パーツフィーダ上を左から右に流れるチップ部品の⽅向判別
パーツフィーダ上を左から右に流れるチップ部品の⽅向判別を⾏って、
逆向きの部品を検出したい。
逆向きを検出した場合は、外部に出⼒を⾏い、逆向き部品を排出したい。
【課題】センサなどからの外部信号を使用せずに検査したい
外部のセンサ等からのタイミング信号を使わずに検査を実施したい。
【解決策】 画像センサで高速で撮像を繰り返し、部品全体が撮像できた場合のみ方向判別を実施
小型・高速・高機能 画像センサ SVシリーズ で、高速で撮像を繰り返し、部品全体が撮像できた場合のみ方向判別を行います 。
逆方向の場合はI/O出力を行います。
必要な部分のみの取り込みと、必要時のみの検査で、検査の高速化が可能です。

❶部分取り込み設定を行い、検査に必要な部分のみ取り込みを 行うことで、検査時間を短縮します。

❷
部分取り込みの範囲に、チップ部品全体が撮像されていない
場合は、検査を実行しません。
部分撮り込み
撮像した画像の一部分を、SV に撮り込む場合の設定です。撮り込む部分を少なくすることにより、画像撮り込み時間を短縮することができます。
採用のポイント

検査時間短縮
必要な部分のみの画像取り込みと、必要時のみ検査実⾏!フロー制御機能により、
チップ部品全体が撮像できているかどうかを判断するため、外部センサによるタイミング信号も
不要です。
排出信号出力
⽅向判別NG時は、I/O出⼒を⾏います。
エアを吹き付ける機構などを設け、NG部品の排出が可能です。
関連情報
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SV (画像センサ)
小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 500万画素(カラー/モノクロ)、300万画素(カラー/モノクロ)、120万画素(カラー)をラインアップ
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