超小型イオナイザ[高周波AC方式] ER-V
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ヘルプ
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基本情報
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用途
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種類・価格
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オプション
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仕様
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寸法図
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回路・接続
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除電特性
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使用上のご注意
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基本情報
優れたイオンバランスと強力除塵、多彩なノズルでアプリケーション対応力No.1※
UL,CE,CSA,UKCAを取得しています。
UL、CSA : TÜV SÜD America Inc.による認証取得(ER-VS02のみ)
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※当社調べ
特長
放電針の先端形状を最適化したことで、 イオン生成能力が更に安定(特許取得済み)
針先端を球面加工したことで、放電による先端形状の経時変化が起きにくく、より安定したイオン生成を可能にしました。
メンテナンス周期も向上
イオン生成能力の安定はメンテナンス周期にも貢献。
メンテナンス周期は1ヶ月以上※に向上。(※当社規定条件による)
用途で選べるノズルバリエーション
シャワーノズルやチューブノズルなど標準ノズル8種類の他にも、各種形状のノズルをご用意(受注生産を含む)。
優れたイオンバランス性能
高周波AC方式の採用により、極めて安定したイオンバランスを実現しました。イオンバランスは、供給エア圧力や設置距離に影響を受けないため、設置後の面倒な調整は不要です。
超小型設計で、狭い場所から狙ったワークを確実に除電
本体は、109×27×28mmの超小型サイズですので、装置への組み込みや設備への後付けも容易です。また、高圧電源部を本体に内蔵しているため、除電部以外に余分なスペースは必要ありません。
コントローラ不要でも高機能
生産現場での使い勝手を考慮した充実の機能を本体に装備。しかもコントローラは不要です。
放電停止入力
外部機器からの入力信号により、放電のON/OFFが可能です。センサなどでワークを検出させ、使用したいときだけイオンを生成することができます。
放電表示灯
放電のON/OFFをLED表示で確認できます。電源ONで放電をしていないというトラブルを未然に回避できます。
簡単放電針メンテナンス
放電針は本体の後側から引き出せますから、交換時にノズルを外す必要がありません。イオン吹き出し口をワークに近づけて設置しても、メンテナンスが簡単に行なえます。
安心設計
放電針の清掃・交換時期を知らせたり、異常な放電によるトラブルを防止する、「チェック機能」と「異常放電監視機能」を装備しています。各機能とも、LED表示で確認できます。また各機能の出力を利用して、イオナイザの稼動状態を外部からモニタすることが可能です。
低消費電力&低電圧配線
電源電圧24V DCで、消費電力はわずか70mA以下を実現しました。
また、高圧ケーブルの引き回しが不要ですから安全です。
放電針はノズルでカバー
放電針はむき出しでないため、間違って触れる心配がありません。また金属を近づけてもリークすることがありませんので安心です。
------------------------------ Tab2 showing ------------------------------
用途
大型ガラス基板の除電
レンズの除電・除塵
電子部品のピンポイント除電
基板上LEDの放電破壊防止
リレーやスイッチ接点の除電・除塵
コネクタ・スイッチの除塵
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種類・価格
商品構成
イオナイザ本体
ノズルおよびコネクタ付ケーブルは、イオナイザ本体には付属されていません。
必ず別売りのノズルをご購入ください。また、必要に応じてコネクタ付ケーブルもご購入ください。
種類 | 形状 | 除電時間 (±1,000V→±100V) | イオンバランス | 型式名 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|---|---|
スポットタイプ | ※写真はシャワーノズルを装着した状態です | 1秒以下(注1) | ±10V以下(注1) | ER-VS02 | 48,600円 |
(注1):電源電圧24V時、吹き出し部前部から100mm、シャワーノズル使用時、印加圧力0.25MPaのときの代表例です。
(湿度65%RH以下の環境で24時間以上放置されたサンプルにて測定)
ノズル/チューブ
ノズルは、イオナイザ本体には付属されていません。必ず別売のノズルをご購入ください。
品名 | 形状 | 型式名 | 内容 | 標準価格 <税別> | ||
---|---|---|---|---|---|---|
