KW9M エコパワーメータ (終了品)
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受注終了
終了時期
2024年09月30日
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

定格・性能概要
計測項目
タイプ別
タイプ | スタンダード | アドバンスド | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
項目 | 単位 | データ表示範囲(注1) | 現在値 (瞬時値) | 現在値 (瞬時値) | 最大 (MAX.) | 最小 (MIN.) | ||
瞬時電力 | 有効 | kW | -99999 ~ 0.000 ~99999 | ● | ● | ● | ● | |
無効 | kvar | |||||||
皮相 | kVA | |||||||
トータル積算電力 (import) | 有効 | kWh | 0.01~ 9999999.99Wh(注2) 0.000~299999999 | ● | ● | - | - | |
無効 | kvarh | |||||||
皮相 | kVAh | |||||||
時間帯別 (4パターン) 積算電力(import) | 有効 | kWh | 0.000~9999999.9 | - | ● | - | - | |
無効 | kvarh | |||||||
皮相 | kVAh | |||||||
トータル回生 積算電力(export) | 有効 | kWh | 0.000~299999999 | ● | ● | - | - | |
無効 | kvarh | |||||||
時間帯別回生 (4パターン) 積算電力(export) | 有効 | kWh | 0.000~9999999.9 | - | ● | - | - | |
無効 | kvarh | |||||||
電流 | A | 0.000~99999 | ● | ● | ● | ● | ||
三相4線時のN相 | A | - | ● | ● | ● | |||
電圧(相電圧、線間電圧) | V | 0.00~99999 | ● | ● | ● | ● | ||
力率 | -1.000~0.000~1.000 | ● | ● | ● | ● | |||
周波数 | Hz | 0.00~99.99 | ● | ● | ● | ● | ||
パルスカウント値 | 0.000~99999999 | - | ● | - | - | |||
電力量換算値 | トータル | 0.000~99999999 | ● | ● | - | - | ||
時間帯別 | - | ● | - | - | ||||
温度 | ℃ | -100.0~100.0 | ● | ● | - | - | ||
カレンダタイマ | 2000年1月1日00時00分00秒~ 2099年12月31日23時59分59秒 | - | ● | - | - |
(注1):データ表示範囲は、本体表示部に表示できる数値の範囲であり、計測可能範囲ではありません。
(注2):0.01Whの計測値は、RS-485通信からの読み出しのみ対応。
電力品質
項目 | 単位 | データ表示範囲 | 現在値 (瞬時値) | 最大 (MAX.) | 最小 (MIN.) | |
---|---|---|---|---|---|---|
電流不平衡度(注1) | 各相 | % | 0.000~999.99 | ● | ● | ● |
電圧不平衡度(注1) | 各相 | % | 0.000~999.99 | ● | ● | ● |
電流THD(高調波歪み率)(注2) | 各相 | % | 0.000~400.00 | ● | - | - |
電圧THD(高調波歪み率)(注2) | 各相 | % | 0.000~400.00 | ● | - | - |
高調波電流(2-31次)(注1) | 各相 | % | 0.000~400.00 | ● | - | - |
高調波電圧(2-31次)(注1) | 相 | % | 0.000~400.00 | ● | - | - |
線間 | % | 0.000~400.00 | ● | - | - |
(注1)アドバンスドタイプのみ。
(注2)計測する電圧が定格周波数(商用周波数)以外の場合は、THD(全高調波歪み)が安定するまでに時間を要する ことがあります。
デマンド計測
項目 | 単位 | データ表示範囲 | 現在値 (瞬時値) | 最大 (MAX.) | 最小 (MIN.) | |
---|---|---|---|---|---|---|
現在デマンド (注1) | 有効電力 | kW | 0.000~99999 | ● | ● | - |
