金属ロールシートの位置ずれ測定

搬送中のロール状 金属シートの位置ずれ測定

定期清掃時にロールを取り外した際の、設置位置の軸ブレ（ずれ）を ±0.5mmの範囲で安定させたい。

【課題】複数箇所の同時測定/搬送中の測定

• マイクロメータで測定しているが、ロールの両端や複数個所の同時測定が困難
• ずれが閾値を超えた場合に、すぐに検知したいが、稼働中の測定が困難

【解決策】 マイクロレーザ2個設置し、2方向から検知する

ディスペンサにマイクロレーザ測距センサ HG-Cシリーズ を2個設置し、2方向から検知します。

 あらかじめ、ロールの基準位置でHG-Cをゼロセットしておきます。

2方向から検知することにより、ローラが斜めにずれてもセンサの数値が変化して、検知することが可能です。

表示イメージ

採用のポイント

非接触検査　

非接触で検査可能！傷つきやすい製品の測定にも対応可能です。

高精度測定

繰り返し精度70μm（HG-C1100使用時）での高精度測定が可能です！

簡単設置

アンプ内蔵で、コンパクト！設置が容易にできます。

軽量＆堅牢

アルミダイカストボディーで、軽量＆堅牢！ケースの歪みや温度による測定精度の不安定要素を軽減します。