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基本情報
ライターサイズの超小型ボディで狭いスペースへの設置が可能
UL : レコグニション認定
W24×H70×D8mmの超小型サイズ。
部品箱のわずかなスペースにも取り付けが可能です。
超小型ボディに約50mm幅の作業指示灯を搭載。
明るく見やすいため、離れたところからでもスムーズに確認できます。
シンクロビーム・スキャニング方式の採用により、同期線が不要。配線工数が削減できます。また、同期線が不要にもかかわらず3種類の投光周波数に切り換えられるため、縦に3セットまでの密着取り付けが可能です。
多段の部品棚でも相互干渉による誤動作がありません。(横方向密着取り付けは2セットまで)
工具などの衝突からセンサを保護する保護金具を用意しました(別売)。
黒色塗装で作業指示灯の視認性アップにも貢献します。
取付穴と光軸が製品のセンタで一直線に並んでいるため、設計が簡単。M4ナット取り付けにより、施工もラクに行なえます。
側面・下面の2方向にケーブルを引き出すことができるため、センサの設置状況に合わせてフレキシブルに対応できます。
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種類・価格
| 種類 | 形状 | 検出距離 (注1) | 型式名 (注2) | 出力 | 標準価格 <税別> |
|---|---|---|---|---|---|
| NPN出力 | 
| 30～300mm | NA1-PK3 | NPNトランジスタ オープンコレクタ | 各31,800円 |
| PNP出力 | NA1-PK3-PN | PNPトランジスタ オープンコレクタ |
(注1)： 検出距離は、投・受光器設定可能範囲を示します。
(注2)： 製品の銘板に記載されている型式名に"P"の記号がある機種は投光器、"D"の記号がある機種は受光器です。
(例)NA1-PK3の投光器：NA1-PK3P、NA1-PK3の受光器：NA1-PK3D
ケーブル長5mタイプ、中継コネクタタイプ
ケーブル長5mタイプ(標準は2m)、中継コネクタタイプ(標準はケーブルタイプ)を用意しています。
・型式名一覧表
| 種類 | 標準タイプ | ケーブル長5mタイプ | 中継コネクタタイプ (注1) |
|---|---|---|---|
| NPN出力タイプ | NA1-PK3 | NA1-PK3-C5 | NA1-PK3-J |
| PNP出力タイプ | NA1-PK3-PN | NA1-PK3-PN-C5 | NA1-PK3-PN-J |
| 標準価格<税別> | 各33,000円 | 各39,100円 | |
(注1)： 中継コネクタタイプは、別途接続ケーブルをご購入ください。
・接続ケーブル(2本必要です)
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センサ保護金具
MS-NA3-3
金具2個1セット
[M4(長さ15mm)座金組込ビス4本、ナット4個付属]
Y型コネクタ
SL-WY
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仕様
| 種類 | NPN出力 | PNP出力 | |
|---|---|---|---|
| 型式名 | NA1-PK3 | NA1-PK3-PN | |
| 検出幅 | 49.2mm | ||
| 検出距離(注2) | 30～300mm | ||
| 光軸ピッチ | 24.6mm | ||
| 光軸数 | 3光軸 | ||
| 検出物体 | φ29mm以上の不透明体(完全遮光物体) | ||
| 電源電圧 | 12～24V DC±10% リップルP-P10%以下 | ||
| 消費電流 | 投光器：30mA以下、受光器： 50mA以下 | ||
| 出力 | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流：100mA ・印加電圧：30V DC以下 (出力-0V間) ・残留電圧：1V以下(流入電流100mAにて) 0.4V以下(流入電流16mAにて) | PNPトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流出電流：100mA ・印加電圧：30V DC以下 (出力-+V間) ・残留電圧：1V以下(流出電流100mAにて) 0.4V以下(流出電流16mAにて) | |
| 出力動作 | 1光軸以上遮光時ONまたはOFF 切換スイッチにて選択 | ||
| 短絡保護 | 装備 | ||
| 応答時間 | 10ms以下(干渉防止機能使用時：30ms以下) | ||
| 表 示 灯 | 投光器 | 電源表示灯：緑色LED(通電時点灯) 作業指示灯：橙色LED (作業指示灯入力Low時点灯) | 電源表示灯：緑色LED(通電時点灯) 作業指示灯：橙色LED (作業指示灯入力High時点灯) |
| 受光器 | 動作表示灯：赤色LED(出力ON時点灯) 安定入光表示灯：緑色LED (全光軸安定入光時点灯) 作業指示灯：橙色LED (作業指示灯入力Low時点灯) | 動作表示灯：赤色LED(出力ON時点灯) 安定入光表示灯：緑色LED (全光軸安定入光時点灯) 作業指示灯：橙色LED (作業指示灯入力High時点灯) | |
| 干渉防止機能 | 装備(3台まで密着取り付け可能) | ||
| 耐 環 境 性 | 保護構造 | IP62(IEC)、防滴形 | |
| 使用周囲温度 | -10～+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時：-20～+70℃ | ||
| 使用周囲湿度 | 35～85%RH、保存時：35～85%RH | ||
| 使用周囲照度 | 白熱ランプ：受光面照度3,000ℓx以下 | ||
| 耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | ||
| 絶縁抵抗 | DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||
