超薄型セーフティライトカーテン[Type4 PLe SIL3] SF4C
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基本情報
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種類・価格
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オプション
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仕様
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寸法図
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回路・接続
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使用上のご注意
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基本情報
安全性と生産性を極める、この1枚
超薄型セーフティライトカーテン
UL,CE,CSA,TUV,UKCAを取得しています。
CE : 機械指令、EMC指令
UKCA:機械規則、EMC規則
UL、CSA : TÜV SÜD America Inc.による認証取得
特長
■安全にご使用いただくために
セーフティライトカーテンのご使用にあたり、システム全体で安全性を確立するために、以下の要求を満たした制御システムを構成してください。
>>セーフティライトカーテン使用上の注意事項について
スリム化でワイドに使える
セーフティライトカーテンのスリム化で装置の間口をワイドに使え、作業性が向上します。
安全距離を装置をもっと小さく![Fingerタイプ]
セーフティライトカーテンに依存する安全距離を、SF4CシリーズHandタイプ(SF4C-H□)に比べ84mm短縮でき、装置の奥行・ガードをコンパクトにすることができます。
※ISO 13855にて算出。機械の最大停止時間が41ms以上の場合。
※セーフティライトカーテンを100mm未満に設置することはできません。(ISO 13855)
多彩な用途で使えさらに装置をシンプルにできる[大型アプリ表示灯]
セーフティライトカーテン中央部の3面に配置された高輝度のLED表示灯は、外部入力にて点灯。作業指示灯を別途用意する必要がなくなり、装置がすっきりします。
※ SF4Cシリーズは、ハンディコントローラSFC-HC(別売)の使用で点灯条件を変更でき、大型アプリ表示灯入力線に関係なく内部動作に連動した点灯も可能です。
■アプリケーション
立ち上げ時間を短縮する光軸合わせ表示灯
セーフティライトカーテンの光軸を4等分して表示しますので入光位置がひと目でわかります。光軸合わせの基準となる最下端(または最上端)の光軸が合うとLEDが赤色点滅します。その後、光軸が合ったブロックが順次赤色点灯し、全光軸が入光すると全LEDが緑色点灯します。入光量表示灯(STB)も加わり、より安定した設置が可能になりました。
PNP/NPNの両極性に1品番で対応し登録品番を削減
1品番でPNPトランジスタ出力とNPNトランジスタ出力に対応。PNPの海外設備、NPNセンサの置き換え、プラス接地の工場、設備の海外移管など、全世界の制御回路に1品番で対応します。
軽量!
樹脂ボディのSF4Cは、従来のアルミケースタイプに比べ約45%の軽量化※を実現。装置取付面への負担軽減と、装置の搬送・海外輸出時における装置全体の軽量化に貢献します。
※ ケーブル部を除く
保護構造IP67
レーザ溶着工法により、このサイズの樹脂ボディでIP67(IEC)を実現しました。
光軸数に関係なく全機種が高速応答
SF4C-H□:7ms※/SF4C-F□:9ms※
安全距離の短縮と光軸数の違う機種ごとの安全距離の再計算工数を削減します。
※ SF4Cシリーズの安全入力に安全用センサ(セーフティライトカーテンなど)を接続した場合は、接続台数の合計時間となります。
干渉防止線なしで相互干渉を低減
ELCA(Extraneous Light Check & Avoid)機能により、
スキャンタイミングを自動的にシフトし干渉を避けます。
二次電池製造に最適な材質
SF4Cのボディは樹脂、取付金具はSUSと使用材質を限定しています。二次電池製造や食品製造機械に適します。
外乱光による誤動作を低減
ダブルスキャン方式・リトライ処理などにより、外乱光を抑制します。
安全性と生産性とコスト削減[ミューティング制御機能]
人体の検出時のみラインを停止させ、ワークの通過時はラインを止めないミューティング制御機能を、セーフティライトカーテン本体に内蔵。ミューティングセンサとミューティングランプをセーフティライトカーテンに直接接続することができます。さらに大型アプリ表示灯をミューティングランプとして使用することができるため配線トラブルなどを減少させ、安全性と生産性の向上とコストダウンを可能にします。
セーフティライトカーテン専用セーフティリレーユニット不要で安全回路を構築[外部デバイスモニタ機能]
セーフティライトカーテン本体に外部デバイスのモニタ機能(リレー溶着監視など)およびインタロック機能などセーフティリレーユニットの機能を内蔵しました。これにより、セーフティリレーユニットを使用しない安全回路の構築と、制御盤の小型化によるコストダウンを実現します。
専用ユニット無しで外部デバイス(セーフティリレーなど)を直結できるため、設置の簡略化とコストの削減、各種トラブルの回避などに効果的です。
セーフティリレー推奨商品のご案内
●セーフティリレー
パナソニック(株)製SFリレー
推奨品の詳細については、当社営業担当までお問い合わせください。
安全機器を接続し省配線[安全入力機能]
セーフティライトカーテン本体に非常停止スイッチやセーフティドアスイッチなどの接点出力を接続可能。またハンディコントローラSFC-HC(別売)の使用により、3セットまでのセーフティライトカーテンを渡り配線し、安全出力を集約することができます。
■各種安全機器をダイレクト接続
■ハンディコントローラSFC-HC(別売)の使用により3セットまでのセーフティライトカーテンを渡り配線可能(注1)
(注1):SF4CシリーズのVer.2.1以降からハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて設定可能です。
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種類・価格
【1】【2】 セーフティライトカーテン
Fingerタイプ 最小検出物体ø光軸14mm(10mmピッチ)
形状 | 検出距離(注1) | 型式名(注2)(注3) | 光軸数 | 検出幅 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|---|---|
1.中継コネクタタイプ | 2.ケーブルタイプ | |||||
0.1~3m | SF4C-F15-J05 | SF4C-F15 | 15 | 160mm | 各153,800円 | |
SF4C-F23-J05 | SF4C-F23 | 23 | 240mm | 各176,900円 | ||
SF4C-F31-J05 | SF4C-F31 | 31 | 320mm | 各202,600円 | ||
SF4C-F39-J05 | SF4C-F39 | 39 | 400mm | 各229,400円 | ||
SF4C-F47-J05 | SF4C-F47 | 47 | 480mm | 各262,300円 | ||
SF4C-F55-J05 | SF4C-F55 | 55 | 560mm | 各288,000円 | ||
