小型セーフティビームセンサ [Type4] ST4
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基本情報
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用途
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種類・価格
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オプション
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仕様
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寸法図
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回路・接続
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使用上のご注意
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基本情報
広い場所からわずかな隙間まで
安全性と生産性の両立をサポート!
UL/C-UL,CE,TUV,UKCAを取得しています。
CE : 機械指令、EMC指令
UKCA:機械規則、EMC規則
-
制御カテゴリ:制御カテゴリ4に対応可能
特長
最長15mの長距離検出
防護柵の設置が困難な大型の装置での安全を確保します。
センサヘッドの直列接続と干渉防止が可能
防護エリアの高さと、数に応じてセンサヘッドとコントローラの台数を自由に調整できます。
光軸調整と動作確認が可能
遮光表示灯を投光器、受光器に搭載。動作確認に加え、光軸調整の表示灯として使用可能です。さらに入光量が150%を超え安定動作をしている場合、安定入光表示灯でお知らせします。
立ち上げ時の光軸調整とトラブル時の早期復旧を支援 [高機能タイプ ST4-C12EX]
直列接続時にセンサヘッドの入光状態を高機能コントローラST4-C12EXで確認可能。
また、ロックアウト時は異常なセンサヘッドを特定できます。
小型センサヘッドで省スペース
小型セーフティビームセンサST4シリーズは、Type4・長距離タイプとしては汎用ビームセンサ並みのコンパクトサイズを実現しました。
業界標準取り付けピッチ
汎用ビームセンサと同じ取り付けピッチですので、汎用ビームセンサからの置き換えが容易です。
保護構造IP67
保護構造IP67に適合。水がかかるラインでも安心して使用できます。
周囲のセンサへの干渉を抑える
投光ボリウムで減光できますので、周りにあるセンサへの干渉を抑制します。
PNP/NPNの両極出力対応
1機種でPNP/NPNの出力切り換えが可能ですので、登録品番の削減に貢献します。
簡単コネクタ接続
センサヘッドとの接続は簡単なコネクタ接続です。施工や交換の時間を短縮します。
トルク管理不要の簡単施工
端子台はスプリング式を採用。
端子の締め付けトルクの管理が不要です。
着脱式の端子台を採用
メンテナンス時に配線し直す手間がいりません。
半導体出力でランニングコスト削減!
安全出力に半導体出力を採用。定期的なセーフティリレーの交換が不要です。
エラー内容がひと目でわかる! [高機能タイプ ST4-C12EX]
万一トラブルが発生した場合も、制御出力をOFFしたうえで、エラー内容をデジタル表示でお知らせします。
3パターンのミューティング制御機能搭載で安全性と生産性を両立
[高機能タイプ ST4-C12EX]
センサヘッド・ミューティングセンサ・ミューティングランプをコントローラに直接接続し、ミューティング制御回路を簡単に構築することができます。
ミューティングパターンNo.1 印刷業界向け国際安全規格ISO 12643に準拠
印刷の工程にあわせ、ミューティングするエリアを可変。印刷機に最適なミューティング制御をご提案します。
ミューティングパターンNo.2
最上端のセンサヘッドのみ分割してミューティング制御を行ないます。
ミューティングパターンNo.3
ミューティングするエリアを2分割します。
ミューティング制御中のライン停止後もスムーズかつ安全に再始動! <オーバーライド機能搭載> [高機能タイプ ST4-C12EX]
ワークによりセンサヘッドが遮光された状態や、ミューティング条件が成立する前に非常停止した場合、一時的にすべてのセンサヘッドを無効化し、スムーズに再始動ができます。
様々な動作状態をお知らせ [高機能タイプ ST4-C12EX]
ユニットに接続されたミューティングランプが切れた場合、警報を出します。
また、ミューティング機能、オーバーライド機能、制御出力(OSSD)に連動した補助出力も装備しています。
補助出力 | 機能 | 動作 |
---|---|---|
補助出力1 | ミューティング出力 | ミューティング機能無効時ON |
補助出力2 | オーバーライド出力 | オーバーライド機能無効時ON |
補助出力3 | ランプ切れ出力 | ミューティングランプ正常時ON |