シャワーノズル | ER-VAS | エアを拡散させるタイプです。 | 7,600円 | |||
ストレート バーノズル (注1) | ER-VAB020 | 除電有効長 200mm | 直線型のバーノズルで幅広い除電有効エリアを確保します。 | 29,500円 | ||
ER-VAB032 | 除電有効長 320mm | 29,500円 | ||||
ER-VAB065 | 除電有効長 650mm | 41,800円 | ||||
形状保持 チューブ (注2) | ジョイント ノズル | ER-VAJK | イオナイザ本体と形状保持チューブのジョイント用ノズルです。 | 12,900円 | ||
ER-VAK10 | チューブ長 112mm | 簡単に曲げられ、曲げ形状を保持できますので、チューブの固定は不要です。 (チューブ径:ø10mm、 最小曲げ半径:R40mm) | 3,700円 | |||
ER-VAK30 | チューブ長 312mm | 4,200円 | ||||
ER-VAK50 | チューブ長 512mm | 5,100円 | ||||
導電性 チューブ | ジョイント ノズル | ER-VAJT-64 | イオナイザ本体と導電性チューブのジョイント用ノズルです。 | 12,900円 | ||
ER-AT50 | チューブ長 500mm | 自在に曲げられる導電性のチューブです。 自由に切断できますのでさまざまなアプリケーションにマッチします。 (チューブ径:ø6mm、 最小曲げ半径:R15mm) | 790円 | |||
チューブ ジョイントセット | ER-VAB-AT | チューブ長 500mm | 自在に曲げられ、切断可能な導電性チューブとジョイントノズルがセットになっています。 (チューブ径:ø8mm、 最小曲げ半径:R25mm) 適用ノズル:ストレートバーノズル(ER-VAB065を除く) | ※1 | ||
ER-VAB-ATL | チューブ長 500mm | ※1 |
(注1):記載の除電有効長以外に、受注生産品として除電有効長100~640mmの範囲で10mm単位にて対応いたします。
型式名:ER-VAB□N(除電有効長180mmの場合:ER-VAB018N)
詳細については、お問い合わせください。
(注2):記載のチューブ長より短くした形状保持チューブを受注生産品として対応いたします。
詳細については、お問い合わせください。
※1 詳細については、お問い合わせください。
コネクタ付ケーブル・ACアダプタ
イオナイザ本体には、コネクタ付ケーブル・ACアダプタは付属されていません。
DC24Vで使用する場合はコネクタ付ケーブル、AC100Vで使用する場合はコネクタ付ACアダプタをご購入ください。
なお、お客様でコネクタ付ケーブルを作製される場合は、付属の配線コネクタをご使用ください。
※ 代替推奨品は、受注終了商品の仕様を保証するものではございません。
ご使用の際は、カタログなどで詳細仕様をご確認くださいますようお願いいたします。
------------------------------ Tab4 showing ------------------------------
導電性チューブホルダ
ER-ATH
ミニラインフィルタ
ER-AF10
ER-AF20
※写真はER-AF10
ACアダプタ
ER-VAPS1
放電針ユニット
ER-VANT2
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仕様
イオナイザ本体
種類 | スポットタイプ | |
---|---|---|
型式名 | ER-VS02 | |
適合規制および認証 | CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(EMC規則、RoHS規則)、TÜV SÜD認証(米国・カナダ) | |
除電時間 (±1,000V→±100V) | 1秒以下(注2) | |
イオンバランス | ±10V以下(注2) | |
オゾン発生量 | 0.03ppm以下(注3) | |
使用流体 | 空気(乾燥したクリーンエア)(注4) | |
供給エア流量 | 500 ℓ/min.(ANR)以下(注5) | |
使用印加圧力範囲 | 0.05~0.5MPa(注5) | |
電源電圧 | 24V DC±10% | |
消費電流 | 70mA以下 | |
放電方式 | 高周波AC方式 | |
放電出力電圧 | 約2,000V | |
チェック出力(CHECK) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:50mA ・印加電圧:30V DC以下(チェック出力-0V間) ・残留電圧:1V以下(流入電流50mAにて) | |
出力動作 | 放電針の汚れ、磨耗などを1.5秒以上連続検知したときON、正常時OFF(注6) | |
短絡保護 | 装備 | |
エラー出力(ERROR) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:50mA ・印加電圧:30V DC以下(エラー出力-0V間) ・残留電圧:1V以下(流入電流50mAにて) | |
出力動作 | 異常放電を検知したときOFF、正常時ON | |
短絡保護 | 装備 | |
放電停止入力 (DSC OFF)(注7) | 0Vと短絡:放電停止 開放:放電許可(動作開始) | |
リセット入力(RESET) | 異常放電検知により放電回路が停止している場合、電源の0Vとの短絡後に開放することで放電回路の停止を解除 | |
表 示 灯 | 電源(POWER) | 緑色LED(通電時点灯) |
放電(DSC)(注7) | 緑色LED(放電時点灯) | |
チェック(CHECK) | 橙色LED(放電針の汚れ、磨耗などを検知時点灯)(注6) | |
エラー(ERROR) | 赤色LED(異常放電検知時点灯) | |
