違いの菓子の位置(座標)も特定可能です。

❶ NG :
文字の傾き(方向)
❷ NG : 菓子の欠品
❸ NG : 正しい方向の菓子が30個検出できた場合にOKと判定するように設定しています。
この場合、28個しか検出できていないためNG判定となります。

パターンマッチング
良品の食品を登録し、その良品画像パターンに似ている部分を探すことで、良品を見つけることができます。
文字描画
画面上に検査結果などの数字や文字を表示できるので、欠品数などをわかりやすく表示することが可能です。
数値出力
検出物の位置(XY座標)や⾓度も出⼒することが可能です。 30度までの傾きならOKなどの設定ができます。
採用のポイント

機器コスト削減
500万画素※で、トレーを⼀括検査!(⽴ち上げ⼯数も削減)
※ SV-N500 使用時
簡単検査
良品を登録するだけで、簡単に検査!
画面表示
不良箇所を特定し画⾯表⽰をしたり外部機器へ出⼒できます。
上位通信
Ethernet/IP通信(アダプタ)対応!上位機器とも簡単に通信が行なえます。
関連情報
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SV (画像センサ)
小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 500万画素(カラー/モノクロ)、300万画素(カラー/モノクロ)、120万画素(カラー)をラインアップ