補助出力4 | モニタ出力 | 制御出力OFF時ON |
------------------------------ Tab2 showing ------------------------------
用途
------------------------------ Tab3 showing ------------------------------
種類・価格
センサヘッド
センサヘッドとコントローラは、必ずセットでご使用ください。
種類 | 形状 | 検出距離 (注1) | 型式名 (注2) | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|---|
ケーブル長0.2m | 0.1~15m | ST4-A1-J02 | 24,200円 | ||
投光ボリウム付 | ST4-A1-J02V | 25,100円 | |||
ケーブル長1m | ST4-A1-J1 | 27,400円 | |||
投光ボリウム付 | ST4-A1-J1V | 28,200円 |
(注1):検出距離は、投・受光器設置可能範囲を示します。
(注2):製品の銘板に記載されている型式名に"E"の記号がある機種は投光器、"D"の記号がある機種は受光器です。
コントローラ
センサヘッドとコントローラは、必ずセットでご使用ください。
------------------------------ Tab4 showing ------------------------------
オプション
品名 | 型式名 | 内容 | 標準価格 <税別> | ||
---|---|---|---|---|---|
延長 ケーブル | ST4-CCJ1E | ケーブル長1m 本体質量約55g(1本) | 投光器用 | ST4-A□を延長するときに使用します。 5芯シールドケーブル投・受光器用各1本 ケーブル色: 投光器用灰色、 受光器用灰色 (黒ライン入) コネクタ色: 投光器用灰色、 受光器用黒色 最小曲げ半径:R5mm | 1本 各5,600円 |
ST4-CCJ1D | 受光器用 | ||||
ST4-CCJ3E | ケーブル長3m 本体質量約130g(1本) | 投光器用 | 1本 各6,000円 | ||
ST4-CCJ3D | 受光器用 | ||||
ST4-CCJ5E | ケーブル長5m 本体質量約200g(1本) | 投光器用 | 1本 各6,800円 | ||
ST4-CCJ5D | 受光器用 | ||||
ST4-CCJ7E | ケーブル長7m 本体質量約270g(1本) | 投光器用 | 1本 各7,500円 | ||
ST4-CCJ7D | 受光器用 | ||||
ST4-CCJ15E | ケーブル長15m 本体質量約540g(1本) | 投光器用 | 1本 各10,200円 | ||
ST4-CCJ15D | 受光器用 | ||||
分岐 ケーブル | ST4-CCJ05-WY | ケーブル長0.5m 本体質量約80g(2本) | ST4-A□を直列接続するときに使用するY型コネクタ。 5芯シールドケーブル。 投・受光器用2本1セット ケーブル色: 投光器用灰色、 受光器用灰色 (黒ライン入) コネクタ色: 投光器用灰色、 受光器用黒色 最小曲げ半径:R5mm | 2本 14,100円 | |
センサ ヘッド 取付金具 | MS-CX-1 | 縦方向取付金具。投・受光器で、2式必要です。 | 1式320円 | ||
MS-ST4-3 | 背面方向取付金具。投・受光器で、2式必要です。 | 1式560円 | |||
MS-ST4-6 | 横方向保護取付金具。投・受光器で、2式必要です。 | 1式950円 | |||
丸型 スリット (注1) | OS-ST4-2 (スリットサイズø2mm) | 周囲にあるセンサへの干渉抑制を目的に光を減光させます。 | 検出距離 片側装着時:3m 両側装着時:0.75m | 1個 各590円 | |
OS-ST4-3 (スリットサイズø3mm) | 検出距離 片側装着時:4.5m 両側装着時:1.5m |
(注1):スリット装着時の検出物体はø9mm以上の不透明体です。
延長ケーブル
ST4-CCJ□
分岐ケーブル
ST4-CCJ05-WY
センサヘッド取付金具
|
|
|
丸型スリット
OS-ST4-2
OS-ST4-3
------------------------------ Tab5 showing ------------------------------
仕様
センサヘッド
種類 | ケーブル長0.2m | ケーブル長1m | |||
---|---|---|---|---|---|
投光ボリウム付 | 投光ボリウム付 | ||||
型式名 | ST4-A1-J02 | ST4-A1-J02V | ST4-A1-J1 | ST4-A1-J1V | |
適合規格 (注2) | IEC 61496-1/2 (JIS B 9704-1/2/ANSI/UL 61496-1/2) (タイプ4) 、ISO 13849-1:2015 (カテゴリ4、PLe) 、JIS B 9705-1 (カテゴリ4) 、IEC 61508-1~3 (SIL3) 、IEC 62061 (SIL3) 、JIS C 0508-1~3 (SIL3) 、UL 1998、OSHA 1910.212、OSHA 1910.217 (C) 、ANSI B11.1~B11.19、ANSI/RIA R15.06、ANSI/ISA S84.01 (SIL3) | ||||