SF4C-F63-J05 | SF4C-F63 | 63 | 640mm | 各314,800円 |
Handタイプ 最小検出物体ø光軸25mm(20mmピッチ)
形状 | 検出距離(注1) | 型式名(注2)(注3) | 光軸数 | 検出幅 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|---|---|
1.中継コネクタタイプ | 2.ケーブルタイプ | |||||
0.1~3m | SF4C-H8-J05 | SF4C-H8 | 8 | 160mm | 各60,800円 | |
SF4C-H12-J05 | SF4C-H12 | 12 | 240mm | 各75,400円 | ||
SF4C-H16-J05 | SF4C-H16 | 16 | 320mm | 各90,100円 | ||
SF4C-H20-J05 | SF4C-H20 | 20 | 400mm | 各104,700円 | ||
SF4C-H24-J05 | SF4C-H24 | 24 | 480mm | 各119,400円 | ||
SF4C-H28-J05 | SF4C-H28 | 28 | 560mm | 各132,800円 | ||
SF4C-H32-J05 | SF4C-H32 | 32 | 640mm | 各146,200円 |
(注1):検出距離は、投・受光器間の設置可能範囲を示します。
(注2):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
(注3):製品の銘板に記載されている型式名に"E"の記号がある機種は投光器、"D"の記号がある機種は受光器です。
【3】【4】接続ケーブル
【3】片側コネクタ付
形状 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|
SFB-CC3-MU | ケーブル長3m 本体質量約430g(2本) | 中継コネクタタイプ用片側コネクタ付ケーブル 投・受光器用2本1セット、 ケーブル色: 投光器用灰色 受光器用灰色(黒ライン入) コネクタ色: 投光器用灰色、受光器用黒色 最小曲げ半径:R6mm | 19,500円 | |
SFB-CC7-MU | ケーブル長7m 本体質量約1,000g(2本) | 26,000円 | ||
SFB-CC10-MU | ケーブル長10m 本体質量約1,300g(2本) | 39,000円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
【4】両側コネクタ付
種類 | 形状 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|---|
投光器用 | SFB-CCJ3E-MU | ケーブル長3m 本体質量約190g(1本) | 中継コネクタタイプ用両側コネクタ付ケーブル ケーブル色: 投光器用灰色 受光器用灰色(黒ライン入) コネクタ色: 投光器用灰色、受光器用黒色 最小曲げ半径:R6mm | 11,700円 | |
SFB-CCJ10E-MU | ケーブル長10m 本体質量約660g(1本) | 18,200円 | |||
受光器用 | SFB-CCJ3D-MU | ケーブル長3m 本体質量約210g(1本) | 11,700円 | ||
SFB-CCJ10D-MU | ケーブル長10m 本体質量約680g(1本) | 18,200円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
保守部品( セーフティライトカーテンに付属)
品名 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|
標準取付金具 | MS-SFC-1 | M5六角穴付ボルト1本でセーフティライトカーテンを背面方向に取り付けます。金具の取付方向は、上下方向と左右方向(デッドスペースレス)が選択可能。 (投・受光器用4個1セット)(注2) | 2,100円 |
テストロッドø14 | SF4C-TR14 | 日常点検用最小検出物体(ø14mm)。 | 2,600円 |
テストロッドø25 | SF4C-TR25 | 日常点検用最小検出物体(ø25mm) | 2,600円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。
標準取付金具
MS-SFC-1
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オプション
取付金具
品名 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|
NA2-N 互換取付金具 | MS-SFC-2 | エリアセンサNA2-NシリーズをSF4Cシリーズに置き換える場合に使用。NA2-Nシリーズの取付加工穴を流用します。M6六角穴付ボルトでセンタ取り付けも可能。 (投・受光器用4個1セット)(注2) | 2,100円 |
多用途金具 | MS-SFC-3 | 2通りの取り付けが可能です。 (1)光軸調整を行なえる背面取り付け。 (2)アルミフレームにデッドスペースレスにてセンタ取り付け。 (投・受光器用4個1セット)(注2) | 2,600円 |
多用途金具用 中間保持金具 | MS-SFC-4 | セーフティライトカーテンを中間で保持するための金具です。多用途金具MS-SFC-3(別売)をSF4C-F55(-J05)、SF4C-F63(-J05)、SF4C-H28(-J05)、SF4C-H32(-J05)に使用する場合、必ずご購入ください。 (投・受光器用2個1セット)(注2) | 2,000円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。
NA2-N互換取付金具
多用途金具
<背面取付時>
多用途金具用中間保持金具
MS-SFC-4
コントロールユニット
品名 | 形状 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|---|
薄型 コントロール ユニット | SF-C13 | バラ線ケーブルでセーフティライトカーテンと接続。 リレー出力。 制御カテゴリ4まで対応可能。 | 34,200円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
セーフティリレー推奨品のご案内
型式名:SFリレースリムタイプ
ご注意:推奨品の詳細については、当社営業担当までお問い合わせください。
種類 | LED表示灯あり | |
---|---|---|
型番 | SFS3-L-DC24V | SFS4-L-DC24V |
ご注文品番 | AG1S132 | AG1S142 |
接点構成 | 3a1b | 4a2b |
定格制御容量 | 6A/250V AC、6A/30V DC | |
最小適用負荷 | 1mA/5V DC | |
コイル定格 | 15mA/24V DC | 20.8mA/24V DC |
定格消費電力 | 360mW | 500mW |
動作時間 | 20ms以下 | |
復帰時間 | 20ms以下 | |
使用周囲温度 | -40~+85℃(湿度5~85%RH) | |
適合認証 | 韓国Sマーク、UL/c-UL、TÜV |
Y型コネクタ
種類 | 形状 | 型式名(注1) | 内容 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|---|
省配線 Y型コネクタ | SFC-WY1 | SF4C-H□-J05/SF4C-F□-J05用省配線コネクタ。投光器・受光器のケーブルを1本に集約し、省配線を実現します。 配線は+24V、0V、OSSD1、OSSD2、出力極性設定線(シールド)、大型アプリ表示灯入力1、大型アプリ表示灯入力2のみ。本体質量約40g [電源線や同期線等はコネクタ内部で結線されています。インタロックは無効(自動リセット)となります。] | 11,700円 | ||