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | 0~+55℃(但し、結露しないこと) |
使用周囲湿度 | 35~65%RH | |
耐振動 | 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | |
ケーブル | コネクタ付ケーブル0.5m付 | |
材質 | ケース:PPS、カバー:ステンレス、放電針:タングステン | |
質量 | 本体質量:約120g | |
付属品 | 配線用コネクタ[モレックス社製:ハウジング(5557-08R)、ターミナル(5556TL)]:1式 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):電源電圧24V時、吹き出し部前部から100mm、シャワーノズル使用時、印加圧力0.25MPaのときの代表例です。(湿度65%RH以下の環境で24時間以上、放置されたサンプルにて測定)
(注3):電源電圧24V時、吹き出し部前部から300mm、シャワーノズル使用時、印加圧力0.25MPaのときの代表例です。
(注4):乾燥したクリーンエアは、エアドライヤ(露点=-20℃程度)、エアフィルタ(メッシュサイズ0.01μm程度)を通したエアです。
(注5):使用可能な圧力範囲は、使用するノズルにより異なります。
(注6):チェック出力の確認を行なう場合は、放電時間を2秒以上でご使用ください。
(注7):「DSC」は「DISCHARGE」の略式記号です。
ノズル/チューブ
種類 | シャワーノズル | ストレートバーノズル200mm | ストレートバーノズル320mm | ストレートバーノズル650mm |
---|---|---|---|---|
型式名 | ER-VAS | ER-VAB020 | ER-VAB032 | ER-VAB065 |
使用可能圧力範囲 | 0.05~0.40MPa | |||
除電範囲 | - | 200mm | 320mm | 650mm |
材質 | ステンレス | |||
付属品 | アタッチメントおよび絶縁パイプ:各1個 | アタッチメントおよび絶縁パイプ:各1個、ストレートバーノズルホルダ:1式 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
種類 | 形状保持チューブジョイントノズル | 導電性チューブジョイントノズル |
---|---|---|
型式名 | ER-VAJK | ER-VAJT-64 |
エア圧力範囲 | 0.02~0.5MPa | 0.02~0.4MPa(最大印加圧力はチューブ長による。下図参照) |
材質 | ステンレス | ステンレス |
供給エア流量 | 30~250ℓ/min.(ANR) | 20~100ℓ/min.(ANR)(印加圧力0.02~0.4MPa時) |
付属品 | アタッチメント(白色):1個、絶縁パイプ:1個 | アタッチメント(白色):1個、絶縁パイプ:1個 |
・ チューブ長・最大印加圧力特性
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
種類 | 形状保持チューブ | 導電性チューブ | ||
---|---|---|---|---|
型式名 | ER-VAK10 | ER-VAK30 | ER-VAK50 | ER-AT50 |
チューブ長 | 112mm | 312mm | 512mm | 500mm |
材質 | チューブ内部:アルミ、チューブ外被:高密度ポリエチレン、端末キャップ:ステンレス | ウレタン | ||
エア圧力範囲 | 0.02~0.5MPa | 0.02~0.4MPa | ||
最小曲げ半径 | R40mm以上 | R15mm以上 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
種類 | チューブジョイントセット |
---|---|
型式名 | ER-VAB-AT |
適用ノズル | ストレートバーノズル(除電有効長320mm以下のノズル) |
チューブ長 | 500mm |
材質 | ノズル:ステンレス、導電性チューブ:ウレタン |
供給エア流量 | 最大200ℓ/min.(ANR) |
エア圧力範囲 | 0.05~0.4MPa |
最小曲げ半径 | R25mm(導電性チューブ部) |
付属品 | アタッチメント(黒色):1個、絶縁パイプ:1個、ストレートバーノズルホルダ:1式 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
受注終了品
イオナイザ本体
種類 | スポットタイプ | |
---|---|---|
型式名 | ER-VS01 | |
除電時間 (±1,000V→±100V) | 1秒以下(注2) | |
イオンバランス | ±10V以下(注2) | |
オゾン発生量 | 0.03ppm以下(注3) | |
使用流体 | 空気(乾燥したクリーンエア)(注4) | |
供給エア流量 | 500 ℓ/min.(ANR)以下(注5) | |
使用印加圧力範囲 | 0.05~0.7MPa(注5) | |
電源電圧 | 24V DC±10% | |
消費電流 | 70mA以下 | |
放電方式 | 高周波AC方式 | |
放電出力電圧 | 約2,000V | |
チェック出力(CHECK) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:50mA ・印加電圧:30V DC以下(チェック出力-0V間) ・残留電圧:1V以下(流入電流50mAにて) | |
出力動作 | 放電針の汚れ、磨耗などを検知したときON、正常時OFF | |
短絡保護 | 装備 | |