無効電力 | kvar | |||||
皮相電力 | kVA | |||||
回生有効電力 | kW | |||||
回生無効電力 | kvar | |||||
電流 | A | |||||
予測デマンド(注1)(注2)(注3) | kW | 0.000~99999 | ● | - | - | |
予測デマンド目標比率(注1)(注2)(注3) | % | 0.000~99999 | ● | - | - | |
パルス換算電力量(注1)(注2)(注3) | kWh | 0.000~999999.99 | ● | - | - |
(注1)デマンド機能は、目安としてお使いください。
デマンド機能により算出されたデマンド値は、その値を保証するものではありません。
(注2)アドバンスドタイプのみ
(注3)30分デマンド選択時のみ。
精度
項目 | スタンダード | アドバンスド | |
---|---|---|---|
精度 [CT/VTの 誤差は含まず] | 電力 | 0.5% | |
有効電力Class 0.5S(IEC 62053-22)(注1) | |||
無効電力Class 2(IEC 62053-23)(注1) | |||
電流 | 0.2%(注2) ※単相3線式の2(N)相電流、三相3線式の2(S)相電流は、0.5% | ||
電圧 | 0.2% ※単相3線式の2相電圧、三相3線式の3-1間電圧、三相4線式の線間電圧は0.5% | ||
温度 | ±5.0℃[周囲の温度補正(設定モードで設定可)実施後]通電後2時間経過以降 |
(注1):IEC 62053は、電力計測機器の国際規格です。
(注2):定格に対し5%未満の電流に関しては、CTの設定により精度保証範囲外(最大誤差:0.5%)となる場合があります。
定格および性能概要
本体仕様
タイプ | スタンダード | アドバンスド | |
---|---|---|---|
定格操作電圧 | 100-240V AC | ||
100~300V DC | |||
定格周波数 | 50/60Hz | ||
定格消費電力 | 約5VA(240V AC、+25℃にて) | 約6VA(240V AC、+25℃にて) | |
約3W(240V DC、+25℃にて) | 約3W(240V DC、+25℃にて) | ||
突入電流 | 30A以下(AC 240V 25℃にて) | ||
許容瞬時停電時間 | 10ms | ||
使用周囲温度 | 精度保証 -10~+55℃ | ||
動作保証 -25~+55℃ | |||
保存 -25~+70℃ | |||
使用周囲湿度 | 30~85%RH(+20℃にて、結露しないこと) | ||
耐電圧(初期値) | 絶縁されている回路間 : 2,000V/1分 | 絶縁されている回路間 : 1,500V/1分 | |
●外殻 ⇔ 端子一括 ●絶縁回路間 ・操作電源端子一括 ⇔ その他端子一括 ・RS-485端子一括 ⇔ その他端子一括 ・計測電流入力端子一括 ⇔ その他端子一括 | ●外殻 ⇔ 端子一括 ●絶縁回路間 ・操作電源端子一括 ⇔ その他端子一括 ・RS-485端子一括 ⇔ その他端子一括 ・計測電流入力端子一括 ⇔ その他端子一括 ・パルス入力端子一括 ⇔ その他端子一括 ・パルス出力端子一括 ⇔ その他端子一括 | ||
絶縁抵抗(初期値) | 絶縁されている回路間:100 MΩ以上 | ||
耐久振動 | 10~150Hz(周期7.5分間) 片振幅 : 0.075mm(上下、左右、前後各方向 : 1時間) | ||
10~55Hz(周期1分間) 片振幅 : 0.375mm(上下、左右、前後各方向 : 1時間) | |||
耐久衝撃 | 294m/s2以上(上下、左右、前後各方向5回) | ||
表示方式 | バックライト付LCD | ||
表示更新時間 | 100-1000ms(設定モードで設定可) | ||
停電記憶方式 (電源OFF時) | 内部メモリ(書き換え回数1010以上) | ||
時計機能 | 範囲 | - | 2000年1月1日00時00分00秒 ~ 2099年12月31日23時59分59秒(閏年対応) |
時計精度 | 月差15秒以下(+25℃にて) | ||
時計 バックアップ 時間 | 約1ヶ月 (2次電池にてバックアップ。 ※48時間以上通電後、電源遮断時、+23℃ にて) | ||
保護構造 | 前面 : IP51 背面 : IP20 | ||
海抜高度 | 2,000m以下 | ||
過電圧カテゴリー | 2 | ||
汚損度 | II | ||
外形 | 96×96×56mm(端子台なし) 96×96×68mm(端子台含む) | ||
質量 | 約450g | 約480 g(内蔵2次電池含む) |
