パナソニック インダストリー / 制御機器
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デジタルファイバセンサ FX-550L

  • 基本情報

  • 用途

  • 種類・価格

  • オプション

  • 仕様

  • 寸法図

  • 回路・接続

  • ファイバ一覧

  • 使用上のご注意

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基本情報

データ分析の負担を軽減、Small Stepで始めるIoT
IO-Link対応・セルフモニタリングタイプ

CE,UKCAを取得しています。

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用途

FA現場でのIoT事例 01

セルフモニタリングセンサの導入前

予防保全

●予想しなかったセンサ不具合による製造ライン停止を回避したい。
~ ライン停止時間×(製造単価/時間)=損失 ~
●製造ラインのダウンタイムを限りなく「ゼロ」にしたい。

デジタルファイバセンサ FX-550L

課題

◆収集するデータ量が多く、PLCの能力低下を招く可能性がある。
◆データを分析・解析する負担が大きい。
◆予防交換したセンサ類の再設定が大変。

デジタルファイバセンサ FX-550L

セルフモニタリングセンサの導入後

センサの診断はセンサ自身におまかせ。

●センサの「状態」を監視するだけ。

●PLCは「機器制御」に集中。

●詳細な情報は任意のタイミングで確認可能。

交換したセンサの再設定は上位マスタにおまかせ。

●接続したマスタから自動書き込み。

●時間短縮だけでなく、ヒューマンエラーの防止も可能に。

FA現場でのIoT事例 02

セルフモニタリングセンサの導入前

遠隔操作・一括設定

●    センサ類はなるべく検出ポイントの近くに置きたいが、設定が困難だったり、多数の場合は大変。
●    リピート装置などは、決められたパラメータ値を一括で送り込みたい。
●    装置立ち上げ時、所定のセンサ類が正しく結線されているか確認したい。

デジタルファイバセンサ FX-550L

課題

◆センサの設定に時間がかかる。
◆センサの設定間違いや結線間違いをなくしたい。

デジタルファイバセンサ FX-550L

セルフモニタリングセンサの導入後

IO-Link出力の利点を最大限に活用。
外部から設定値の読み出し/書き込みが可能。
複数のセンサの設定が一括で可能。
設定パラメータの外部保存が可能。
個体情報の認識・判別が可能。

デジタルファイバセンサ FX-550L

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種類・価格

アンプ

種類形状型式名投光素子制御出力標準価格
<税別>
バラ線タイプFX-551L3-P-C2FX-551L3-P-C2赤色LEDPNPトランジスタ・
オープンコレクタ
15,300円
M12コネクタ
タイプ

(注1)
FX-551L3-P-J16,500円

(注1):Smartclickは、オムロン(株)の商標または登録商標です。

エンドプレート

エンドプレートは、アンプ本体には付属されていません。連結させる際は、必ず別売のエンドプレートをご購入ください。

形状型式名内容標準価格
<税別>
MS-DIN-EMS-DIN-Eアンプを連結させる際、または、DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合に、両端からはさみ込むようにしてアンプを固定します。
連結させる際は、必ずご使用ください。
560円
[2個セット]

