パナソニック インダストリー / 制御機器
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障害物センサ PX-2

  • 基本情報

  • 種類・価格

  • オプション

  • 仕様

  • 寸法図

  • 回路・接続

  • 検出特性

  • 使用上のご注意

------------------------------ Tab1 showing ------------------------------

基本情報

「小型」「ワイドエリア」「長距離」を実現

CE,UKCAを取得しています。

CE : EMC指令
UKCA : EMC規則

------------------------------ Tab2 showing ------------------------------

種類・価格

メインセンサ

種類形状検出距離型式名標準価格
<税別>
標準メインセンサ3mPX-2247,600円
 近距離1mPX-2147,600円
サブセンサ接続タイプ3mPX-2453,700円
 外部制御機能付PX-24ES59,800円
 近距離1mPX-23ES59,800円
長距離5mPX-2659,800円

サブセンサ

種類形状検出距離型式名標準価格
<税別>
サブセンサ700mmPX-SB114,700円

付属品を別途お求めになる場合の標準価格〈税別〉

MS-PX-2
(メインセンサ取付金具): 520円

MS-PX-2

金具2個1セット
[M4(長さ8mm)座金組込ビス4本付属]

MS-NX5-1
(サブセンサ取付金具):320円
MS-NX5-1

M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、
M4ナット2個付属

------------------------------ Tab3 showing ------------------------------

オプション

品名型式名内容標準価格
<税別>
サブセンサ
取付金具
MS-NX5-2横方向取付金具(センサ保護金具)800円
MS-NX5-3背面方向取付金具320円

サブセンサ取付金具

MS-NX5-2
MS-NX5-2
M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、
M4ナット2個付属
MS-NX5-3
MS-NX5-3
M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、
M4ナット2個付属

------------------------------ Tab4 showing ------------------------------

仕様

メインセンサ

種類標準サブセンサ接続タイプ
 外部制御機能付長距離
 近距離 近距離
型式名PX-22PX-21PX-24PX-24ESPX-23ESPX-26
検出距離
(OUT1エリア、OUT2エリア)(注2)
3m1m3m1m5m
応差(ヒステリシス)(注2)動作距離の15%以下
電源電圧10~31V DC リップル含む
消費電力(注3)動作時:1.5W以下、スリープ時:0.3W以下(サブセンサ無接続時)
OUT1
(センタ、左、右、近点OUT1、
サブセンサ、各有効エリアのOR)
OUT2
(センタ、左、右、各有効エリアのOR)
NPNトランジスタ・オープンコレクタ
・最大流入電流:100mA
・印加電圧:40V DC 以下(OUT1/OUT2-0V間)
・残留電圧:1.5V以下(流入電流100mAにて)
        0.4V以下(流入電流16mAにて)
 出力動作入光時ON/非入光時ON 切換スイッチにて選択(OUT1とOUT2の動作は同一)
短絡保護装備
外来光モニタ出力-NPNトランジスタ・オープンコレクタ
・最大流入電流:100mA
・印加電圧:40V DC以下(外来光モニタ出力-0V間)
・残留電圧:1.5V以下(流入電流100mAにて)
        0.4V以下(流入電流16mAにて)
 出力動作-自身の信号光(サブセンサを含む)以外の変調光入光時ON
短絡保護--
応答時間80ms以下




OUT1エリア赤色LED(OUT1有効エリア入光時点灯)
OUT2エリア黄色LED(OUT2有効エリア入光時点灯)
感度ボリウム連続可変ボリウム装備(OUT1エリア、近点右OUT1エリア、近点左OUT1エリア、OUT2エリア、各エリア独立)
外部感度調整機能-アナログ電圧入力にて感度調整が可能
検出エリアディップスイッチにて4種類の検出エリアを選択可能ディップスイッチまたは外部入力にて4種類(外部入力時は8種類)の検出エリアを選択可能固定
スリープ機能動作/スリープ 外部入力にて選択可能
自動干渉防止機能同時に25台までの入光による干渉を防止