適合規制および認証 (注2) | CEマーキング(機械指令、EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(機械規則、EMC規則、RoHS規則)、UL/c-ULリスティング認定、TÜV SÜD認証 | ||||
検出距離 | 0.1~15m (注3) | ||||
検出物体 | φ9mm以上の不透明体 | ||||
有効開口角 | 検出距離が3mを超える場合±2.5°以下 (IEC 61496-2/UL 61496-2による) | ||||
電源電圧 | コントローラから供給 | ||||
消費電流 | 投光器:11mA以下、受光器:9mA以下 | ||||
遮光表示灯 (注4) | 赤色LED (遮光時・ロックアウト時点灯、入光時消灯) | ||||
投光表示灯 | 緑色LED (投光時点灯、投光停止時消灯) | ||||
安定入光表示灯 | 緑色LED (安定入光時点灯、不安定入光時消灯) | ||||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67 (IEC) | |||
使用周囲温度 | -10~+55℃ (但し、結露および氷結しないこと) 、保存時:-25~+70℃ | ||||
使用周囲湿度 | 30~85%RH、保存時:30~95%RH | ||||
使用周囲照度 | 白熱ランプ:受光面照度3,500 Lx以下 | ||||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | ||||
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mmまたは最大加速度90m/s2 XYZ各方向2時間 | ||||
耐衝撃 | 耐久300m/s2 XYZ各方向3回 | ||||
投光素子 | 赤外LED (発光ピーク波長:870nm) | ||||
材質 | 本体ケース:PBT (ポリブチレンテレフタレート) 、レンズ:アクリル、表示カバー:アクリル | ||||
ケーブル | コネクタ付シールドケーブル0.2m付 | コネクタ付シールドケーブル1m付 | |||
ケーブル延長 | 別売の専用ケーブルにて投・受光器各全長50mまで延長可能 | ||||
質量 (投・受光器合計) | 本体質量:約45g、梱包質量:約60g | 本体質量:約100g、梱包質量:約140g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):コントローラST4-C11/ST4-C12EXと組み合わせた状態で規格に適合しています。
(注3):検出距離は、投・受光器設定可能範囲を示します。
(注4):同アドレスの投・受光器間の遮光情報を表します。OSSD出力を表すものではありません。
コントローラ
種類 | コントローラ | 高機能コントローラ | |
---|---|---|---|
型式名 | ST4-C11 | ST4-C12EX | |
組み合わせセンサヘッド | ST4-A□ | ||
直列接続台数 | 最大6セットまで接続し干渉防止が可能 (コントローラを最大の3台まで連結接続時は、18セットまで干渉防止が可能) | ||
適合規格 (注2) | IEC 61496-1/2 (JIS B9704-1/2/ANSI/UL 61496-1/2) (タイプ4) 、ISO 13849-1:2015 (カテゴリ4、PLe) 、JIS B 9705-1 (カテゴリ4) 、IEC 61508-1~3 (SIL3) 、IEC 62061 (SIL3) 、JIS C 0508-1~3 (SIL3) 、UL 1998、OSHA 1910.212、OSHA 1910.217 (C) 、ANSI B11.1~B11.19、ANSI/RIA R15.06、ANSI/ISA S84.01 (SIL3) | ||
適合規制および認証 (注2) | CEマーキング(機械指令、EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(機械規則、EMC規則、RoHS規則)、UL/c-ULリスティング認定、TÜV SÜD認証 | ||
電源電圧 | 24V DC+10-15 % リップルP-P10%以下 | ||
消費電流 | 100mA以下 (センサヘッドST4-A□の消費電流を除く) | 120mA以下 (センサヘッドST4-A□の消費電流を除く) | |