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オプション

品名型式名内容標準価格
<税別>
アンプ取付金具MS-DIN-2アンプ専用の取付金具です。260円

MS-DIN-2

延長用ケーブルの推奨品のご案内

オムロン(株)製
延長用両側コネクタ付ケーブルXS5Wシリーズ

Smartclick
※Smartclickは、オムロン(株)の商標または登録商標です。推奨品の詳細については、メーカまでお問い合わせください。

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仕様

種類バラ線タイプM12コネクタタイプ
型式名FX-551L3-P-C2FX-551L3-P-J
適合規制CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(EMC規則、RoHS規則)
電源電圧12~24V DC+10-15% リップルP-P10%以下
消費電力通常時:960mW以下(電源電圧24V時消費電流40mA以下)
ECOモード時:720mW以下(電源電圧24V時消費電流30mA以下)
通信出力
(C/Q)
(注2)
IO-LINK通信IO-Link Specification V1.1
伝送速度COM3(230.4kbps)
プロセスデータ4byte
最小サイクル時間1.0ms
制御出力
(DO)
PNPトランジスタ・オープンコレクタ
• 最大流出電流:50mA
• 印加電圧:30V DC以下(制御出力-+V間)
• 残留電圧:2V以下(注3)(最大流出電流にて)
 出力動作入光時ON / 非入光時ON L/Dモードにて切り換え
短絡保護装備
応答時間(注4)STD:250μs以下、LONG:2ms以下、U-LG:4ms以下、HYPR:24ms以下 切換式
感度設定方法2点ティーチング / リミットティーチング / フルオートティーチング / マニュアル調整
受光感度設定装備、4段階
入光量表示範囲STD:0~4,000、LONG:0~8,000、U-LG / HYPR:0~9,999
タイマ機能オフディレイタイマ / オンディレイタイマ / ワンショットタイマ、有効/無効切換式、タイマ時間可変
 タイマ時間約0.1~999.9ms、約0.1ms単位
異周波干渉防止機能(注5)装備(最大4台)。 各設定で応答時間が異なります。
F-1:0.8ms以下 / F-2:0.9ms以下 / F-3:1.0ms以下 / F-4:1.7ms以下
保護構造IP40(IEC)
使用周囲温度-10~+55℃(4~7台密着時:-10~+50℃、8~16台密着時:-10~+45℃)
(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+70℃
投光素子(変調式)赤色LED(発光ピーク波長:660nm)
材質ケース、カバー:ポリカーボネート、スイッチ:ポリアセタール
ケーブル0.2mm2 4芯キャブタイヤケーブル2m付0.2mm2 M12コネクタ付キャブタイヤケーブル0.3m付
ケーブル延長0.3mm2以上のケーブルにて全長20m(CEマーク適合時は20m未満)まで延長可能
(但し、電源電圧12V DC以上)
質量本体質量:約55g、梱包質量:約80g本体質量:約35g、梱包質量:約60g

(注1)指定のない測定条件は、使用周囲温度=+23℃です。

(注2):一般のセンサとして使用する場合、通信出力(C/Q)は制御出力(DO)と同じ出力動作になります。

(注3):ケーブル長さ2mの場合の値です。

(注4):FX-550Lシリーズには「FASTモード」はありません。

(注5):ヒステリシスが大きくなります。検出条件をご確認の上、ご使用ください。

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寸法図

単位mm

FX-551L3-P-J

アンプ

FX-551L3-P-J

FX-551L3-P-C2

アンプ

FX-551L3-P-C2

MS-DIN-2

アンプ取付金具(別売)

MS-DIN-2 p

材質:SPCC(ユニクロメッキ)

MS-DIN-E

エンドプレート(別売)

MS-DIN-E

材質:ポリカーボネート

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回路・接続

接続図
FX-551L3-P-C2

バラ線タイプ

<一般のセンサとして使用する場合>

一般のセンサとして使用する場合

(注1): 一般のセンサとして使用する場合、通信出力(C/Q)は制御出力(DO)と同じ出力動作になります。

<IO-Linkマスタに接続する場合>

IO-Linkマスタに接続する場合

FX-551L3-P-J

M12コネクタタイプ

<一般のセンサとして使用する場合>

一般のセンサとして使用する場合

<IO-Linkマスタに接続する場合>

IO-Linkマスタに接続する場合

(注1):一般のセンサとして使用する場合、通信出力(C/Q)は制御出力(DO)と同じ出力動作になります。

(注2):M12コネクタからバラ線配線やケーブル延長をする場合は、市販のM12コネクタケーブルを別途ご用意ください。

M12コネクタ端子配列図

デジタルファイバセンサ FX-550L

端子No.名称
(1)+V
(2)制御出力(DO)
(3)0V
(4)通信出力(C/Q)(注1)

(注1):一般のセンサとして使用する場合、通信出力(C/Q)は制御出力(DO)と同じ出力動作になります。

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ファイバ一覧

検出距離については「デジタルファイバセンサ FX-550 ファイバ一覧」のページをご参照ください。

※FX-551L3-P-C2/FX-551L3-P-JはデジタルファイバセンサFX-550シリーズと同一のファイバを接続でき、検出距離も同等です。但し、FASTモードはありません。

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使用上のご注意

  • ご使用にあたっては必ず製品付属の取扱説明書をお読みください。
  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。

配線

  • 配線作業や増設作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 定格範囲を超える電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • 本製品取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • ケーブルおよびファイバの引き出し部に無理な曲げ、引っ張りなどのストレスが加わらないようにしてください。

その他

  • 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 強い電磁界内では、性能が満足できない場合があります。
  • 応答時間設定のU-LG、HYPRは他のモードに比べ感度が高いため、外来ノイズの影響を受けやすくなります。使用環境をご確認の上、ご使用ください。
  • 電源投入時の過渡的状態(STD:0.5s、LONG、U-LG、HYPR:1s)を避けてご使用ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や強い酸、アルカリ、油、油脂がかからないようにご注意ください。
  • 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
  • 製品の分解・修理・改造などは、絶対にしないでください。
  • 本製品は、EEPROMを採用しています。EEPROMには寿命があり、設定を100万回以上行なうことができません。

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