片側コネクタ 付ケーブル | WY1-CCN3 | ケーブル長3m 本体質量約200g(1本) | Y型コネクタ用接続ケーブル | 7,800円 | |
WY1-CCN10 | ケーブル長10m 本体質量約620g(1本) | 15,600円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
Y型コネクタの使用で、電源や安全出力など必要最小限の線だけをケーブル1本に集約。最小限の配線工数で済みます。
施工時間の大幅軽減と、配線ミスを解消します。
コントロールユニットSF-C13接続図
<PNP出力(マイナス接地)で使用する場合>
・セーフティライトカーテン制御出力OSSD1とOSSD2をそれぞれS1、S2へ接続します。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):使用しないリード線は、絶縁処理を行なってください。
<NPN出力(プラス接地)で使用する場合>
・セーフティライトカーテン制御出力OSSD1とOSSD2をそれぞれS4、S2へ接続し、プラス側を接地します。
(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ接続し直してください。この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。
(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。
(注3):使用しないリード線は、絶縁処理を行なってください。
ハンディコントローラ
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
中継コネクタタイプ
ケーブルタイプ
金属保護ケース
適用光軸数 | 金属保護ケース (投・受光器用2個1セット) | ||
---|---|---|---|
SF4C-F□ | SF4C-H□ | 型式名(注1) | 標準価格 <税別> |
15 | 8 | MS-SFCH-8 | 6,500円 |
23 | 12 | MS-SFCH-12 | 8,100円 |
31 | 16 | MS-SFCH-16 | 9,700円 |
39 | 20 | MS-SFCH-20 | 11,200円 |
47 | 24 | MS-SFCH-24 | 12,800円 |
55 | 28 | MS-SFCH-28 | 14,300円 |
63 | 32 | MS-SFCH-32 | 15,600円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
MS-SFCH-12/16/20/24/28/32
MS-SFCH-8
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仕様
セーフティライトカーテン個別仕様
SF4C-F□
種類 | 最小検出物体ø14mm(光軸10mmピッチ) | |||
---|---|---|---|---|
型式名 | 中継コネクタ タイプ | SF4C-F15-J05 | SF4C-F23-J05 | SF4C-F31-J05 |
ケーブル タイプ | SF4C-F15 | SF4C-F23 | SF4C-F31 | |
光軸数 | 15 | 23 | 31 | |
検出幅 | 160mm | 240mm | 320mm | |
消費電流 | 大型アプリ 表示灯 消灯時 | 投光器:70mA以下 受光器:80mA以下 | 投光器:75mA以下 受光器:85mA以下 | |
大型アプリ 表示灯 点灯時 | 投光器:105mA以下 受光器:110mA以下 | 投光器:110mA以下 受光器:115mA以下 | ||
PFHD | 1.35×10-9 | 1.79×10-9 | 2.23×10-9 | |
MTTFD | 100年以上 | |||
本体質量 (投・受光器 合計) | 中継コネクタ タイプ | 約210g | 約270g | 約340g |
ケーブル タイプ | 約600g | 約670g | 約730g |
種類 | 最小検出物体ø14mm(光軸10mmピッチ) | ||||
---|---|---|---|---|---|
型式名 | 中継コネクタ タイプ | SF4C-F39 -J05 | SF4C-F47 -J05 | SF4C-F55 -J05 | SF4C-F63 -J05 |
ケーブル タイプ | SF4C-F39 | SF4C-F47 | SF4C-F55 | SF4C-F63 | |
光軸数 | 39 | 47 | 55 | 63 | |
検出幅 | 400mm | 480mm | 560mm | 640mm | |
消費電流 | 大型アプリ 表示灯 消灯時 | 投光器:80mA以下 受光器:90mA以下 | 投光器:85mA以下 受光器:95mA以下 | ||
大型アプリ 表示灯 点灯時 | 投光器:115mA以下 受光器:120mA以下 | 投光器:120mA以下 受光器:125mA以下 | |||
PFHD | 2.67×10-9 | 3.12×10-9 | 3.56×10-9 | 4.00×10-9 | |
MTTFD | 100年以上 | ||||
本体質量 (投・受光器 合計) | 中継コネクタ タイプ | 約400g | 約470g | 約540g | 約600g |
ケーブル タイプ | 約800g | 約860g | 約930g | 約1,000g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。PFHDは1時間当たりの危険側故障率、MTTFDは平均危険側故障時間です。
SF4C-H□
種類 | 最小検出物体ø25mm(光軸20mmピッチ) | |||
---|---|---|---|---|
型式名 | 中継コネクタ タイプ | SF4C-H8-J05 | SF4C-H12-J05 | SF4C-H16-J05 |
ケーブル タイプ | SF4C-H8 | SF4C-H12 | SF4C-H16 | |
光軸数 | 8 | 12 | 16 | |
検出幅 | 160mm | 240mm | 320mm | |
消費電流 | 大型アプリ 表示灯 消灯時 | 投光器:70mA以下 受光器:85mA以下 | 投光器:70mA以下 受光器:90mA以下 | |
大型アプリ 表示灯 点灯時 | 投光器:120mA以下 受光器:135mA以下 | 投光器:120mA以下 受光器:140mA以下 | ||
PFHD | 8.59×10-10 | 1.09×10-9 | 1.30×10-9 | |
MTTFD | 100年以上 | |||
本体質量 (投・受光器 合計) | 中継コネクタ タイプ | 約240g | 約300g | 約360g |
ケーブル タイプ | 約630g | 約700g | 約760g |
種類 | 最小検出物体ø25mm(光軸20mmピッチ) | ||||
---|---|---|---|---|---|
型式名 | 中継コネクタ タイプ | SF4C-H20 -J05 | SF4C-H24 -J05 | SF4C-H28 -J05 | SF4C-H32 -J05 |
ケーブル タイプ | SF4C-H20 | SF4C-H24 | SF4C-H28 | SF4C-H32 | |
光軸数 | 20 | 24 | 28 | 32 | |
検出幅 | 400mm | 480mm | 560mm | 640mm | |
消費電流 | 大型アプリ 表示灯 消灯時 | 投光器:75mA以下 受光器:95mA以下 | 投光器:80mA以下 受光器:100mA以下 | ||
