コネクタへの発色性・極小文字印字性能 実証実験
コネクタの筐体として使用されることの多い2種類の材質『PBT』と『LCP』に対し、LP-RVシリーズで2次元コードを印字し、発色性と極小文字印字性能を実証しました。
高いコントラスト印字の秘密
|
1ns ショートパルスレーザによる 樹脂発色性の向上
印字時、対象ワークに与える熱量が増えると、焦げや変色によりコントラストが低下します。
LP-RV200Pは1nsショートパルスレーザによりワークへの熱影響を抑え、高いコントラストの印字を可能にしています。
|
従来機種との印字比較
同材質に対して従来機種でも印字実験を行ないました。
【従来機種】
【印字内容】
コードセルサイズ |
: |
0.18mm |
コード全体サイズ |
: |
2.52mm |
文字高さ |
: |
0.2mm |
|
【LP-RV200P】
【印字内容】
コードセルサイズ |
: |
0.1mm |
コード全体サイズ |
: |
1.6mm |
文字高さ |
: |
0.2mm |
|
従来機種での品質課題
■評価結果・考察
樹脂発色性
LCP/PBT共に、LP-RV200Pの方が樹脂発色性能に優れる結果となりました。
コードサイズ
従来機種では□2.5mmのデータマトリックスコードでもセルの形が崩れているのに比べ、LP-RV200Pは従来機種に比べセルサイズが小さいにも関わらず、セルのエッジが綺麗に出ています。
文字サイズ
同サイズの文字を印字していますが、従来機種ではパルス間に隙間があいてしまい、文字が視認しにくい状態となっています。
■結果
LP-RV200Pは従来の基本波レーザマーカを比較し、高い発色性、小文字印字性能を発揮することが可能です。
より詳しい内容はこちら 技術資料 無償ダウンロード
コネクタへ印字に最適なショートパルスファイバレーザマーカの実力値を検証!!
コネクタの筐体として使用されることの多い2種類の材質『PBT』と『LCP』に対し、ショートパルスファイバレーザマーカ「LP-RV200P」で2次元コードを印字し、発色性と極小文字印字性能を実証。
実験結果の概要をご紹介すると共に、実証実験結果を一冊のeブックにまとめましたので、課題解決のヒントにぜひダウンロードしてご活用ください。
技術に関するお問い合わせ
FAデバイス技術相談窓口
0120-394-205
受付時間 9:00 - 17:00 (12:00-13:00、当社休業日を除く)