異常発生時の表示器画面の自動保存
製造現場で不具合や異常が発生したとき、現場の作業員(オペレータ)が、保全員に通知してトラブル対処するが、正確な状況を把握して早期復旧を 行ないたい。
【課題】異常発生時の設備の状態を正確に把握できない
異常発生時の設備の状況を、作業員の目視や記憶から確認して保全員に 報告するため、必要な項目すべてを正確に伝達することが困難。
【解決策】 異常発生時のプログラマブル表示器の画面を保存する
プログラマブル表示器 WHシリーズ に、装置の状態(復旧時に必要となるデータ)を表示し、異常発生時に自動でWHの画面を保存する。
PDF出力
自動保存された画面キャプチャのPDFファイルは、表示器本体のUSBポートまたはSDメモリカードスロットを介して、USBメモリやSDメモリカードに保存することができます。
FTPクライアント機能
FTPクライアント機能により生成されたPDFやCSVファイルをFTPサーバへアップロードすることが可能です。
WEBサーバ機能
現場に設置したWHのWEBサーバへ、事務所のPCからアクセスし設備の状態を確認することが可能です。
採用のポイント

復旧時間短縮
正確な情報に基づいた解析対処で、異常発生時の復旧時間を短縮できます。
トレサビ
ロット情報と装置の状態などのデータを自動で記録することが可能です。
上位通信
USB・SDだけでなく、Ethernetで上位機器へデータの送信が可能です。
簡単接続
PLC各社のプロトコルに対応しているため、現状の設備にWHを後付けすることが可能です。
関連情報
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プログラマブル表示器 WH
見たい画面を見たい場所で 現場の情報をリモートで"見える化"ができるインフォメーションパネル
- WHに接続された設備の状態をPCやスマートフォンからブラウザで確認可能
- さまざまな通信プロトコルに対応し、下位の制御系システムから上位の情報系システムまで プログラムレスで接続できるゲートウェイとして使用することが可能
- 手書きしていた設備・生産記録や日報を自動でデータ化