フィルムの端面検出
フィルムを重ねる工程における位置検出

フィルムを重ねる工程において、2μm単位での位置検出を行い、きれいに積み重ねたい。
(位置決め精度 ±10μm)
【課題】フィルムのズレによる部材廃棄(材料ロス)
現状は、メカ位置決めのため、フィルムのズレを許容して生産し、ズレを生じている部分(周辺部)は廃棄している。フィルムのズレを削減して、生産性を向上させたい。
【解決策】 透過型デジタル変位センサ でフィルムの端面を検出しUVWステージでアライメントを実施
3台の透過型デジタル変位センサ HG-Tシリーズ を設置し、フィルムの端面を検出してUVWステージでアライメントを実施します。
透過型のHG-Tであれば、シート表面の凹凸の影響を最小限に抑えて高精度で測定が可能です!
エッジ検出モード
エッジ検出モードを使用し、フィルムの端面を検出します。
表示イメージ
採用のポイント

高精度測定
分解能1μm(設置距離20mm 時)で高精度の位置検出が可能!
透明ワーク検出
透明度に応じて判定レベル調整!判定レベルを調整することで透明なワークでも安定して測定可能です。
簡単設置
光軸調整アシスト機能!光軸調整表示灯に投光器に対する受光器のズレ方向が表示されるため、設置が容易です。
堅牢
アルミダイカストケース採用!温度による測定精度の変化・ネジ締めによる歪みが少なく、経年変化に強い!
省スペース
8mm×30mm×60mm の小型ヘッド!
8mm×20mm×60mm のスリムタイプもラインナップしています。
関連情報
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透過型デジタル変位センサ HG-T
繰り返し精度1μmの高精度測定
- 厚さ8mmの薄型形状により、装置内などの限られたスペースに設置が可能です。
- 測定幅10mmの帯状レーザ光により、寸法測定や位置測定が可能です。
- センサヘッドの受光器に「標準タイプ」と「スリムタイプ」をラインアップ。