保護構造IP65(IEC)、防噴流形
使用周囲温度-10~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、
保存時:-20~+70℃
使用周囲湿度35~85%RH、保存時:35~85%RH
使用周囲照度白熱ランプ: 受光面照度3,000ℓx以下
耐電圧AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間
絶縁抵抗DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間
耐振動耐久10~500Hz 複振幅3mm(MAX.20G) XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久500m/s2 (約50G) XYZ各方向3回
投光素子赤外LED(発光ピーク波長:950nm、変調式)
材質ケース:ABS、レンズ:アクリル、操作カバー:ポリカーボネート
ケーブル0.3mm2 5芯キャブタイヤケーブル
0.5m付(入・出力用)
入・出力用: 0.18mm2 9芯(PX-24ES、PX-23ESは12芯)キャブタイヤケーブル0.5m付
サブセンサ接続用:0.18mm2 10芯コネクタ付キャブタイヤケーブル0.5m付
ケーブル延長0.3mm2以上のケーブルにて全長100m(サブセンサ接続用は10m)まで延長可能
質量本体質量:約210g、
梱包質量:約390g
本体質量:約220g、
梱包質量:約400g
本体質量:約210g、
梱包質量:約390g
付属品MS-PX-2(メインセンサ取付金具):1式、調整ドライバ:1本、
エリア切換接続銘板:1枚(PX-24ES、PX-23ESのみ)

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+23℃です。

(注2):検出距離および応差は、白色無光沢紙(300×300mm)に対する値です。

(注3):消費電流は、次式によりお求めください。
消費電流=消費電力÷電源電圧
(例)電源電圧12Vの場合の消費電流(動作時)は1.5W÷12V=0.125A=125mA

サブセンサ(注2)

型式名PX-SB1
組み合わせメインセンサPX-24、PX-24ES、PX-23ES、PX-26
組み合わせ台数メインセンサ1台に対し、PX-SB1を2台まで接続可能
検出距離(注3)700mm
電源電圧メインセンサより供給
消費電流1台につきメインセンサの消費電流が約30mA増加
出力メインセンサのOUT1とOR動作
動作表示灯赤色LED(入光時点灯)
感度ボリウム連続可変ボリウム装備
投光素子赤外LED(変調式)
材質ポリカーボネート
ケーブル0.3mm2 5芯コネクタ付キャブタイヤケーブル2m付
ケーブル延長0.3mm2 以上のケーブルにて全長10mまで延長可能
質量本体質量:約130g、梱包質量:240g
付属品MS-NX5-1(サブセンサ取付金具):1式、調整ドライバ:1本

上記以外の仕様についてはメインセンサと同じです。

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

(注2):サブセンサ単体でのご使用はできません。

(注3):検出距離は、白色無光沢紙(300×300mm)に対する値です。

------------------------------ Tab5 showing ------------------------------

寸法図

単位mm

PX-2口

メインセンサ

PX-2

PX-2

(注1):PX-22、PX-21には装備していません。

PX-SB1

サブセンサ

PX-SB1

MS-PX-2

メインセンサ取付金具(PX-2□に付属)

MS-PX-2

MS-PX-2

材質:SPCC(ユニクロメッキ)
M4(長さ8mm)座金組込ビス4本付属

装着図
図は、PX-24に装着した場合です。

MS-PX-2

MS-PX-2

MS-NX5-1

サブセンサ取付金具(PX-SB1に付属)

MS-NX5-1

材質:SPCC(ユニクロメッキ)
M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、M4ナット2個付属

装着図

MS-NX5-1

MS-NX5-2

サブセンサ取付金具(別売)

MS-NX5-2

材質:SPCC(ユニクロメッキ)
M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、M4ナット2個付属

装着図

MS-NX5-2

MS-NX5-3

サブセンサ取付金具(別売)

MS-NX5-3

材質:SPCC(ユニクロメッキ)
M4(長さ25mm)座金組込ビス2本、M4ナット2個付属

装着図

MS-NX5-3

------------------------------ Tab6 showing ------------------------------

回路・接続

PX-24ES PX-23ES

入・出力回路図

PX-24ES PX-23ES 入・出力回路図

記号・・・
D : 電源逆接続保護用ダイオード
ZD1、ZD2、ZD3: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr1、Tr2、Tr3: NPN出力トランジスタ

接続図

PX-24ES PX-23ES 接続図

※1

※1

(注1) :「使用上のご注意 - 検出エリアの選択」をご参照ください。

PX-22 PX-21

入・出力回路図

PX-22 PX-21 入・出力回路図

記号・・・
D : 電源逆接続保護用ダイオード
ZD1、ZD2: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr1、Tr2: NPN出力トランジスタ

接続図

PX-22 PX-21 接続図

※1

※1

PX-24 PX-26

入・出力回路図

PX-24 PX-26 入・出力回路図

記号・・・
D : 電源逆接続保護用ダイオード
ZD1、ZD2、ZD3: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr1、Tr2、Tr3: NPN出力トランジスタ