大型アプリ 表示灯 点灯時 | 投光器:120mA以下 受光器:145mA以下 | 投光器:120mA以下 受光器:150mA以下 | |||
PFHD | 1.53×10-9 | 1.74×10-9 | 1.97×10-9 | 2.17×10-9 | |
MTTFD | 100年以上 | ||||
本体質量 (投・受光器 合計) | 中継コネクタ タイプ | 約420g | 約490g | 約550g | 約610g |
ケーブル タイプ | 約820g | 約880g | 約950g | 約1,000g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。PFHDは1時間当たりの危険側故障率、MTTFDは平均危険側故障時間です。
セーフティライトカーテン共通仕様
種類 | 最小検出物体ø14mmタイプ | 最小検出物体ø25mmタイプ | |
---|---|---|---|
型式名 | 中継コネクタタイプ | SF4C-F□-J05 | SF4C-H□-J05 |
ケーブルタイプ | SF4C-F□ | SF4C-H□ | |
適 合 規 格 | 国際規格 | IEC 61496-1/2(タイプ4)、ISO 13849-1:2015(カテゴリ4、PLe)、IEC 61508-1~3(SIL3) | |
日本 | JIS B 9704-1/2(タイプ4)、JIS B 9705-1(カテゴリ4)、JIS C 0508(SIL3) | ||
欧州(注2) | EN 61496-1(タイプ4)、EN ISO 13849-1:2015(カテゴリ4、PLe)、EN 61508-1~3(SIL3)、EN 55011、EN 50178、EN 61000-6-2 | ||
北米(注3) | ANSI/UL 61496-1/2(タイプ4)、ANSI/UL 508、UL 1998(クラス2)、CAN/CSA 61496-1/2(タイプ4)、 CAN/CSA C22.2 No.14、OSHA 1910.212、OSHA 1910.217(C)、ANSI B11.1~B11.19、ANSI/RIA 15.06 | ||
適合規制および認証 | CEマーキング(機械指令、EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(機械規則、EMC規則、RoHS規則)、TÜV SÜD認証、TÜV SÜD認証(米国・カナダ) | ||
検出距離(注4) | 0.1~3m | ||
光軸ピッチ | 10mm | 20mm | |
最小検出物体(注5) | φ14mmの不透明体 | φ25mmの不透明体 | |
有効開口角 | 検出距離が3mのとき±2.5°以下(IEC 61496-2、ANSI/UL 61496-2による) | ||
電源電圧 | 24V DC+10-15% リップルP-P10%以下 | ||
制御出力 (OSSD 1、OSSD 2) | PNPトランジスタ・オープンコレクタ/NPNトランジスタ・オープンコレクタ(切換式) <PNP出力選択時> ・最大流出電流:200mA ・印加電圧:電源電圧と同一(制御出力-+V間) ・残留電圧:2.5V以下(流出電流200mAにて、ケーブル長10m時) ・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む) ・最大負荷容量:1μF(無負荷~最大流出電流まで) ・負荷配線抵抗:3Ω以下 <NPN出力選択時> ・最大流入電流:200mA ・印加電圧:電源電圧と同一(制御出力-0V間) ・残留電圧:2.5V以下(流入電流200mAにて、ケーブル長10m時) ・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む) ・最大負荷容量:1μF(無負荷~最大流入電流まで) ・負荷配線抵抗:3Ω以下 | ||
動作モード(出力動作) | 全光軸入光時ON、1光軸以上遮光時OFF(セーフティライトカーテン内部異常時および同期信号異常時もOFFとなります。)(注6)(注7) | ||
保護回路(短絡保護) | 装備 | ||
応答時間 | OFF応答9ms以下、ON応答90ms以下 | OFF応答7ms以下、ON応答90ms以下 | |
補助出力 (非安全出力) | PNPトランジスタ・オープンコレクタ/NPNトランジスタ・オープンコレクタ(切換式) <PNP出力選択時> ・最大流出電流:100mA ・印加電圧:電源電圧と同一(補助出力-+V間) ・残留電圧:2.5V以下(流出電流100mAにて、ケーブル長10m時) <NPN出力選択時> ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:電源電圧と同一(補助出力-0V間) ・残留電圧:2.5V以下(流入電流100mAにて、ケーブル長10m時) | ||
動作モード(出力動作) | 制御出力 ON時OFF、制御出力 OFF時ON [出荷時設定。ハンディコントローラSFC-HC(別売)にて動作モードの変更可能。] | ||
保護回路(短絡保護) | 装備 | ||
ELCA機能 | 装備(自動で干渉を低減) | ||
テスト入力機能 | 装備 | ||
インタロック機能 | 装備[手動リセット/自動リセット(注8)] | ||
外部デバイスモニタ機能 | 装備 | ||
安全入力機能 | 装備(安全用接点) | ||
ミューティング機能 | 装備 | ||
オーバーライド機能 | 装備 | ||
大型アプリ表示灯機能 | 装備 | ||
オプション機能(注9) | フィックスブランキング機能、フローティングブランキング機能、 補助出力切換機能、安全入力機能(安全用センサ)、 大型アプリ表示灯設定変更機能、インタロック設定変更機能、 外部デバイスモニタ設定変更機能、ミューティング設定変更機能、 オーバーライド設定変更機能、プロテクト機能 | ||
汚損度 / 使用標高 | 3 / 2,000m以下(注10) | ||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67/IP65(IEC) | |
使用周囲温度 | -10~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-25~+60℃ | ||
使用周囲湿度 | 30~85%RH、保存時:30~85%RH | ||
使用周囲照度 | 白熱ランプ:受光面照度5,000 ℓx以下 | ||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | ||
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | ||
耐衝撃 | 耐久300m/s2(約30G) XYZ各方向3回 | ||
投光素子 | 赤外LED(発光ピーク波長:855nm) | ||
材質 | 本体ケース:ポリカーボネートアロイ、検出面:ポリカーボネートアロイ、MS-SFC-1(標準取付金具):SUS | ||
ケーブル | 中継コネクタタイプ | 0.15mm2(電源線は0.2mm2) 12芯コネクタ付耐熱PVCケーブル0.5m付 | |
ケーブルタイプ | 0.15mm2(電源線は0.2mm2) 12芯耐熱PVCケーブル5m付 | ||
ケーブル延長 | 中継コネクタタイプ | 別売の接続ケーブルにて投・受光器各全長最大40.5mまで延長可能 | |
ケーブルタイプ | 0.2mm2以上のケーブルにて投・受光器各全長40.5mまで延長可能(注11)(注12) | ||
付属品 | MS-SFC-1(標準取付金具):1セット、 SF4C-TR14(テストロッド):1本 | MS-SFC-1(標準取付金具):1セット、 SF4C-TR25(テストロッド):1本 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):機械指令に関しては、第三者認証機関TÜV SÜDによる型式認証を取得しています。