制御出力 (OSSD1、OSSD2) (注3) | PNPトランジスタ・オープンコレクタまたはNPNトランジスタ・オープンコレクタ2重化出力×1系統 (出力極性選択スイッチにて設定) <PNP出力選択時> ・最大流出電流:200mA ・印加電圧:電源電圧と同一 (制御出力-+V間) ・残留電圧:2.5V以下 (流出電流200mAにて) ・漏れ電流:200μA以下 (電源OFF時を含む) ・最大負荷容量:1μF (無負荷~最大流出電流まで) ・負荷配線抵抗:3Ω以下 (制御出力-負荷間) <NPN出力選択時> ・最大流入電流:200mA ・印加電圧:電源電圧と同一 (制御出力-0V間) ・残留電圧:2.0V以下 (流入電流200mAにて) ・漏れ電流:200μA以下 (電源OFF時を含む) ・最大負荷容量:1μF (無負荷~最大流入電流まで) ・負荷配線抵抗:3Ω以下 (制御出力-負荷間) | ||
動作モード (出力動作) | 接続しているST4-A□が全光軸入光時ON 接続しているST4-A□が1光軸以上遮光時OFF (ST4-C12EXの場合、ミューティング / オーバーライド制御中を除く ロックアウト時OFF | ||
保護回路 (短絡保護) | 装備 | ||
応答時間 | OFF応答:25ms以下、ON応答:90ms以下 (自動リセット) / 140ms以下 (手動リセット) | ||
補助出力 (注3) | PNPトランジスタ・オープンコレクタまたはNPNトランジスタ・オープンコレクタ (出力極性選択スイッチにて設定) ST4-C11:1出力 ST4-C12EX:4出力 <PNP出力選択時> ・最大流出電流:100mA ・印加電圧:電源電圧と同一 (補助出力-+V間) ・残留電圧:2.5V以下 (流出電流100mAにて) <NPN出力選択時> ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:電源電圧と同一 (補助出力-0V間) ・残留電圧:2.0V以下 (流入電流100mAにて) | ||
動作モード (出力動作) | 接続しているST4-A□が全光軸入光時OFF 接続しているST4-A□が1光軸以上遮光時ON | <補助出力1> ミューティング機能無効時ON、ミューティング機能有効時OFF <補助出力2> オーバーライド機能無効時ON、オーバーライド機能有効時OFF <補助出力3> ミューティングランプ正常時ON、ミューティングランプ異常時OFF <補助出力4> 制御出力 (OSSD1、OSSD2) の負論理 | |
保護回路 (短絡保護) | 装備 | ||
ミューティングランプ出力 (注3) | - | 使用可能なミューティングランプ:24V DC、1~10W | |
保護回路 (短絡保護) | 装備 | ||
PFHD(注4)/MTTFD(注5) | 下表参照 / 100年以上 | ||
耐 環 境 性 | 保護構造 | ケース部:IP40 (IEC) 、端子部:IP20 (IEC) | |
使用周囲温度/ 使用周囲湿度 | -10~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、 保存時:-25~+70℃ / 30~85%RH、保存時:30~95%RH | ||
耐電圧/ 絶縁抵抗 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 / DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||
耐振動/ 耐衝撃 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mmまたは最大加速度90m/s2 XYZ各方向2時間 / 耐久300m/s2 XYZ各方向3回 | ||
接続端子 | 着脱式スプリングケージ端子 | ||
配線ケーブル | 端子台コネクタ:0.2~1.5mm2 電源側コネクタ (A1、A2) :0.2~2.5mm2 (ST4-C12EXのみ) | ||
材質 | 本体ケース:ABS | ||
質量 | 本体質量:約180g、梱包質量:約390g | 本体質量:約240g、梱包質量:約450g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):センサヘッドST4-A□と組み合わせた状態で規格に適合しています。
(注3):制御出力(OSSD1、OSSD2)および補助出力、ミューティングランプ出力の合計電流が400mAを超える場合、コントローラと電源間のケーブル配線抵抗は1Ω以下にしてください。
また、合計電流が400mA以下の場合、コントローラと電源間のケーブル配線抵抗は2Ω以下にしてください。
(注4):PFHD(1時間当たりの危険側故障率)は、コントローラに接続したシングルビームセンサST4-A□の台数により異なります。
シングルビームセンサST4-A□接続台数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1台 | 2台 | 3台 | 4台 | 5台 | 6台 | ||
PFHD | ST4-C11の場合 | 4.79×10−10 | 6.53×10−10 | 8.27×10−10 | 1.00×10−10 | 1.18×10−10 | 1.35×10−10 |
ST4-C12EXの場合 | 4.96×10−10 | 6.70×10−10 | 8.45×10−10 | 1.02×10−10 | 1.19×10−10 | 1.37×10−10 |
