組立時の基板の高さ測定
自動組み立て工程における基板位置の検出
ケースの中に基板を自動組み立てする工程があり、基板を正しい位置に組み立てたい。
【課題】自動取り付けの際に、基板が既定の位置で固定されず、不良が発生
基板はケース内の4か所にあるスナップフィット(ツメ)で保持される構造になっており、自動取り付けの際に、基板の押し込みが不十分だと、スナップフィット(ツメ)の途中で基板が止まってしまい、既定の位置で固定されず、不良が発生してしまう。。
【解決策】 マイクロレーザ測距センサ を検出物の上下に設置し厚みを測定
マイクロレーザ測距センサ HG-Cシリーズ で、 ケースへの基板の自動取り付け後、基板までの距離を測定する。
センサと基板の距離が 100mm以下の場合、浮きあり(NG)と判断する。
”浮きあり(NG)”と判定された場合、再度、基板を押し込み浮きを解消することで、次工程への不良流出をなくすことができます。
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採用のポイント

非接触検査
非接触で検査可能!傷つきやすい製品の測定にも対応可能です。
高精度測定
繰り返し精度70μm(HG-C1100使用時)での高精度測定が可能です!
簡単設置
アンプ内蔵で、コンパクト!設置が容易にできます。
軽量&堅牢
アルミダイカストボディーで、軽量&堅牢!ケースの歪みや温度による測定精度の不安定要素を軽減します。
関連情報
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CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C
高精度CMOSイメージセンサ&独自アルゴリズムを搭載で1/100mmオーダーの高精度測定を実現
- 業界最小クラス(2023年9月現在、当社調べ)の形状で実現したCMOSレーザセンサ
- 1/100mmオーダーの高精度検出を実現 ※HG-C1030(-P)の場合
- 耐屈曲性に優れたケーブルを採用
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