(注3):米国/カナダ規格においては、第三者認証機関TÜV SÜDによるCTÜVUSマークを取得しています。
(注4):検出距離は、投・受光器設置可能範囲を示します。
(注5):フローティングブランキング機能を使用した場合、最小検出物体の大きさが変化します。
(注6):ミューティング中は、光軸を遮光してもOFFしません。
(注7):ブランキング機能が有効の場合、動作モードが変わります。
(注8):配線により、手動リセット/自動リセットの切り換えが可能です。
(注9):オプション機能を使用する場合、ハンディコントローラSFC-HC(別売)が必要です。
(注10):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。
(注11):ミューティングランプを使用する場合は、全長30.5m以下(投・受光器各)となるようにケーブルを延長してください。
(注12):同期+線(橙)および同期-線(橙/黒)を専用ケーブル以外で延長する場合、0.2mm2以上のシールド付ツイストペアケーブルをご使用ください。
コントロールユニット (SF-C13)
コントロールユニットの仕様詳細については、 セーフティライトカーテン専用コントロールユニット SF-C10 仕様をご参照ください。
ハンディコントローラ
型式名 | SFC-HC |
---|---|
電源電圧 | 24V DC+10-15% リップルP-P10%以下(セーフティライトカーテン電源と共用) |
消費電流 | 65mA以下 |
通信方式 | RS-485双方向通信(専用手順) |
デジタル表示灯 | 4桁赤色LED表示×2(選択光軸、設定内容などを表示) |
FUNCTION表示灯 | 緑色LED×9(機能設定時点灯) |
機能 | フィックスブランキング機能/フローティングブランキング機能/ 補助出力切換機能/安全入力設定変更機能/ 大型アプリ表示灯設定変更機能/ミューティング設定変更機能/ インタロック設定変更機能/外部デバイスモニタ設定変更機能/ オーバーライド設定変更機能60s/プロテクト機能 |
使用周囲温度 | -10〜+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、 保存時:-25〜+70℃ |
使用周囲湿度 | 30〜85%RH、保存時:30〜85%RH |
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 |
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 |
ケーブル | 12芯コネクタ付シールドケーブル0.5m付(2本) |
質量 | 本体質量:約200g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
------------------------------ Tab5 showing ------------------------------
寸法図
単位mm
SF4C-F□ SF4C-H□
セーフティライトカーテン
取付金具装着図
図は、標準取付金具MS-SFC-1(付属)を装着した場合です。
<センタ取り付け>
<デッドスペースレス取り付け>
(注1):上図は、SF4C-H□・表示灯部の寸法です。
SF4C-F□の場合、下図のようにデジタルエラー表示灯(赤色)の位置が異なります。
また、SF4C-F15(-J05)には、デジタル表示灯(赤色)は装備されていません。
<中継コネクタタイプSF4C-□-J05のコネクタ部>
型式名 | A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|---|
SF4C-F15(-J05) | SF4C-H8(-J05) | 140 | 160 | 172 | 184 | 130 |
SF4C-F23(-J05) | SF4C-H12(-J05) | 220 | 240 | 252 | 264 | 210 |
SF4C-F31(-J05) | SF4C-H16(-J05) | 300 | 320 | 332 | 344 | 290 |
SF4C-F39(-J05) | SF4C-H20(-J05) | 380 | 400 | 412 | 424 | 370 |
SF4C-F47(-J05) | SF4C-H24(-J05) | 460 | 480 | 492 | 504 | 450 |
SF4C-F55(-J05) | SF4C-H28(-J05) | 540 | 560 | 572 | 584 | 530 |
SF4C-F63(-J05) | SF4C-H32(-J05) | 620 | 640 | 652 | 664 | 610 |
型式名 | F | G |
---|---|---|
SF4C-F□(-J05) | 10 | ø5 |
SF4C-H□(-J05) | 20 |
(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。
取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。
SF4C-F□ SF4C-H□
セーフティライトカーテン
取付金具装着図
図は、多用途金具MS-SFC-3(別売)と多用途金具用中間保持金具MS-SFC-4(別売)を装着した場合です。
<背面取り付け>
<デッドスペースレス取り付け>
(注1):MS-SFC-4は、下記の機種を使用時に必ず取り付けてください。
・SF4C-F55(-J05)、SF4C-F63(-J05)
・SF4C-H28(-J05)、SF4C-H32(-J05)
(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。
取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。
型式名 | 中間保持 金具 | A | A' | B | B' | C | D | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SF4C-F15(-J05) | SF4C-H8(-J05) | - | 175 | 116 | - | - | 190 | 160 |
SF4C-F23(-J05) | SF4C-H12(-J05) | - | 255 | 196 | - | - | 270 | 240 |
SF4C-F31(-J05) | SF4C-H16(-J05) | - | 335 | 276 | - | - | 350 | 320 |
SF4C-F39(-J05) | SF4C-H20(-J05) | - | 415 | 356 | - | - | 430 | 400 |
SF4C-F47(-J05) | SF4C-H24(-J05) | - | 495 | 436 | - | - | 510 | 480 |
SF4C-F55(-J05) | SF4C-H28(-J05) | ○ | 575 | 516 | 233~338 | 209~309 | 590 | 560 |
SF4C-F63(-J05) | SF4C-H32(-J05) | ○ | 655 | 596 | 278~378 | 249~349 | 670 | 640 |
MS-SFC-1
標準取付金具(付属)
材質:SUS304
本体質量:約32g(4個)
梱包質量:約35g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]
MS-SFC-2
NA2-N互換取付金具(別売)
材質:SUS304
本体質量:約36g(4個)
