スナップフィットの寸法測定

金属缶の底フタの高さを測定
樹脂プレートにある、部品保持用のスナップフィットが成形不良により先端が欠けること(ショートショット)がある。スナップフィットの寸法(角度・高さ)を測定することで不良品を検出したい。(要求精度 ±20μm)
【課題】樹脂表面のバラツキ
非接触のセンサでは、樹脂表面のバラツキ(光沢の変化や表面の微小な凹凸)の影響で、高額なセンサを用いないと安定しない。【解決策】 接触式デジタル変位センサ HG-Sシリーズで樹脂プレートのスナップフィットの角度・高さを測定!
接触式デジタル変位センサ HG-Sシリーズ でスナップフィットの先端位置を確実に検出し、高さを測定します。
接触式タイプ
接触式タイプなので、表面光沢や油などの付着物の影響を受けずに測定可能です。
ローラタイプ測定子と耐屈曲ケーブル
ローラタイプ測定子と耐屈曲ケーブルを使用することでヘッドを移動しながら測定し、スナップフィットの形状をトレースすることも可能です。
表示画面イメージ
2段デジタル表示により、センサヘッド測定値と判定値を同時表示
採用のポイント

高精度測定
横荷重耐性+先端軸ブレ35μm以下で、長期間の安定した測定を実現!)
安定検出
接触式なので、色・光沢・ザラツキ等表面状態の影響を受けずに、安定した測定が可能です!
関連情報
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接触式デジタル変位センサ HG-S
長寿命化に貢献する堅牢&スリムボディ!光学アブソリュート方式採用で「値飛び」も「ゼロ点忘れ」もなし!
- 堅牢とスリムボディ&軽量を実現。ボックスタイプでありながら11mm幅の極薄サイズ。
- 可動治具への取り付けにも安心の耐屈曲ケーブルを採用。
- 高速で測定しても"値飛び"を起こすことなく、"ゼロ点忘れ"の心配も不要。
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