入力仕様(AKW92112)
入力点数 | 2点 ※入力端子間非絶縁(COMは共通) | ||
---|---|---|---|
絶縁方式 | 入力専用絶縁(他の機能端子とは絶縁) | ||
入力形式 | 接点/無電圧a接点 または オープンコレクタ(内部電源で駆動) | ||
入力信号 | 無電圧 入力 | ・短絡時インピーダンス : 1kΩ以下 (短絡電流、約10mA以下) ・短絡時残留電圧 : 3V以下 ・開放時インピーダンス : 100kΩ以上 | |
入力モード | IN1 | パルス入力 または 外部機器の出力信号時計同期 | |
IN2 | パルス入力 | ||
最高計数速度 | IN1 | 30Hz(パルス入力選択時) | |
IN2 | 2000Hz/30Hz | ||
最小入力信号幅 | IN1 | 16.7ms ON : OFF比=1:1 | |
IN2 | 0.25ms(2000Hz選択時)/16.7ms(30Hz選択時) ON : OFF比=1:1 | ||
プリスケール設定 | 小数点 | 小数点以下3桁まで設定可能 | |
範囲 | 0.001-100.000(設定モードで設定可) | ||
出力モード(パルス出力選択時) | HOLD | ||
保護素子 | ツェナーダイオード |
出力仕様(AKW92112)
出力点数 | 2点 ※チャンネル間絶縁 | |
---|---|---|
絶縁方式 | フォトモスリレー | |
出力形式 | 1a | |
出力容量 | 100mA, 30V AC/DC | |
出力モード (設定モードOUT1/2設定可) | ・積算電力パルス ・各種警報/イベント(パルス入力)出力 (設定モードで設定可) | |
積算パルス出力 | パルス幅 | 約100ms |
パルス 出力単位 | 0.0001kWh/0.001kWh/0.01kWh/0.1kWh/1kWh/10kWh/100kWh | |
警報出力 イベント出力 | パルス | 待機電力警報/不足電圧警報/過電圧警報/瞬停警報/ 不足電流警報/電流警報 /瞬時有効電力警報/ 瞬時無効電力警報/瞬時皮相電力警報/ 力率警報/オーバー周波数警報/アンダー周波数警報/ 電圧高調波警報/電流高調波警報/電圧THD警報/ 電流THD警報/電圧不平衡警報/電流不平衡警報/ 電力デマンド警報/電流デマンド警報/カウンタ出力/ 汎用出力(外部制御) |
復帰方法 | 自己復帰(設定値を下回った場合)/ リセット | |
保護素子 | バリスタ(注1) |
(注1)本体内部に保護素子としてバリスタを搭載しています。
サージの影響を受ける場所で使用される場合は、外部に保護機器を設置してください。
ご注意
- 1秒間に1パルス以上で出力するようなパルス出力単位を設定すると、エコパワーメータが正しくパルス出力できません。
- パルス出力単位でOFF時間が短いと接続されるカウンタ、PLC(プログラマブルコントローラ)によっては、誤カウントするおそれがあります。
通信仕様
<RS-485>
電気的仕様 | RS-485に準拠 | |
---|---|---|
通信方式 | 半二重方式 | |
同期方式 | 調歩同期式 | |
絶縁タイプ | 内部回路と絶縁 | |
通信プロトコル | MEWTOCOL、Modbus(RTU)、DL/T645-2007(注1)(設定モードで設定可) | |
接続台数 | 99台(最大)(注2) | |
伝送距離 | 1,200m(注3) | |
伝送速度 | 1,200/2,400/4,800/9,600/19,200/38,400/57,600/115,200bps(設定モードで選択可) | |
伝送 フォーマット | データ長 | 8bit(固定) |
パリティ | なし, 奇数, 偶数(設定モードで設定可) | |
ストップビット | 1bit, 2bit(設定モードで設定可) |
(注1)DL/T645は、中国の電力計規格です。DL/T645-2007以外には対応していません。
(注2)パソコン側のRS-485機器としては、(株)ラインアイ社製のSI-35,SI-35USBを推奨します。
SI-35、SI-35USB、弊社製PLC(99台接続可能機種)使用時は最大接続台数99台まで使用できます。それ以外の機器が混在する場合、最大接続台数は31台に制限されます。
(注3)RS-485のインタフェースを持つ市販機器を接続する場合は、実機による確認をお願いします。また、接続台数、伝送距離、通信速度は接続する機器や伝送路により変わることがあります。
デマンド監視・制御仕様
スタンダードタイプは、(●)印の項目のみ対応しています。