梱包質量:約40g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]
MS-SFC-3
多用途金具(別売)
材質:SUS304
本体質量:約75g(4個)
梱包質量:約90g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]
MS-SFC-4
多用途金具用中間保持金具(別売)
材質:SUS304
本体質量:約40g(2個)
梱包質量:約60g
金具2個1セット
MS-SFCH-□
金属保護ケース(別売)
材質:アルミニウム
装着図
図は、セーフティライトカーテンに金属保護ケース(MS-SFCH-□)を装着した場合です。
型式名 | A | B | C | D | E | F | 本体質量(2個) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MS-SFCH-8 | 190 | 180 | 175 | 172 | 162 | 26 | 約160g |
MS-SFCH-12 | 270 | 260 | 255 | 252 | 242 | 35 | 約240g |
MS-SFCH-16 | 350 | 340 | 335 | 332 | 322 | 35 | 約340g |
MS-SFCH-20 | 430 | 420 | 415 | 412 | 402 | 35 | 約420g |
MS-SFCH-24 | 510 | 500 | 495 | 492 | 482 | 35 | 約520g |
MS-SFCH-28 | 590 | 580 | 575 | 572 | 562 | 35 | 約600g |
MS-SFCH-32 | 670 | 660 | 655 | 652 | 642 | 35 | 約700g |
SFB-CC□-MU
片側コネクタ付接続ケーブル(別売)
SFB-CCJ□-MU
両側コネクタ付接続ケーブル(別売)
SFC-WY1
Y型コネクタ
WY1-CCN3
WY1-CCN10
接続ケーブル
SFC-HC
ハンディコントローラ(別売)
SF-C13
コントロールユニット(別売)
------------------------------ Tab6 showing ------------------------------
回路・接続
入・出力回路図
<PNP出力で使用する場合>
※ S1、S2
スイッチS1
- テスト入力/リセット入力
手動リセットの場合
Vs~Vs-3.5V(流入電流5mA以下):OFF(注1)
開放:ON
自動リセットの場合
Vs~Vs-3.5V(流入電流5mA以下):ON(注1)
開放:OFF
スイッチS2 - インタロック設定入力、オーバーライド入力、ミューティング入力1/2、
大型アプリ表示灯入力1/2
Vs~Vs-3.5V(流入電流5mA以下):有効(注1)
開放:無効
(注1):Vsは、使用している電源電圧です。
<NPN出力で使用する場合>
※ S1、S2
スイッチS1
- テスト入力/リセット入力
手動リセットの場合
0~+2.5V(流出電流5mA以下):OFF
開放:ON
自動リセットの場合
0~+2.5V(流出電流5mA以下):ON
開放:OFF スイッチS2 - インタロック設定入力、オーバーライド入力、ミューティング入力1/2、
大型アプリ表示灯入力1/2
0~+2.5V(流出電流5mA以下):有効
開放:無効
接続例
基本配線:最小限の動作のみ
- 投光器と受光器を各1台ずつ対向させた一般的な接続方法です。制御出力(OSSD、OSSD2)は遮光状態になるとOFFし、入光状態になると自動的にONします。補助出力は、外部デバイスモニタ機能を無効にするために使用しています。補助出力に外部機器を接続することはできません。
<PNP出力で使用する場合>
インタロック機能 | 無効(自動リセット) |
---|---|
外部デバイスモニタ機能 | 無効 |
補助出力 | 使用不可 |
出力極性設定線 | PNP |
安全入力 | 無効 |
<NPN出力で使用する場合>
インタロック機能 | 無効(自動リセット) |
---|---|
外部デバイスモニタ機能 | 無効 |
補助出力 | 使用不可 |
出力極性設定線 | NPN |
安全入力 | 無効 |
------------------------------ Tab7 showing ------------------------------
- インタロック機能を使用する場合、危険領域に作業者がいないことを必ず確認してください。このことに起因して死亡または重傷を負うおそれがあります。
インタロック有効(手動リセット)
- 本装置が入光しても制御出力(OSSD1、OSSD2)が自動的にONしません。本装置が入光状態のときにリセット[テスト入力/リセット入力を開放→0Vまたは+Vに短絡→開放]することで、制御出力(OSSD1、OSSD2)がONします。
- リセットボタンは、常に危険領域全体が把握でき、かつ危険領域外で操作できる場所に設置してください。
インタロック無効(自動リセット)
- 本装置が入光したときに制御出力(OSSD1、OSSD2)が自動的にONします。
- 本装置を自動リセットで使用する場合、安全出力遮断後のシステムの自動復帰をセーフティリレーユニットなどで防止してください。(EN 60204-1より)
- ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて、インタロック条件を変更することが可能です。
テスト入力機能
- 投光器の光が入光している状態で受光器の制御出力(OSSD1、OSSD2)を強制的にON/OFFさせ、正常に動作していることをチェックする機能です。
- テスト入力/リセット入力線(桃)の配線により、ON/OFFの選択ができます。
インタロック機能有効(手動リセット)の場合
インタロック機能無効(自動リセット)の場合
- テスト入力有効時は、制御出力(OSSD1、OSSD2)がOFFとなります。
- 本機能を用いることにより不要な外来ノイズによる誤動作や制御出力(OSSD1、OSSD2)および補助出力の異常を装置側でも確認することが可能となります。
- PNP出力使用時の場合、テスト入力/リセット入力線(桃)を+Vへ接続(手動リセットの場合は開放)すると通常動作に復帰します。
- NPN出力使用時の場合、テスト入力/リセット入力線(桃)を0Vへ接続(手動リセットの場合は開放)すると通常動作に復帰します。
- テスト入力機能は、本装置を設置している機械を停止させる目的で使用しないでください。死亡または重 傷を負うおそれがあります。
大型アプリ表示灯機能
- 大型アプリ表示灯入力1線(灰)または大型アプリ表示灯入力2線(灰/黒)の配線により、大型アプリ表示灯の点灯/消灯の選択が可能です。
- 大型アプリ表示灯入力1線(灰)または大型アプリ表示灯入力2線(灰/黒)を補助出力線(黄緑/黒)またはミューティングランプ出力線(赤)のいずれかに配線することにより、各出力と連動させることができます。
- ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて、大型アプリ表示灯の動作(点灯/点滅/消灯)設定を変更することが可能です。
補助出力(非安全出力)
- 本装置は非安全用途として、補助出力(黄緑/黒)を装備しています。補助出力は投光器に装備されています。
補助出力の設定 | 通常動作 | ロックアウト | ||
---|---|---|---|---|
投光停止 | 制御出力(OSSD1、OSSD2)状態 | |||
入光 | 遮光 | |||
OSSDの負論理 (出荷時の設定) | ON | OFF | ON | ON |
(注1):外部デバイスモニタ機能を無効にする場合は、補助出力を使用できません。
