金属部品(スピーカ センターキャップ)の厚み測定
スピーカの金属部品(センターキャップ)の重なり検出
スピーカの中央部分に厚さ約30μmのドーム形状の金属部品(センターキャップ)を採用している。 キャップが 2 枚重なった状態で組み立てられることを防ぎたい。
【課題】金属部品(センターキャップ)が薄い
金属部品 ( センターキャップ ) はとても薄いため、組み込み装置や組み込み後の外観検査では、 2 枚重なりを検知することができないため、 部品供給時に 2 枚重なりを検出したい。
【解決策】 マイクロレーザ測距センサ を検出物の上下に設置し厚みを測定
2台のマイクロレーザ測距センサ HG-Cシリーズ をドーム型のセンターキャップの上と下に2台設置し、厚みを測定する。
1枚の厚み(30μm)より15μm以上厚くなった場合(測定値45μm以上)に2枚重なりと判断する。
※センサ間にワークが無い場合は、投光停止等で干渉光を回避してください。
ビーム径約50μm
センターキャップがドーム型でもHG-C1030を使用すれば、ビーム径約50μmなので重なりの検出が可能です!
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採用のポイント

非接触検査
非接触で検査可能!傷つきやすい製品の測定にも対応可能です。
高精度測定
繰り返し精度10μm(HG-C1030使用時)での高精度測定が可能です!
簡単設置
アンプ内蔵で、コンパクト!設置が容易にできます。
軽量&堅牢
アルミダイカストボディーで、軽量&堅牢!ケースの歪みや温度による測定精度の不安定要素を軽減します。
関連情報
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CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C
高精度CMOSイメージセンサ&独自アルゴリズムを搭載で1/100mmオーダーの高精度測定を実現
- 業界最小クラス(2023年9月現在、当社調べ)の形状で実現したCMOSレーザセンサ
- 1/100mmオーダーの高精度検出を実現 ※HG-C1030(-P)の場合
- 耐屈曲性に優れたケーブルを採用