デマンド方式 | ・ピークデマンド ・IEC61557-12準拠デマンド● 1.スライディングブロックインターバルデマンド 2.固定ブロックインターバルデマンド 3.電流デマンド ・30分デマンド (設定モードで選択可) | ||
---|---|---|---|
デマンド監視対象 | 電流センサ(CT)入力(IECデマンド/30分デマンド)● 積算パルス入力(30分デマンドのみ)(設定モードで選択可) | ||
デマンド時限(注1) | IEC61557-12準拠デマンド● | 1~60分(設定モードで設定可) | |
30分デマンド | 30分(固定) | ||
デマンド計測項目 | 現在値、予測値(30分デマンドのみ) | ||
デマンド予測方式(注2) | 1分間での傾き算出方式(加算) デマンド経過時間での平均算出方式(平均) (設定モードで選択可) | ||
デマンドデータ更新時間● | 1分 | ||
デマンド待機(マスク)時間(注2) | 1~30分(設定モードで選択可) | ||
表示 | IEC61557-12準拠デマンド● | 現在デマンド(有効/無効/皮相/回生有効/回生無効/電流) | |
30分デマンド | 電力デマンド(有効電力)、予測デマンド、デマンド目標値、 予測デマンド目標比率、電流現在デマンド 月別最大デマンドログ、過去最大デマンド | ||
保存データ | 月別最大デマンド12ヵ月分(月単位)、過去最大デマンド● | ||
時限同期方式 | 外部時刻同期 (IN1へのパルス入力による時刻同期、設定モードで選択可) |
(注1):スライディングブロックインターバルデマンド、固定ブロックインターバルデマンドのみ時限を任意に設定できます。
(注2):30分デマンドのみ表示、設定ができます。
寸法図
単位mm
パネルカット寸法図
並べて取り付ける場合は、十分な間隔を確保して取り付けてください。
参考間隔 : 上下左右 130mm(本体の中心から)
- 取付金具を本体から外してください。
- 本体をパネル前面から角穴に入れてください。
- ケース左右の溝に取付金具をはめこみネジを均等に締め付けて、ガタツキのないことを確認ください。
(締付トルク:0.2-0.3N・m)
締め付けすぎると変形のおそれがありますのでご注意ください。
・取付可能なパネルの板厚:1~5mm
端子配列・結線図
端子結線について
- 端子結線は、端子配列・結線図を参照のうえ、間違いなく確実に行ってください。
- 安全・機器保護のため、操作電源入力部には必ずヒューズまたはブレーカを接続してください。また計測電圧入力端子は、電源スイッチ、遮断器、およびヒューズを内蔵していません。必ずこれらの装置を本器の近くに別途設けてください。
- 全ての配線が終了するまで操作電源をONにしないでください。
- 1次側電流通電中は、CT2次側を開放しないでください。また、CTの1次側電流通電中は、端子台を取り外さないでください。感電や、CT故障の原因になります。
使用後はラベルをはがして電池を取り外し、ご使用の地域(自治体)の指示に従って廃棄してください。
<端子台A/B仕様>
ネジサイズ: M2.5
締付トルク: 0.4-0.5N・m
接続可能電線(圧着端子をお奨めします):
単線 0.13-4mm2(AWG26-12)
より線 0.2-4mm2(AWG24-12)
2線接続の場合(同一サイズの電線2本接続)
単線 /より線 2本 x 0.5-2.1mm2(AWG20-14)
<端子台C仕様>
ネジサイズ: M2.0
締付トルク: 0.2-0.25N・m
接続可能電線(圧着端子をお奨めします):
単線 0.08-1.5mm2(AWG28-16)
より線 0.2-1.5mm2(AWG24-16)
電線剥離長さ: 7-8 mm
端子配列
※N相計測はアドバンスドタイプのみ
結線図
※N相を計測する場合はCTnを接続してください。通常の計測では、CTnは不要です。
■入力電圧仕様を超える負荷の計測時
入力電圧仕様を超える負荷を計測する場合は、計器用変圧器(VT)が必要です。
電圧入力部に設置するVTは、2次側電圧110Vの市販されている計器用変圧器をご使用ください。
計器用以外の変圧器では正しく計測できません。
低圧回路において、VT(計器用変圧器)、CT(電流センサ)の2次側接地は不要です。
使用上のご注意
商品について
エコパワーメータは、省エネ目的の自主管理用の商品です。課金目的には使用できません。
また、計量法に定める指定機関が行う検定に合格した特定計量器ではありませんので、電力量の証明には使用できません。
設置環境について
次のような場所での使用は避けてください。
- 直射日光の当たる場所や周囲温度が-25-+55℃の範囲を超える場所。
- 周囲湿度が30-85%RH の範囲を超える場所や急激な温度変化で結露するような場所。
