金属2枚重なり検出器 GD(終了品)
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受注終了
終了時期
2023年09月29日
本商品は受注を終了いたしました。
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

仕様
センサヘッド
種類 | 小部品検出用 | 高精度検出用 | 長距離検出用 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
型式名 | GD-3 | GD-10 | GD-20 | |||||
組み合わせ コントローラ | GD-C3 | GD-C1、GD-C2、GD-C3 | GD-C1、GD-C2 | |||||
検出距離 (センサヘッド間距離) | 10mm以下 | 30mm以下 | 70mm以下 | |||||
判別可能な板厚 (注2) | 標準検出物体: 20×20mm | 標準検出物体: 80×80mm | 標準検出物体: 200×200mm | |||||
設定距離 | 5mm | 10mm | 20mm | 30mm | 35mm | 70mm | ||
材質 | 組み合わせ コントローラ | |||||||
鉄 (SPCC) | GD-C1/C2 | - | - | 0.07~ 1mm | 0.07~ 0.5mm | 0.07~ 10mm | 0.07~ 6mm | |
GD-C3 | 0.01~ 0.1mm | 0.03~ 0.1mm | 0.01~ 0.3mm | 0.01~ 0.1mm | - | - | ||
アルミ | GD-C1/C2 | - | - | 0.03~ 6mm | 0.03~ 2mm | 0.03~ 10mm | 0.03~ 6mm | |
GD-C3 | 0.015~ 1mm | 0.015~ 1mm | 0.015~ 1mm | 0.015~ 1mm | - | - | ||
銅 | GD-C1/C2 | - | - | 0.03~ 6mm | 0.03~ 2mm | 0.03~ 10mm | 0.03~v6mm | |
GD-C3 | 0.018~ 1mm | 0.018~ 0.3mm | 0.018~ 1mm | 0.018~ 1mm | - | - | ||
黄銅 | GD-C1/C2 | - | - | 0.03~ 6mm | 0.03~ 2mm | 0.03~ 10mm | 0.03~ 6mm | |
GD-C3 | 0.03~ 1mm | 0.03~ 0.5mm | 0.01~ 1mm | 0.01~ 1mm | - | - | ||
ステンレス (SUS304) | GD-C1/C2 | - | - | 0.1~ 6mm | 0.1~ 2mm | 0.1~ 10mm | 0.1~ 6mm | |
GD-C3 | 0.3~ 1mm | 0.3~ 1mm | 0.05~ 2mm | 0.05~ 1mm | - | - | ||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67(IEC)、防浸形 | IP67(IEC)、IP67G、防浸形 | |||||
使用周囲温度 | -10~+60℃、保存時:-25~+70℃ | |||||||
使用周囲湿度 | 45~85%RH、保存時:35~95%RH | |||||||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間 | |||||||
耐衝撃 | 耐久1,000m/s2(約100G) XYZ各方向3回 | |||||||
材質 | ケース部:ステンレス(SUS303)、検出部:ABS | ケース部:ポリアリレート | 検出部:ポリアセタール、取り付け部:ステンレス | |||||
ケーブル | 送信器:0.3mm2 1芯シールドケーブル3m付 受信器:0.1mm2 2芯シールドケーブル3m付 | 送信器:0.5mm2 1芯シールドケーブル3m付 受信器:0.3mm2 2芯シールドケーブル3m付 | ||||||
ケーブル延長 | 同等のシールドケーブルにて全長20mまで延長可能 | |||||||
質量 | 本体質量:約90g | 本体質量:約80g | 本体質量:約440g | |||||
付属品 | - | センサヘッド取付金具セット:送・受信器用2式1セット | - |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):設定距離などによっては、表の範囲外でも判別できる場合もあります。また、アルミ箔なども検出できます。お問い合わせください。
コントローラ
種類 | 標準 | 通信機能(RS-232C)付 | 小部品検出用 | ||
---|---|---|---|---|---|
型式名 | GD-C1 | GD-C2 | GD-C3 | ||
電源電圧 | 12~24V DC±10% リップルP-P10%以下 | ||||
消費電流 | 12V DC時:700mA以下、24V DC時:400mA以下 | ||||
