マスクのワイヤーズレ検査

不織布マスク上部のワイヤー（ノーズフィッター）のズレを検査

不織布マスクのワイヤーは、製造過程で部品として供給され、不織布に熱シールで固定される。

熱シールする際にワイヤーがズレると、ワイヤーがズレた位置に固定され不良となるので、熱シール後にワイヤの位置を検査したい。

【課題】ワイヤーとマスクの⾊の違いが少なく、検査が困難

ワイヤーとマスクの⾊の違いも少なく、ワイヤーを検出しにくい。

【解決策】 画像センサでワイヤーの位置が明確になるように撮像して検査を実施

小型・高速・高機能　画像センサ SVシリーズ で、ワイヤーの位置が明確になるように透過光を使用して撮像を行います。

マスクの外形を検出し、マスクの中心に対してワイヤーがどれだけずれているかを測定します。

❶ マスク外形から算出した中心

❷出力も条件分岐させることが可能！
（全画像出力や、NG画像のみ出力などの設定が可能）

❸OK品はJPEG形式で出⼒
（サーバ容量低減のため、BMP形式と比較して容量の小さいJPEGで保存）

❹NG品はBMP形式で出⼒
（あとで解析するためにBMP形式で保存）

フロー編集

フロー編集画面で、実施したい検査項目の流れを設定します。

同一品種内で条件分岐やループ設定など複雑なプログラムも作成でき、検査フローに柔軟に対応いたします。

全画像出⼒、NG品のみ画像出⼒などの設定が可能です。

採用のポイント

高精度測定

⾼精度測定！多彩な検査機能で、不織布端⾯基準、不織布の中⼼基準のどちらも1/1000画素単位で⼨法測定できます。

多品種対応

プログラム機能で、多品種に対応可能！不織布の⼤きさにより検査規格を⾃動調整できるので、
男性⽤・⼥性⽤・⼦供⽤等、サイズ違いに1個のプログラムで対応できます。

センサライク

パラレル出力を搭載！OK/NG信号をセンサのようにI/Oで上位機器に出力できます。