ON/OFF入力センサコントローラ NPS(終了品)
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使用上のご注意
受注終了
終了時期
2023年09月29日
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

仕様
種類 | DINレール対応 | |||
---|---|---|---|---|
汎用 | 高機能 | センサ2台接続用 | ||
型式名 | NPS-C7 | NPS-CT7 | NPS-C7W | |
接続可能なセンサ | NPNトランジスタ出力、リレー出力のビームセンサおよび近接センサなど | |||
電源電圧 | 100-240V AC±10% | |||
消費電力 | 6VA以下 | |||
センサ用 供給電源 | 電圧 | 12V DC±10%(短絡保護装備) | ||
電流 | 150mA MAX. | 130mA MAX. | 120mA MAX. | |
出力 | リレー接点1c ・開閉容量:250V 3A AC(抵抗負荷) ・電気的寿命:10万回以上 (定格負荷、開閉頻度1,800回/時) ・機械的寿命:1,000万回以上 (開閉頻度36,000回/時) NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:30V DC以下(出力-0V間) ・残留電圧:1V以下(流入電流100mA にて) 0.4V以下(流入電流16mA にて) | リレー接点1c 2系統 ・開閉容量:250V 3A AC(抵抗負荷) ・電気的寿命:10万回以上 (定格負荷、開閉頻度1,800回/時) ・機械的寿命: 1,000万回以上 (開閉頻度36,000回/時) | ||
出力動作 | 正動作/逆動作 切換スイッチにて選択 | |||
応答時間 | リレー接点:約10ms NPNトランジスタ・オープンコレクタ:5μs以下 | 約10ms | ||
表示灯 | 電源 | 赤色LED(通電時点灯) | ||
出力(注2) | 赤色LED(出力ON時点灯) | |||
センサ信号入力 | − | 赤色LED(センサ信号入力有効時点灯) | − | |
外部同期入力 | − | 赤色LED(外部同期入力有効時点灯) | − | |
外部同期機能 | 期間同期装備 | 期間同期および微分同期装備 | − | |
タイマ機能 | − | 3機能切換式タイマ装備 (タイマ時間:40ms~1s←→0.4s ~10s 切換スイッチにて選択) | − | |
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | -10~+50℃(但し、結露および氷結しないこと)、 保存時:-30~+70℃ | ||
使用周囲湿度 | 35~85%RH、保存時:35~85%RH | |||
耐電圧 | AC1,500V 1分間 電源・出力間 | |||
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて10MΩ以上 電源・出力間 | |||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | |||
耐衝撃 | 耐久100m/s2 (約10G) XYZ各方向2回 | |||
材質 | ケース:ABS、端子台:PBT(ガラス繊維入) | |||
接続方式 | 端子台接続式 | |||
質量 | 本体質量:約160g | |||
付属品 | ショート金具:1個、NPS-CV(保護カバー):1個、短絡防止板:1個、 調整ドライバ:1本(NPS-CT7のみ) |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):NPS-C7Wは、センサ1出力表示灯およびセンサ2出力表示灯の2つの出力表示灯を装備しています。
寸法図
単位mm
NPS-口
(注1):図は、NPS-CT7 の場合です。
各寸法は、NPS-C7、NPS-C7Wについても同様です。
(注2):上面の調整パネル面は機種により異なります。
付属保護カバー装着図
回路・接続
NPS-C7
NPS-CT7
入・出力回路図
端子配列図
(注1):NPS-C7、NPS-CT7のオープンコレクタ出力は、応答時間が5μsと非常に高速です。そのため、入力に有接点信号(リレー、マイクロスイッチなど)を加えると接点のバウンドによりチャタリングを起こす場合がありますので、ご注意ください。特にタイマ使用時には注意が必要です。
NPS-C7W
入・出力回路図
端子配列図
使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の装置には使用しないでください。
- 人体保護を目的とする装置には、OSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
各部の名称と機能
名 称 | 内 容 | |
---|---|---|
1 | 電源表示灯 (赤色LED) | 通電時点灯。 |
2 | 出力表示灯 (赤色LED) | 出力ON時に点灯。 |
3 | センサ1出力表示灯 (赤色LED) | |
4 | センサ2出力表示灯 (赤色LED) | |
5 | センサ信号入力 切換スイッチ | 出力動作を切り換えます。![]() NORM.:センサ信号入力がLow時に出力ON。 |
6 | センサ1出力動作 切換スイッチ | 出力動作を切り換えます。![]() NORM.:センサ信号入力がLow時に出力ON。 |
7 | センサ2出力動作 切換スイッチ | |
8 | センサ信号入力表示灯 (赤色LED) | センサ信号入力の状態を表示します。 5センサ信号入力切換スイッチの状態により異なります。 INV.:センサ信号入力がHigh時に点灯。 NORM.:センサ信号入力がLow時に点灯。 |
9 | 外部同期入力表示灯 (赤色LED) | 外部同期入力の状態を表示します。 外部同期入力が、出力を阻止しない状態のときに点灯します。 |
10 | 外部同期動作 切換スイッチ | 外部同期の動作を切り換えます。![]() NORM.:外部同期入力がLow時に出力を阻止。 |
11 | 期間同期/ 微分同期 切換スイッチ | 外部同期を瞬時に有効とするか、一定期間内を有効とするかを切り換えます。![]() ![]() ![]() |
12 | タイマ時間 切換スイッチ | タイマ時間を切り換えます。![]() 10sec:約0.4s~約10s可変 |
13 | タイマ動作 切換スイッチ | タイマ動作を切り換えます。![]() |
14 | タイマボリウム | タイマ時間を設定します。 |
15 | 端子台 | ー |
ブロック図(コントローラの動作内容を簡単に説明してあります。実際の回路とは多少異なります。)
NPS-C7
NPS-C7W
NPS-CT7
タイマ機能について(NPS-CT7のみ)
- NPS-CT7には便利な3つのタイマ機能が内蔵されています。
- オンディレイ(OND)
<機能>短時間の検出を無効にします。
<用途>ラインの詰まり状態検出など、通過に要する時間の長いもののみを検出する場合に便利です。
- オフディレイ(OFD)
<機能>出力信号を一定時間延長します。
<用途>接続機器の応答時間が遅く、検出時間がそれを満足しない場合に最適です。
- ワンショット(OSD)
<機能>検出時から一定時間幅の信号を出力します。
<用途>接続機器の入力条件により、信号時間が一定でなくてはならない場合に最適。もちろん短時間の信号を必要な時間幅に延長するという用途にも有効です。
その他多彩な応用が可能です。
切換スイッチとタイマ動作
外部同期機能について(NPS-C7、NPS-CT7のみ)
- 期間同期
外部同期入力が、Low時〔切換スイッチNORM.側(注1)〕またはHigh時〔切換スイッチINV.側(注1)〕に出力を阻止します。
(注1):NPS-C7は切換スイッチを装備していませんので、外部同期入力がLow時のみ出力を阻止します。
- 微分同期(NPS-CT7のみ)
外部同期入力信号の立ち上がりまたは立ち下がりの瞬間に判定します。今までコントローラを2台必要としたキャップの有無検出などに威力を発揮します。
(例):ビンのキャップ有無検出