(注5):MTTFDは、平均危険側故障時間です。
------------------------------ Tab6 showing ------------------------------
寸法図
単位mm
ST4-A□
センサヘッド
(注1):ST4-A□Vの投光器における投光ボリウムの位置を示します。
ST4-C11
コントローラ
ST4-C12EX
コントローラ
ST4-CCJ□
延長ケーブル(別売)
型式名 | A |
---|---|
ST4-CCJ1□ | 1,000 |
ST4-CCJ3□ | 3,000 |
ST4-CCJ5□ | 5,000 |
ST4-CCJ7□ | 7,000 |
ST4-CCJ15□ | 15,000 |
ST4-CCJ05-WY
分岐ケーブル(別売)
MS-CX-1
センサヘッド取付金具(別売)
材質:SUS304
M3(長さ12mm)座金組込ビス2本付属
MS-ST4-3
センサヘッド取付金具(別売)
材質:SUS304
M3(長さ12mm)座金組込ビス2本付属
MS-ST4-6
センサヘッド取付金具(別売)
材質:SUS304
M3(長さ12mm)座金組込ビス2本付属
------------------------------ Tab7 showing ------------------------------
回路・接続
ST4-C11
PNP出力で使用する場合
- 出力極性選択スイッチをPNP側に設定します。
(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ接続し直してください。
この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):投光停止入力は、開放時投光停止、短絡時投光です。
使用しない場合は、T1-T2間を短絡してください。
KA、KB:強制ガイド式リレー
またはマグネットコンタクタ
NPN出力で使用する場合
- 出力極性選択スイッチをNPN側に設定します。
(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ接続し直してください。
この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):投光停止入力は、開放時投光停止、短絡時投光です。
使用しない場合は、T1-T2間を短絡してください。
KA、KB:強制ガイド式リレー
またはマグネットコンタクタ
端子配列図
端子名 | 内容 |
---|---|
IL+ | 干渉防止端子 |
IL- | |
IU+ | 干渉防止端子 |
IU- | |
X1 | リセット入力端子 (X1-X2接続時:手動リセット X1-X3接続時:自動リセット) |
X2 | |
X3 | |
T1 | 投光停止入力端子 (開放:投光停止、短絡:投光) |
T2 | |
AUX | 制御出力(OSSD1、OSSD2)の負論理 |
OSSD1 | 制御出力(OSSD1、OSSD2) |
OSSD2 | |
A1 | 24V DC |
A2 | 0V |
ST4-C12EX
PNP出力で使用する場合
- 出力極性選択スイッチをPNP側に設定します。
(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ接続し直してください。
この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):投光停止入力は、開放時投光停止、短絡時投光です。
使用しない場合は、T1-T2間を短絡してください。
KA、KB:強制ガイド式リレー
またはマグネットコンタクタ
NPN出力で使用する場合
- 出力極性選択スイッチをNPN側に設定します。
(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ接続し直してください。
この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):投光停止入力は、開放時投光停止、短絡時投光です。
使用しない場合は、T1-T2間を短絡してください。
KA、KB:強制ガイド式リレー
またはマグネットコンタクタ
端子配列図
端子名 | 内容 |
---|---|
S+ | ミューティング入力用電源(24V) |
S-A | ミューティング入力S-A(NO接点またはPNP出力タイプセンサ) |
S-B | ミューティング入力S-B(NO接点またはNPN出力タイプセンサ) |
S- | ミューティング入力用電源(0V) |
S+ | ミューティング入力用電源(24V) |
S-C | ミューティング入力S-C(NO接点またはPNP出力タイプセンサ) |
S-D | ミューティング入力S-D(NO接点またはNPN出力タイプセンサ) |
S- | ミューティング入力用電源(0V) |
S+ | ミューティング入力用電源(24V) |
S-E | ミューティング入力S-E(NO接点またはPNP出力タイプセンサ) |