- 腐食性ガスや可燃性のガスの雰囲気中。
- 塵埃、鉄粉、塩分の多い場所。
- 水、油、薬品などのかかるおそれのある場所。
- ベンジン、シンナー、アルコールなどの有機溶剤やアンモニア、苛性ソーダなどの強アルカリ性物質が付着するおそれのある雰囲気中。
- 直接振動や衝撃が伝わるような場所や、直接水滴の当たる可能性のある場所。
- 高圧線、高圧機器、動力線、動力機器あるいはアマチュア無線など送信部のある機器、または大きな開閉サージの発生する機器の周辺。
火災・故障・誤動作や感電の原因となりますので、記載された仕様範囲内で使用してください。
- 定格にあった電源に接続してください。
- 電源・入力・出力は、結線図を参照し正しく配線してください。
- 全ての電線サイズは定格電流に適合したものを使用してください。
- 活線工事は行わないでください。感電または短絡やエコパワーメータの故障、電流センサ(CT)の2次側開放による故障のおそれがあります。
設置について
- エコパワーメータは、制御盤内に設置して使用することを前提に設計されています。
- 計測する電線にノイズが加わると正確に計測できないおそれがあります。
- エコパワーメータの施工は、電気工事・電気配線などの専門技術を有する人が行ってください。
- 電流センサ(CT)の1次側電流通電中には、端子台をKW9Mから取り外さないでください。
CT2次側開放の状態となり、感電や電流センサの故障の原因になります。 - 表示部に強い力を加えないでください。内部の液晶の破損のおそれがあります。
- 本体ケースは難燃性樹脂を使用していますが、燃えやすいものの側には設置しないでください。
また、燃えやすいものの上に直接置くことは避けてください。 - 操作電源重畳サージが次の値を越えると、内部回路が破壊することがあるため、サージ吸収素子をご使用ください。
サージ電圧 6,000V 標準サージ波形
±(1.2/50)μsの単極性全波電圧にて上表の値を耐サージ電圧とする。サージ波形 [±(1.2/50)μsの単極性全波電圧]
フロント時間 : T1=1.67×T=1.2μs ±30%
半値までの時間 : T2=50μs ±20% - 外部ノイズに対しては、下記の値をノイズ電圧としていますが、これ以上になりますと誤動作、内部回路破壊の原因となりますのでご注意ください。
操作電源端子間 | |
---|---|
ノイズ電圧 | 1,500 V |
ノイズ波形 (ノイズシミュレータ)
立上り:パルス幅:1μs,50ns
極性:周期:10ms
注)入力ラインに過大なノイズが印加されると、正確に計測できないおそれがあります。
- 当社の商品は、当社専用オプション品の使用を前提にしております。
他社オプション品との組合せには互換性がありませんのでご注意ください。
計測について
- 高調波、または波形がひずんでいる場合は、正確に計測できないおそれがありますので、ご採用前に実機にてご確認ください。
- 突入電流や溶接機械など、電流の流れが瞬間的な負荷では正確に計測できないおそれがあります。
- 次の負荷を計測する場合には、精度保証範囲を満足しないことがあります。
電流値が定格の範囲外の負荷(極端に小さい、大きい)
力率が低い負荷
電流がゆがんでいる負荷
強磁界がある負荷 - 力率演算は平衡負荷を前提とした方式です。不平衡負荷では力率の誤差が大きくなることがあります。
静電気について
- エコパワーメータに触れる場合は、アースされた金属などに触れて静電気を放電させてください。
特に乾燥した場所では、過大な静電気が発生するおそれがあります。
清掃について
- エコパワーメータの汚れは柔らかい布などで乾拭きしてください。
(シンナー類を使用した場合、変形・変色などのおそれがあります。)
電源について
- 安全・機器保護のため、電源端子部、計測電圧入力部には電源スイッチ、ブレーカなどの保護回路を別途設けてください。接続した保護回路は、容易に手が届く位置に配置し、それが機器の遮断装置であることを表示してください。
- 全ての配線が終了するまで電源および入力をON にしないでください。
電源を入れる前に
初めて電源を入れる時には、以下の点に注意して確認してください。
- 施工時の配線屑、特に導電物が付着していないか。
- 電源配線、入出力配線、電源電圧が間違っていないか。
- 取付ネジ、端子ネジが確実に締め付けられているか。
- 電線サイズは、定格電流に適合したものであるか。
設定変更する前に
パスワードの設定は慎重に行ってください。
パスワードの設定は、不用意な設定変更を防止することを目的としていますが、パスワードを忘れると、設定の変更ができなくなります。
パスワードを設定する時には、番号を控えておくなど、慎重な対応をお願いします。