(注1):出力時間 t は約5μsと非常に短い信号ですから、オフディレイまたはワンショットタイマにより出力時間を長くしてご使用ください。
取り付け
- 本体をビスにて取り付ける場合はM4のビスを使用し、締め付けトルクは0.78N・m以下としてください。
配線
- 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 短絡防止板について

AC電源の短絡を防止するため、短絡防止板を付属しています。
電源を接続する場合には短絡防止板を上に開き、1番端子を接続した後閉じてください。
(短絡防止板は納品時に装着されています。)
- ショート金具について
AC電源とリレー接点出力の負荷用電源を同じ電源から取る場合、付属のショート金具を使用すると、配線本数を少なくできます。
(ショート金具は納品時に装着されていますので、別電源をご使用になる場合には、必ず外してください。)
接続例
- 適用圧着端子寸法
(単位:mm)
Y 型 | 丸 型 |
---|---|
![]() | ![]() |
(注1):絶縁チューブ付のものをご使用ください。
推奨圧着端子:呼び1.25-3.0
- NPS-C7、NPS-CT7のNPNトランジスタ・オープンコレクタ出力には、短絡保護回路を装備していません。電源あるいは容量負荷を直接接続しないでください。
- NPS-C7、NPS-CT7のNPNトランジスタ・オープンコレクタ出力は、応答時間が5μsと非常に高速です。そのため、入力に有接点信号(リレー、マイクロスイッチなど)を加えると、接点のバウンドによりチャタリングを起こす場合がありますので、ご注意ください。
- 高圧線や動力線との並行配線や同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
その他
- 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。