出力 (OUT-1、OUT-2,ALM.、アンサバック) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:30V DC以下(出力-0V間) ・残留電圧: 1V以下(流入電流100mAにて) 0.4V以下(流入電流16mAにて) | ||||
出 力 動 作 | OUT-1 | 1枚レベル以上でOFF | |||
OUT-2 | 2枚レベル以上でOFF | ||||
ALM. | 異常時OFF | ||||
アンサバック | 正しくご使用ください感度設定のタイムチャート参照 | ||||
短絡保護 | 装備 | ||||
応答時間 | 5ms以下/30ms以下 検出物体により自動切り換え | 5ms以下 | |||
メモリ機能 | 8チャンネルの各設定値を記憶 | ||||
ティーチング式 感度設定機能 | 装備 | ||||
外部設定機能 | 装備 | ||||
表 示 灯 | 電源 | 緑色LED(通電時点灯) | |||
自己診断 | 赤色LED(SETモード時常時点灯、RUNモード時異常時点灯) | ||||
検出モード | 2色表示灯(ノーマル検出モード時緑色点灯、高精度検出モード時黄色点灯) | ||||
比較出力-1 (OUT-1) | 緑色LED[比較出力-1(OUT-1)OFF時点灯、SETモードにてゼロアジャスト(0-ADJ.)設定完了時およびセット-1(SET-1)設定完了時に2回点滅] | ||||
比較出力-2 (OUT-2) | 赤色LED[比較出力-2(OUT-2)OFF時点灯、SETモードにてゼロアジャスト(0-ADJ.)設定完了時およびセット-2(SET-2)設定完了時に2回点滅] | ||||
検出レベル | 黄色LED×1、緑色LED×6(検出レベルを表示) | ||||
タイマ機能 | 約50ms固定ディレイタイマ装備 有効/無効切換式 | ||||
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | -10~+50℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-25~+70℃ | |||
使用周囲湿度 | 45~85%RH、保存時:35~90%RH | ||||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | ||||
絶縁抵抗 | DC250Vメガにて50MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | ||||
耐衝撃 | 耐久300m/s2(約30G) XYZ各方向3回 | ||||
材質 | 耐熱ABS | ||||
質量 | 本体質量:約440g | ||||
付属品 | 絶縁板:2枚 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
寸法図
単位mm
GD-3
センサヘッド
GD-10
センサヘッド
GD-20
センサヘッド
GD-C1 GD-C2
GD-C3
コントローラ
センサヘッド
取付金具セット
(GD-10に付属)
材質:SPCC(ニッケルメッキ)
M3(長さ12mm)ナベビス1本、ナット1個、平座金、バネ座金、
すべり止めゴム("9.5×t 0.5mm)各1枚付属
回路・接続
接続図
電源入力部の0Vと入・出力部の0Vは、絶縁されています。負荷用電源を共用する場合は、0V端子間[(2)と(6)、(2)と(10)、または(2)と(20)]を接続してください。
※1
入・出力回路図
(注1): 電源入力部の0Vと入・出力部の0Vは、絶縁されています。負荷用電源を共用する場合は、0V端子間を接続してください。
RS-232C接続図(GD-C2のみ)
チャンネル切換入力によるチャンネル指定
チャンネルNo. | IN-0 | IN-1 | IN-2 |
---|---|---|---|
1 | L | H | H |
2 | H | L | H |
3 | L | L | H |
4 | H | H | L |
5 | L | H | L |
6 | H | L | L |
7 | L | L | L |
8 | H | H | H |
L:Low(0~1V)、H:High(4.5~30Vまたは開放)
使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
- センサヘッドとコントローラは、必ず指定された組み合わせでご使用ください。指定された組み合わ せ以外の組み合わせで使用すると、センサヘッドが破損する場合がありますのでご注意ください。
取り付け
センサヘッドの設定
送・受信器の中心線が一致するように設定してください。
- センサヘッドの近くに磁石がある場合、検出に影響を及ぼしますので、ご注意ください。
- センサヘッドの周囲にある金属が検出に影響を及ぼす場合がありますので、お問い合わせください。
- 複数のセンサヘッドを並べて使用する場合、検出に影響を及ぼす場合がありますので、お問い合わせください。
センサヘッドの取り付け
<GD-3>
セットビスで取り付ける場合