| 耐振動 | 耐久10～150Hz 複振幅0.75mm(MAX.5G) XYZ各方向2時間 | ||
| 耐衝撃 | 耐久500m/s2(約50G) XYZ各方向3回 | ||
| 投光素子 | 赤外LED(シンクロビーム・スキャニング方式) | ||
| 材質 | ケース：耐熱ABS、レンズカバー：アクリル、表示カバー：アクリル | ||
| ケーブル | 0.2mm2 4芯(投光器は3芯)耐油キャブタイヤケーブル2m付 | ||
| ケーブル延長 | 0.3mm2 以上のケーブルにて投・受光器各全長100mまで延長可能 | ||
| 質量 | 本体質量：投・受光器各約50g | ||
(注1)： 指定のない測定条件は、使用周囲温度=+23℃です。
(注2)： 検出距離は、投・受光器設定可能範囲を示します。
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寸法図
単位mm
NA1-PK3
NA1-PK3-PN
センサ
MS-NA3-3
センサ保護金具(別売)
(注1)：投・受光器兼用です。
材質：SPCC(黒色クロメート)
金具2個1セット
[M4(長さ15mm)座金組込ビス4本、ナット4個付属]
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NPN出力タイプ
入・出力回路図
(注1): 出力（黒）は、投光器には装備されていません。
(注2): 中継コネクタタイプに接続ケーブルを接続した場合、リード線の色は"白"になります。
(注3): 作業指示灯を大型動作表示灯として使用する場合は、投・受光器の作業指示灯入力線（桃）を受光器の出力線（黒）に接続してください。
※ 1
コネクタピン配置図（中継コネクタタイプ）
(注1): 投光器は、無接続となります。
(注2): Y型コネクタSL-WY（別売）のピン配置は受光器と同じになります。
PNP出力タイプ
入・出力回路図
(注1): 出力（黒）は、投光器には装備されていません。
(注2): 中継コネクタタイプに接続ケーブルを接続した場合、リード線の色は"白"になります。
(注3): 作業指示灯を大型動作表示灯として使用する場合は、投・受光器の作業指示灯入力線（桃）を受光器の出力線（黒）に接続してください。
※ 1
コネクタピン配置図（中継コネクタタイプ）
(注1): 投光器は、無接続となります。
(注2): Y型コネクタSL-WY（別売）のピン配置は受光器と同じになります。
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検出特性
平行移動特性
角度特性
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各部の名称
取り付け
- M4座金組込ビスとM4ナットを使用し、締め付けトルクは0.5N・m以下としてください。
（ビスとナットは、別途ご用意ください。）
出力動作の選択
- 受光器の動作/周波数切換スイッチを操作して出力動作を選択できます。
（必ず電源を切った状態で設定してください。）
| 動作/周波数切換スイッチ状態 | 出力動作 | |
|---|---|---|
| L-ON |  | 1光軸以上遮れば出力OFF |
| D-ON |  | 1光軸以上遮れば出力ON |
(注1): 受光器の出力動作と周波数の切り換えは、同じスイッチで行ないます。
出力動作を設定する際は、投・受光器の周波数を必ず合わせてください。
(注2): 動作/周波数切換スイッチが周波数1、2、3以外のポジションに設定されている場合、受光器はD-ON・周波数1の状態となります。
ケーブルの引き出し方向について
- 投・受光器のケーブル引き出し方向を揃えてください。逆にすると入光状態になりません。
干渉防止機能について
- 異なる投・受光周波数に設定することにより、3セットのセンサを図のように接近した状態で使用することができます。
- 但し、下図のようにセンサを横方向に密着取り付けする場合は、2セットまでとしてください。
投・受光周波数の設定
- センサ1の投・受光器の周波数を周波数1同士、センサ2の投・受光器の周波数を周波数2同士、センサ3の投・受光器の周波数を周波数3同士に合わせてください。
（必ず電源を切った状態で設定してください。）
(注1): 受光器の周波数と出力動作の切り換えは、同じスイッチで行ないますので、ご注意ください。
(注2): 周波数切換スイッチおよび動作/周波数切換スイッチが周波数1、2、3以外のポジションに設定されている場合、投光器： 周波数1、受光器： D-ON・周波数1の状態となります。
配線
- 配線作業と切換スイッチの操作は、必ず電源を切った状態で行なってください。
- 誤配線をすると、故障の原因となります。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド（F.G.）端子を接地してください。
- センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器（スイッチングレギュレータ、インバータモータなど）をご使用の場合は、機器のフレームグランド（F.G.）端子を必ず接地してください。
- ケーブル延長は、0.3mm2以上のケーブルにて投・受光器各全長100mまで可能です。但し、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- 直流電源には、必ず絶縁トランスをご使用ください。オートトランス（単巻トランス）をご使用になると、本体や電源を破損することがあります。
- 使用電源にサージが発生する場合は、発生源にサージアブソーバを接続してサージを吸収してください。
その他
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 電源投入時の過渡的状態（0.5s）を避けてご使用ください。
- 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- スイッチの切り換えにはマイナスドライバが必要です。
（先端形状2.5×0.6mm） - 屋外で使用しないでください。