一度行ったレーザ印字のを消し、再印字(リライト)
エンジンやモータのハウジングのカバーに印字したレーザ印字を書き直したい。
【課題】レーザー印字は消すことができない/ラベルなどは剥がれるリスクがある
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エンジンやモータのハウジングのカバーに
2次元コードを印字してるが、ケースとは関係ない内部部品に不良を発見された場合、
印字を消すことができないため、大型鋳造品などの 製造単価の高い製品でも廃棄せざるをえない -
印字ミスによる廃棄ロスを防ぐため、耐久性の高い
ラベルを使用しているが、ラベルは剥がれるリスクやランニングコストや管理工数などの課題がある
【解決策】 レーザーマーカーでリライト印字

まずは通常通り印字します。
鋳肌面に2次元コードを印字する場合には、印字面の
ヘアラインの凹凸や光沢をおさえるために、塗りつぶしの
データを使って白い下地をつくります。
その下地の上に黒く印字をすることで高いコントラストの
印字を実現します。

リライトでは、下地印字の技を流用して、印字を消します。
綺麗に消えています。
前に書いていたのはよく見ると少しわかるぐらいです。

書き直していることが分からないくらい、綺麗に
コントラストが出ています。
カーボンニュートラルやSDGsのテーマとしても注目
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廃棄ロス削減
部品を再利用することで、廃棄による環境負荷を低減し、新たな部材費も削減できます。 -
ラベルのレーザ印字化
書き直しができないことでラベルを使用されている場合は、レーザ印字へ置き換えが可能です。
ラベルレスにすることで、ランニングコスト削減や環境負荷低減に貢献できます。
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