このページの内容車載用途のPhotoMOSリレー
パナソニック インダストリーでは、自動車の車載用途 (BMS等) 向けの半導体リレーをラインアップしております。
車載用途は部品にも厳しい品質管理が求められます。
当社では、厳重な品質管理 (工程管理、使用条件の確認、品番ごとの個別管理) を行い、車載品質を実現しており、累計1億個以上を販売いたしました。
車載用途向けPhotoMOSリレーラインアップ
品番 | パッケージ | 接点構成 | 負荷電圧※1 (絶対最大定格) | 推奨負荷電圧※2 | 周囲温度 |
---|
使用 | 保存 |
---|
AQW216HAX C*8 | DIP 8 (SMD) | 2a | 600 V | 360 V | -40~+85°C ※3 | -40~+100°C ※3 |
---|
AQV219HAX C*9 | DIP 6 (SMD) | 1a | 900 V | 540 V |
---|
AQV258HAX C*9 | DIP 6 (SMD) | 1a | 1,500 V | 900 V |
---|
※1. 負荷電圧: ACの場合はピーク値
※2. 負荷電圧は絶対最大定格の 60% を推奨しております。絶対最大定格に対して十分なディレーティングを取り、実機にてご確認の上ご使用ください。
※3. -40~105°C の対応につきましては、当社営業担当までお問い合わせください。
※4. 上記以外の製品 (負荷電圧 60 V品等) もラインアップしておりますので、お気軽に当社営業担当までお問い合わせください。
▼ 詳細なカタログはこちら。
採用回路例
車載向けPhotoMOSリレーが実際の回路でどのような使われ方をしているか、まとめた資料です。ぜひご覧ください。
▼ BMS用途に使用されるPhotoMOSリレーについて、使い方を参考回路図とともに記載。
また、リレー以外のスイッチ、コネクタ等も含む車載向けアプリケーション全体は、こちらのWebページをご覧ください。
▼ 車載向けアプリケーション - リレー、コネクタ、スイッチ -
■ 車載用途のPhotoMOSリレーを選択するにあたって
車載用途においては、厳格な品質管理のために車載グレードのPhotoMOSリレーのご採用をお願いしております。
車載用途でPhotoMOSリレーをご使用になる場合は、それらの点をご留意いただき、当社営業担当までお問い合わせください。
■ スペックレビューについて (使用条件の確認)
車載用途においては、スペックレビューによる使用条件の確認が必要です。
これは、性能、品質、信頼性に問題が生じるのを防ぐために重要で必要なものです。
当社営業担当までお問い合わせください。
- 対象となる用途
- 品質および信頼性の目標レベル
- 負荷レベル、駆動方法などの回路情報
- 使用条件
- 故障した場合の影響、フェールセーフの仕組み
■ ディレーティング設計について
ディレーティングは、信頼性設計上において必要不可欠なものであり、製品寿命に関わる重大な要素になります。
絶対最大定格に対して十分なディレーティングを取り、実機にてご確認の上ご使用ください。
負荷電圧は絶対最大定格の 60% (またはそれ以下) で、負荷電流は絶対最大定格の 50% (またはそれ以下) にすることを推奨します。
お客様の責任において、保護回路や冗長回路などを設けて機器の安全設計を行うと同時に、安全性テストの実施をお願いします。
関連情報