- M3以下のセットビスを使用し、締め付けトルクは0.12N・m以下としてください。
- 締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。
- ナットを使用する場合の取付穴は、φ3.4mmとしてください。
(付属取付ビス・ナットの場合、取付板の厚さは2.3mm以下としてください。)
<GD-20>
- 締め付けトルクは、11.2N・m以下としてください。
コントローラの取り付け
<DINレールを使用する場合> | ![]() |
[2] 取り付け部後部を35mm幅DINレールに押さえ付け、はめ込みます。 | ![]() |
<ビスを使用する場合>
| ![]() |
周囲金属との間隔
- センサヘッドの周囲の金属が検出に影響を及ぼす場合がありますので、下記事項にご注意ください。
周囲金属の影響
- 周囲に金属があると影響を受けます。以下に示す値以上の間隔をあけてください。
|
|
| ||||||
A寸法(鉄の場合)
設定距離 | 5mm | 10mm | 30mm | 70mm |
---|---|---|---|---|
GD-3 | 15mm | 20mm | ── | ── |
GD-10 | 100mm | ── | ||
GD-20 | 100mm |
金属内への埋め込み
- 金属にもよりますが、完全に埋め込んでしまうと、検出に影響を及ぼす場合があります。以下に示す値以上の空間をあけてください。
|
|
| ||||||
B寸法(鉄の場合)
設定距離 | 5mm | 10mm | 30mm | 70mm |
---|---|---|---|---|
GD-3 | φ15mm | φ20mm | ── | ── |
GD-10 | φ100mm | ── | ||
GD-20 | φ300mm |
相互干渉について
- 複数のセンサヘッドを並べて使用する場合は、干渉防止のため、以下に示す値以上の間隔をあけてください。
送信器と受信器を交互に並べる場合
C寸法
設定距離 | 5mm | 10mm | 20(35) mm | 30(70) mm |
---|---|---|---|---|
GD-3 | 60mm | 80mm | ── | ── |
GD-10 | 160mm | 220mm | ||
GD-20 | 370mm | 630mm |
(注1):( )内は、GD-20に対する値です。
送信器と受信器をそれぞれ横に並べる場合
D寸法
設定距離 | 5mm | 10mm | 20(35) mm | 30(70) mm |
---|---|---|---|---|
GD-3 | 30mm | 50mm | ── | ── |
GD-10 | 200mm | 250mm | ||
GD-20 | 450mm | 700mm |
(注1):( )内は、GD-20に対する値です。
検出モードについて
- GDシリーズには、ノーマル検出モードと高精度検出モードの2つの検出モードがあり、検出物体により自動的にモードが切り換わります。

ノーマル検出モード:
大きめの金属板など、比較的検出レベル差が得られ易い検出物体の場合にこのモードになります。

高精度検出モード:
リードフレームのようなレベル差の少ない物体の検出の場合に切り換わります。このモードでは、検出物体の振動や周囲温度の変化に対する余裕度が小さくなっていますので注意が必要です。
- 感度設定後、検出モード表示灯はノーマル検出モードの場合緑色が、高精度検出モードの場合黄色が点灯します。
感度設定
- 外部入力によるティーチング
端子台からの外部入力によるティーチングが可能です。
タイムチャート
RS-232Cについて(GD-C2のみ)
- GD-C2はRS-232Cによるシリアル通信により、設定値をパソコンなどに読み出してメモリし、必要に応じてコントローラに書き込むことができます。この場合、ティーチングされたデータ値が所定のチャンネルに記憶されていなければなりません。
通信仕様
- 伝送速度:300、600、1,200、2,400、4,800、9,600、19,200、31,250ビット/sより選択
- 伝送フォーマット:データ長……………7ビットまたは8ビット
パリティチェック……有または無、偶数または奇数
ストップビット長……1ビットまたは2ビット
終端コード…………CRまたはETX
自己診断機能
- GDシリーズは、常時自己診断を行なっており、その結果を自己診断出力で出力し、自己診断表示灯で表示します。また、異常内容はチャンネル表示部に表示されたエラーコードにより、確認することができます。
その他
・電源投入時、過渡的状態の数秒間(自己診断時間を含む)を避けてご使用ください。
- 判別可能の判断は、必ず現物で確認してください。ティーチングのときと、検出物体の大きさが異なったり検出位置が異なる場合、正しく判別できないことがあります。特に鉄などの磁性体金属や透磁率の低い金属は、その傾向が強いですからご注意ください。
- 電磁石搬送を行なう場合など近くに磁石がある場合、磁気が乱れ誤動作の原因となります。
- 微妙な検出を行なう際は、電源投入後60分以上経過した後、安定した状態で使用してください。