- 補助出力を装置の停止を目的として使用しないでください。死亡または重傷を負うおそれがあります。
- ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて、大型アプリ表示灯の動作(点灯/点滅/消灯)設定を変更することが可能です。
各部の名称と機能
投光器
<SF4C-F□(-J05)>
(注1):SF4C-F15(-J05) にはデジタルエラー表示灯(赤色)は装備されていません。
<SF4C-H□(-J05)>
投光器
名称 | 機能 |
---|---|
動作表示灯 (赤色/緑色)(OSSD)(注1) | 動作時:点灯 [但し、制御出力(OSSD1/2)に連動] 制御出力(OSSD1/2)OFF時:赤色点灯 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 |
テスト入力表示灯 (橙色)〔TEST〕 | テスト入力有効時:点灯 テスト入力無効時:消灯 |
安全入力2表示灯 (橙色)〔S2〕 | 安全入力1有効時:点灯 安全入力1無効時:消灯 |
安全入力1表示灯 (橙色)〔S1〕 | 安全入力2有効時:点灯 安全入力2無効時:消灯 |
(注):本体には、〔 〕内の名称が表記されています。
(注1):動作表示灯は、制御出力(OSSD1/2)のON/OFFに連動して表示灯の色が変化するため、本体への表記は「OSSD」になっています。
受光器
<SF4C-F□(-J05)>
(注1):SF4C-F15(-J05) にはデジタルエラー表示灯(赤色)は装備されていません。
<SF4C-H□(-J05)>
受光器
名称 | 機能 |
---|---|
OSSD表示灯 (赤色/緑色)(OSSD) | 制御出力(OSSD1/2)OFF時:赤色点灯 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 |
機能設定表示灯 (橙色)〔FUNCTION〕 | ハンディコントローラ接続時:点滅 ブランキング機能有効時:点灯(注1) |
インタロック表示灯 (黄色)〔NTERLOCK〕 | インタロック有効時:点灯 インタロック無効時:消灯 |
ミューティング入力1表示灯 (橙色)〔MU1〕 | ミューティング入力1有効時:点灯 ミューティング入力1無効時:消灯 |
ミューティング入力2表示灯 (橙色)〔MU2〕 | ミューティング入力2有効時:点灯 ミューティング入力2無効時:消灯 |
(注):本体には、〔 〕内の名称が表記されています。
(注1):ブランキング機能は、ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて設定します。
投・受光器共通
名称 | 機能 | |
---|---|---|
大型アプリ表示灯 (赤色/緑色)(注1) | 大型アプリ表示灯入力1有効時:赤色点灯 大型アプリ表示灯入力2有効時:緑色点灯 無効時:消灯 | |
入光量表示灯 (橙色/緑色)〔STB〕 | 安定入光時:緑色点灯 不安定入光時:橙色点灯 遮光時:消灯(注2) | |
光軸合わせ表示灯 (赤色/緑色)〔RECEPTION〕 | A | 本装置の上部全光軸入光時:赤色点灯 本装置の最上端光軸入光時:赤色点滅 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 |
B | 本装置の中上部全光軸入光時:赤色点灯 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 | |
C | 本装置の中下部全光軸入光時:赤色点灯 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 | |
D | 本装置の下部全光軸入光時:赤色点灯 本装置の最下端光軸入光時:赤色点滅 制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯 | |
デジタルエラー表示灯(赤色) | ロックアウト時に異常内容を点灯表示 | |
異常表示灯(黄色)〔FAULT〕 | 異常時:点灯または点滅 | |
PNP表示灯(橙色)〔PNP〕 | PNP出力設定時:点灯 | |
NPN表示灯(橙色)〔NPN〕 | NPN出力設定時:点灯 |
(注):本体には、〔 〕内の名称が表記されています。
(注1):ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いて大型アプリ表示灯の動作(点灯/点滅/消灯)設定を変更することができます。
(注2):遮光時とは、検出領域内に遮光物が存在する状態をいいます。
- 本装置を「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格、規制をご参照ください。
- 本装置を日本国内でプレス安全用として使用しないでください。日本国内で使用するプレス機械・シャー(紙断裁機)にはSF4D-□-01をご使用ください。
- このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず製品の取扱説明書をお読みください。
- 出荷時に投・受光器で調整してありますので、 投光器と受光器は同じシリアルNo.の組み合わせでご使用ください。シリアルNo.は、 投光器および受光器の銘板(型式名の下側)に表記されています。
- 必ず、安全のため始業点検を行なってください。
- 本装置は非常停止装置により、動作サイクルの途中で急停止できない機械には、使用しないでください。
出力波形 [制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時]
- 本装置が入光状態(ON状態)のとき、受光器は出力回路の自己診断を行ないますので、出力トランジスタは周期的にOFF状態になります。(下図参照)OFF信号がフィードバックされると、受光器は出力回路を正常と判断します。また、OFF信号がフィードバックされないと、受光器は出力回路または配線の異常と判断し、制御出力(OSSD1、OSSD2)はOFF状態を保持します。
- 本装置のOFF信号で、機械が誤動作するおそれがありますので、本装置に接続する機械の入力応答時間に留意して、接続してください。
下記の機能の詳細・注意事項は取扱説明書(マニュアル)をご確認下さい。
また、ご使用の際には取扱説明書(マニュアル)をよくお読みになり、正しくご使用下さい。
- 安全入力機能
- 外部デバイスモニタ機能
- ミューティング機能
- オーバーライド機能
その他
- 本装置は、工業環境に使用する目的で開発/製造された装置です。
- 本装置は、AGVなどの移動体設備には使用しないでください。
- 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
- 屋外で使用しないでください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
- 本装置は樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。
ハンディコントローラについて
- 本装置は、ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いることにより各種機能設定が可能です。機能の中には、最小検出物体の大きさなど安全距離に関わる内容が変化するものがあります。各機能を設定する際には、安全距離の再計算を行ない安全距離以上の空間をあけて設置してください。充分な空間をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
ハンディコントローラSFC-HC(別売)を用いる機能設定に関する詳細については、
ハンディコントローラの取扱説明書をご参照ください。
トラブルシューティング簡易確認シート
