金型の試作検討時の不具合発生箇所の確認
新規の金属プレス金型の試作検討時に、ヒビ・裂けが発生する箇所を確認したい。
【課題】目視チェックに時間がかかる
- 試作検討のため現物を目視チェックするが、連続プレスを行うとOK品を含めた目視チェックに時間がかかる。
- Webカメラによる動画撮像は、狭い検出エリアを拡大するレンズがないため、難しい。

【解決策】 画像センサで対象物を連続撮影してPCで画像を確認する
目的箇所を検査に適した大きな画像で撮像するためのレンズを選定します。
小型・高速・高機能 画像センサ SVシリーズ で、プレス完了トリガを元に連続で画像を撮像し、撮像した画像をPCまたはFTPサーバへ出力し、
PC上で画像を確認します。
SVシリーズには豊富な検査機能がありますので、実際の生産時に検査機として導入いただくことが可能です。
事前に指定枚数分の画像を撮像して、後でまとめて検査する機能 (連続取り込み機能)を使用して撮像します。

❶トリガ入力後、何ms毎に何回の撮像を行うかを設定します。

❷
SVが出力する画像を受信するソフトImage Reciver を使用し、撮像画像を受信し、PC上で撮像した画像を確認します。
画像は指定したフォルダに自動で保存されます。
採用のポイント

簡単設定
専門知識不要!弊社HPよりImage Reciverをダウンロードすれば、簡単に撮像画像を PCに保存できます。
工数削減
必要な静止画像のみを確認するので、動画と比べて確認作業の大幅な工数削減ができます。
関連情報
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SV (画像センサ)
小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 小型・高速・高性能 画像センサ SV
- 500万画素(カラー/モノクロ)、300万画素(カラー/モノクロ)、120万画素(カラー)をラインアップ