接続図

PX-24 PX-26 接続図

※1

※1

------------------------------ Tab7 showing ------------------------------

検出特性

検出特性図の見方

  • 検出領域特性

検出領域特性

(注1) :感度ボリウムは、L.C.R.有効時の最大検出距離が白色無光沢紙(300×300mm)に対して3m(PX-21、PX-23ESは1m、PX-26は5m)になるように設定してあります。

検出エリア

検出エリア

L. : 左エリア
C. : センタエリア
R. : 右エリア
L’. : 近点左OUT1エリア
R’. : 近点右OUT1エリア

グラフの種類

無光沢紙の種類
白色無光沢紙(明度9)
灰色無光沢紙(明度5)
黒色無光沢紙(明度2)
  • 外部感度調整入力電圧-検出距離特性
外部感度調整入力電圧-検出距離特性

各最大検出距離に感度ボリウムを設定し、外部感度調整入力電圧を0~+5Vの範囲で変化させた場合の検出距離を示します。

  • 感度ボリウム-検出距離特性

近距離および定格検出距離付近では、ボリウム特性上感度調整が難しい領域がありますのでご注意ください。(下記の感度ボリウム-検出距離特性を参照)

PX-22 PX-24 PX-24ES

検出領域特性

• 全エリア有効時(水平)
全エリア有効時(水平)
• C. 有効時(水平)
C. 有効時(水平)
• 全エリア有効時(垂直)
全エリア有効時(垂直)

外部感度調整入力電圧-検出距離特性(PX-22を除く)

PX-22 PX-24 PX-24ES 外部感度調整入力電圧-検出距離特性(PX-22を除く)

感度ボリウム-検出距離特性

• OUT1(OUT2)エリア

PX-22 PX-24 PX-24ES 感度ボリウム-検出距離特性 OUT1(OUT2)エリア

• 近点右(左)OUT1エリア

PX-22 PX-24 PX-24ES 感度ボリウム-検出距離特性 近点右(左)OUT1エリア

PX-21 PX-23ES

検出領域特性

• 全エリア有効時(水平)
全エリア有効時(水平)
• C. 有効時(水平)
C. 有効時(水平)

• 全エリア有効時(垂直)

PX-21 PX-23ES 検出領域特性 全エリア有効時(垂直)

外部感度調整入力電圧-検出距離特性(PX-23ESのみ)

PX-21 PX-23ES 外部感度調整入力電圧-検出距離特性(PX-23ESのみ)

感度ボリウム-検出距離特性

• OUT1(OUT2)エリア

PX-21 PX-23ES 感度ボリウム-検出距離特性 OUT1(OUT2)エリア

• 近点右(左)OUT1エリア

PX-21 PX-23ES 感度ボリウム-検出距離特性 近点右(左)OUT1エリア

PX-26

検出領域特性

• 水平[全エリア有効(注1)]
水平[全エリア有効(注1)]
(注1):エリア切り換えはできません。
• 垂直[全エリア有効(注1)]
垂直[全エリア有効(注1)]

外部感度調整入力電圧-検出距離特性

PX-26 外部感度調整入力電圧-検出距離特性

感度ボリウム-検出距離特性

• OUT1(OUT2)エリア

PX-26 感度ボリウム-検出距離特性 OUT1(OUT2)エリア

• 近点右(左)OUT1エリア

PX-26 感度ボリウム-検出距離特性 近点右(左)OUT1エリア

PX-SB1

検出領域特性

• 水平・垂直共通

PX-SB1 検出領域特性 水平・垂直共通

------------------------------ Tab8 showing ------------------------------

使用上のご注意

全機種共通

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。

警告表示について

警告

  • 障害物接触バンパの装備

本製品は、「JIS無人搬送車システム-安全通則」による接近検出装置に準拠して設計しています。この規格では、障害物接触バンパの装備を要求しており、接近検出装置(本製品)は補助安全装置にあたります。無人搬送車には、障害物接触バンパを必ず装備してください。


注意

  • 各国規格注意事項

本製品はEMC指令(CEマーキング)、EMC規則(UKCAマーキング)に適合していますが、その他の海外の安全規格および法規について認定を受けていません。国によっては規制がありますので、必ずその国の規制に従ってください。


注意

  • 安全確保について

本製品は接近検出を行なうもので、安全確保のための制御機能は有していません。
安全確保については、システム全体で考慮してください。また、出力を停止装置(ブレーキ)に直接接続しないでください。