S-F | ミューティング入力S-F(NO接点またはNPN出力タイプセンサ) |
S- | ミューティング入力用電源(0V) |
AUX1 | 補助出力1(ミューティング機能) |
AUX2 | 補助出力2(オーバーライド機能) |
AUX3 | 補助出力3(ミューティングランプ切れ) |
AUX4 | 制御出力(OSSD1、OSSD2)の負論理 |
OSSD1 | 制御出力(OSSD1、OSSD2) |
OSSD2 | |
L1 | ミューティングランプ接続端子 |
L2 | |
A1 | 24V DC |
A2 | 0V |
IL+ | 干渉防止端子 |
IL- | |
IU+ | 干渉防止端子 |
IU- | |
O1 | オーバーライド入力端子 |
O2 | |
X1 | リセット入力端子 (X1-X2接続時:手動リセット X1-X3接続時:自動リセット) |
X2 | |
X3 | |
T1 | 投光停止入力端子(開放:投光停止、短絡:投光) |
T2 |
------------------------------ Tab8 showing ------------------------------
使用上のご注意
- 本装置を機械の始動装置として使用する「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格、規制をご参照ください。
- 日本国内で本装置をプレス安全用として使用しないでください。日本国内で使用するプレス機械には、セーフティライトカーテンSF4D-□-01をご使用ください。
- 本装置を海外に設置する場合は、OSHA 1910.212およびOSHA 1910.217(米国)、 EN ISO 13855(EU)などが適用されます。設置条件については、各国の法律および規格などをご確認ください。
光沢面の影響
- 本装置を設置する箇所に光沢面が存在する場合は、光沢面からの反射光が受光器に入光しないように本装置を設置するか、もしくは光沢面を加工(塗装・マスキング・粗面処理・材質の変更など)するかの対策を行なってください。光沢面への対策を行なわない場合、本装置が検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
- 金属製の壁、床、天井、ワークなどやカバー、パネル、ガラスなどの光沢面(光の反射率が高い面)から以下に示す距離A(m)以上離して本装置を設置してください。
投光器と受光器間の距離
(検出距離L)設置許容距離A 0.1~3mのとき 0.16m 3~15mのとき L/2×tan2θ=L×0.053(m)(θ=3°) (注1):本装置の有効開口角は、IEC 61496-2/UL 61496-2により±2.5°(L>3mにて)以下ですが、取り付け時の光軸ズレなどを考慮し、有効開口角を±3°と想定して、光沢のある面から離して設置してください。
<光沢面と投・受光器光軸間の設置許容距離>
取り付け
- センサヘッドを取り付ける際の締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。
- ST4-CCJ05-WYを取り付ける際の締め付けトルクは、0.7N・m以下としてください。また結束バンド(幅4mm以下)での固定も可能です。
配線
- 本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。また、接地障害等による危険な誤動作を発生させないよう考慮してください。
- 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、 必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- センサおよびコントローラ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- コントローラの端子台に使用する単線またはより線(リード線)は下記のものを推奨します。
・端子台コネクタ:0.2~1.5mm2(AWG24~AWG16)
・電源側コネクタ(A1、A2) (ST4-C12EXのみ):0.2~2.5mm2(AWG24~AWG12)
その他
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
- 本装置は、AGVなどの移動体設備には使用しないでください。
- 屋外で使用しないでください。
- 電源ユニットは、以下に示す項目を満足させてください。
- 使用する地域で認定されている電源ユニット。
- EMC指令、低電圧指令に適合した電源ユニット(CEマーキング適合が必要な場合)。
- EMC規則、低電圧規則に適合した電源ユニット(UKCAマーキング適合が必要な場合)。
- 低電圧指令に適合し、出力が100VA以下の電源ユニット。
- 市販のスイッチングレギュレータを使用するときは、フレームグランド(F.G.)端子を接地する。
- 出力保持時間が20ms以上の電源ユニット。
- サージが発生するときは、発生源にサージアブソーバを接続するなどの対策をとる。
- CLASS 2対応の電源ユニット(UL/cUL適合が必要な場合)。