デジタルエラー表示灯 | 確認内容 |
---|---|
誤配線。 大きなノイズを受けている。 ハンディコントローラの設定ミス。 | |
投・受光器の光軸数間違い。 | |
<投光器側が点灯> インタロック設定入力線(薄紫)およびテスト入力/リセット 入力線(桃)の配線ミス。 <受光器側が点灯> 外乱光が入光している。 相互干渉している。 | |
<投光器側が点灯> 安全入力1(灰)、安全入力2(灰/黒)の配線ミス。 <受光器側が点灯> 制御出力1(黒)、制御出力2(白)の配線ミス。 | |
出力極性設定線(シールド)の配線ミス。 断線。他線との短絡。 | |
<外部デバイスモニタ機能使用時> 接続した外部デバイス(セーフティリレー等)の配線ミス。 溶着。仕様範囲外。 <外部デバイスモニタ機能無効時> 補助出力線(黄緑/黒)と外部デバイスモニタ入力線(黄緑) を接続していない。 補助出力線(黄緑/黒)が断線・短絡している。 SFC-HCで補助出力の設定を変更している。 | |
電源の配線・電圧・容量の異常。 | |
<投光器側が点灯> ミューティングランプ出力線(赤)の配線ミス。 ミューティングランプが仕様範囲外。 ミューティングランプ出力回路の異常。 <受光器側が点灯> 制御出力1(黒)、制御出力2(白)の配線ミス。 制御出力1(黒)、制御出力2(白)に過電流が流れている。 | |
投光器がロックアウトしている。 | |
ノイズなどの影響を受けている。 内部回路が故障している。 | |
同期+線(橙)、同期-線(橙/黒)の配線ミス。 相手側のセーフティライトカーテン異常。 | |
受光器がロックアウトしている。 | |
自動リセット選択時に、テスト入力/リセット入力線(桃)が 開放になっている。 手動リセット選択時に、テスト入力/リセット入力線(桃)が 0Vまたは+Vに接続されている。 |
※ 詳細については、取扱説明書をご参照ください。
光沢面の影響
- 本装置を設置する箇所に光沢面が存在する場合は、光沢面からの反射光が受光器に入光しないように本装置を設置するか、もしくは光沢面を加工(塗装・マスキング・粗面処理・材質の変更など)するかの対策を行なってください。光沢面への対策を行なわない場合、本装置が検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
- 機械の危険部へ到達するには、必ず検出領域を通過する構造にしてください。また、機械の危険部で作業をする場合は、人体の一部もしくは全部が、検出領域内に残る構造にしてください。人体が検出されないと、死亡または重傷を負うおそれがあります。
- 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
- 1つの投光器(受光器)に対向して複数の受光器(投光器)を接続することはできません。
- 安全距離を正確に計算し、機械の危険部と本装置の検出領域との間に、必ず安全距離以上の間隔をあけて設置してください。(計算式については、最新の規格にてご確認ください。)安全距離の計算方法を間違えた場合や、充分な間隔をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
- 実際にシステム設計をする前には、本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。
- SF4Cシリーズの最小検出物体の大きさは、フローティングブランキング機能を使用するか否かで変わります。正しい最小検出物体の大きさと正しい計算式で、安全距離を計算してください。
フローティングブランキング機能使用時の最小検出物体の大きさ未設定 設定(注1) 1光軸 2光軸 3光軸 SF4C-F□ ø14mm ø24mm ø34mm ø44mm SF4C-H□ ø25mm ø45mm ø65mm ø85mm
(注1):フローティングブランキング機能については、カタログをご参照ください。
→カタログ ダウンロード
- 人体が本装置の検出領域に垂直に侵入(通常)するとき、次に示す計算式を使用して安全距離を算出します。
侵入方向が垂直ではないときは必ず関連規格(地域、機械の規格など)をご確認ください。
EN ISO 13855 / ISO 13855 / JIS B 9715の場合
検出領域に対して進入方向が垂直の場合
<最小検出物体がø40mm以下の場合>
- 計算式(1) S=K×T+C
S:安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K:人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。
T:装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4C:本装置の応答時間(s)
C:本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)
- 安全距離Sを算出するときには、下記のように5つの場合分けがあります。
まず、前記計算式にK=2,000(mm/s)として計算します。そのときの計算結果を1)S<100、2)100≦S≦500、3)S>500の3つの場合分けをします。計算結果が3)S>500になった場合は、もう一度前記計算式にK=1,600(mm/s)として再計算します。そのときの計算結果を4)S≦500、5)S>500の2つの場合分けをします。詳細については、取扱説明書をご参照ください。 - 本装置を「PSDIモード」で使用する場合は、適切な安全距離Sを算出する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格・規制をご参照ください。
<最小検出物体がø40mmより大きい場合>
- 計算式(1) S=K×T+C
S:安全距離(mm)
K:人体または物体の進入速度(mm/s)
1,600(mm/s)にて計算します。
T:装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4C:本装置の応答時間(s)
C:本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
C=850(mm)(一定)
ANSI B11.19の場合
- 計算式(2) S=K×(TS+TC+TSF4C+Tbm)+Dpf
S:安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K:侵入速度[OSHAによる推奨値は、63(inch/s)≒1,600(mm/s)]です。
侵入速度Kは、ANSI B11.19では定義されていません。適用するKの値を決定する際には、オペレータの身体能力を含むあらゆる要因を考慮してください。
TS:最終的に停止する制御要素(エアバルブなど)から測定した機械の停止時間(s)
TC:機械のブレーキを作動させるのに要する機械制御回路の最大応答時間(s)
TSF4C:本装置の応答時間(s)
bm:ブレーキモニタにより許容される追加停止時間(s)
機械がブレーキモニタを装備している場合は、下記 計算式となります。
Tbm=Ta-(TS+TC)
Ta:ブレーキモニタ設定時間(s)
機械がブレーキモニタを装備していない場合は、(TS+TC)の20%以上を追加停止時間とすることをお奨めします。
Dpf:本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
Dpf=61.2mm(SF4C-H□)、
23.8mm(SF4C-F□)
[Dpf=3.4×(d-0.276)(inch)≒3.4×(d-7)(mm)
d:最小検出物体の直径0.985(inch)≒25(mm)(SF4C-H□)
最小検出物体の直径0.522(inch)≒14(mm)(SF4C-F□)]