注意

  • 定期点検

管理者は、必要に応じて本製品の有効性を確認し、その記録を残すようにしてください。尚、システムの改造など本製品の環境が変わったときも、点検してください。

取り付け

  • メインセンサを取り付ける際のビスの締め付けトルクは、1.2N・m以下としてください。

取り付け

  • PX-SB1(サブセンサ)を取り付ける際のビスの締め付けトルクは、0.8N・m以下としてください。

PX-SB1

  • 床面の影響を避けるために、300mm以上の間隔をあけ、水平に設置してください。

PX-SB1

自動干渉防止機能について

  • 本センサを複数同じ場所でご使用になる場合は、同時入光が25台以下となるようにしてください。

自動干渉防止機能について

スリープ機能について

  • スリープ入力をLowにするとスリープ状態となり、動作を停止させることができます。

(注1):スリープ入力の応答時間は、50msです。

(注2):スリープ状態から動作状態に復帰するのに、約0.7sかかります。
この間の過渡的状態を避けてご使用ください。

(注3):使用しない場合は、開放または絶縁処理とし、他の線と接触しないようにしてください。

各部の名称と機能

各部の名称と機能

記号名 称内 容
1表示灯動作OUT2エリア(黄色LED)OUT2エリア入光時点灯。
2OUT1エリア(赤色LED)OUT1エリア入光時点灯。
3感度ボリウムO U T 2エリア各検出エリアの感度をそれぞれ調整します。
4O U T 1エリア
5近点右OUT1エリア
6近点左OUT1エリア
7検出スイッチエリア選択(注1)左エリア左右エリアの選択を行ないます。(OUT1、OUT2)
8右エリア
9出力動作切換
スイッチ



OUT1とOUT2の出力動作を選択します。
10外部制御機能
選択スイッチ(注2)


検出エリアの選択を ディップスイッチで行なうか外部入力で行なうか選択します。

(注1):PX-26は装備していません。

(注2):PX-24ESPX-23ESのみに装備しています。

その他

  • 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 電源投入時の過渡的状態(0.7s)を避けてご使用ください。
  • 電源投入時に突入電流(10V時約1.5A、31V時約5A)が流れますのでご注意ください。

PX-22 PX-21 PX-24 PX-24ES PX-23ES

検出エリアの選択

L:Low(0~1V)、H:High(4.5~31Vまたは開放)

(注1):エリア選択入力の応答時間は80msです。

PX-24 PX-24ES PX-23ES PX-26

外部感度調整機能について

  • 外部感度調整入力に外部からアナログ電圧(0~+5V)を加えることにより、感度ボリウムで調整した感度範囲内で、感度を入力電圧の大きさに応じて変化させることができます。

    (注1):サブセンサは変化しません。

    (注2):感度ボリウムで設定した距離以上の感度調整はできません。

    (注3):感度調整入力を使用しない場合は、絶縁処理をしてください。

外来光モニタ出力について(PX-22、PX-21を除く)

  • 自分自身(サブセンサを含む)の信号光以外の変調光が入光した場合に、外来光モニタ出力がONします。外来光モニタ出力が動作しても検出には全く影響しません。AGVの合流時などセンサの近くに他のセンサがあることを認識するのに役立ちます。
外来光モニタ出力について(PX-22、PX-21を除く)

(注1):外来光モニタ出力には、短絡保護回路が装備されていません。電源あるいは容量負荷を直接接続しないでください。

PX-SB1

  • 必ず専用のメインセンサとセットでご使用ください。
    サブセンサ単体では動作しません。
    (PX-22、PX-21には接続できません。)

サブエリアの選択

  • メインセンサのサブエリア無効入力によりサブエリアを選択できます。

サブエリアの選択

L:Low(0~1V)、H:High(4.5~31Vまたは開放)

(注1):サブエリア無効入力は、メインセンサの外部制御機能選択スイッチには無関係です。

感度調整

  • PX-SB1の感度調整は投光ボリウムにて行ないます。投光ボリウムを調整しても近距離に感度を設定できない場合は、メインセンサの光がサブセンサに入光していることが考えられます。その場合は、投光ボリウムと受光ボリウムで感度調整を行なってください。詳細については、製品付属の取扱説明書をご参照ください。

メインセンサとの接続

メインセンサとの接続

  • メインセンサのコネクタ付ケーブルとサブセンサのコネクタ付ケーブルを接続します。
  • メインセンサコネクタ付ケーブルのスパイラルリード線側が左サブセンサ側になります。

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