エラー出力(ERROR) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:50mA ・印加電圧:30V DC以下(エラー出力-0V間) ・残留電圧:1V以下(流入電流50mAにて) | |
出力動作 | 異常放電を検知したときOFF、正常時ON | |
短絡保護 | 装備 | |
放電停止入力 (DSC OFF)(注6) | 0Vと短絡:放電停止 開放:放電許可(動作開始) | |
リセット入力(RESET) | 異常放電検知により放電回路が停止している場合、電源の0Vとの短絡後に開放することで放電回路の停止を解除 | |
表 示 灯 | 電源(POWER) | 緑色LED(通電時点灯) |
放電(DSC) | 緑色LED(放電時点灯) | |
チェック(CHECK) | 橙色LED(放電針の汚れ、磨耗などを検知時点灯) | |
エラー(ERROR) | 赤色LED(異常放電検知時点灯) | |
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | 0~+55℃(但し、結露しないこと) |
使用周囲湿度 | 35~65%RH | |
耐振動 | 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | |
ケーブル | コネクタ付ケーブル0.5m付 | |
材質 | ケース:PPS、カバー:ステンレス、放電針:タングステン | |
質量 | 本体質量:約120g | |
付属品 | 配線用コネクタ[モレックス社製:ハウジング(5557-08R)、ターミナル(5556T)]:1式 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):電源電圧24V時、吹き出し部前部から100mm、シャワーノズル使用時、印加圧力0.25MPaのときの代表例です。(湿度65%RH以下の環境で24時間以上、放置されたサンプルにて測定)
(注3):電源電圧24V時、吹き出し部前部から300mm、シャワーノズル使用時、印加圧力0.25MPaのときの代表例です。
(注4):乾燥したクリーンエアは、エアドライヤ(露点=-20℃程度)、エアフィルタ(メッシュサイズ0.01μm程度)を通したエアです。
(注5):使用可能な圧力範囲は、使用するノズルにより異なります。
(注6):「DSC」は「DISCHARGE」の略式記号です。
------------------------------ Tab6 showing ------------------------------
寸法図
単位mm
ER-VS02
イオナイザ本体
シャワーノズル(ER-VAS)(別売)装着図
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
形状保持チューブ、形状保持チューブジョイントノズル(ER-VAK□、ER-VAJK)(別売)装着図
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
型式名 | A | B |
---|---|---|
ER-VAK10 | 130 | 229.3 |
ER-VAK30 | 330 | 429.3 |
ER-VAK50 | 530 | 629.3 |
ストレートバーノズル(ER-VAB□)(別売)装着図
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
型式名 | A | B | C |
---|---|---|---|
ER-VAB020 | 200 | 349.5 | 359 |
ER-VAB032 | 320 | 469.5 | 479 |
ER-VAB065 | 650 | 799.5 | 809 |
導電性チューブジョイントノズル(ER-VAJT-64)(別売)装着図
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
ER-VAJK
形状保持チューブジョイントノズル(別売)
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
ER-VAK□
形状保持チューブ(別売)
型式名 | A |
---|---|
ER-VAK10 | 112 |
ER-VAK30 | 312 |
ER-VAK50 | 512 |
ER-VAJT-64
導電性チューブジョイントノズル(別売)
(注1):六角締め付け部は16.9mmです。
ER-AT50
導電性チューブ(別売)
ER-ATH
導電性チューブホルダ(別売)
ER-AF10
ミニラインフィルタ(別売)
ER-AF20
ミニラインフィルタ(別売)
ER-VAPS1
ACアダプタ(別売)
ER-VS01(受注終了品)
イオナイザ本体
------------------------------ Tab7 showing ------------------------------
回路・接続
入・出力回路図
コネクタ端子配列図
端子No. | 端子名 | コネクタ付ケーブルのリード線の色 |
---|---|---|
(1) | 0V | 青 |
(2) | COM(-) | - |
(3) | 放電停止入力 | 桃 |
(4) | リセット入力 | 紫 |
(5) | 24V | 茶 |
(6) | COM(+) | - |
(7) | チェック出力 | 橙 |
(8) | エラー出力 | 黒 |
(注1):(1)と(2)はコネクタ側で短絡しています。
(5)と(6)はコネクタ側で短絡しています。
------------------------------ Tab8 showing ------------------------------
除電特性
(代表例)
各ノズル共通
ER-VAS
シャワーノズル
ER-VAB020
ストレートバーノズル
ER-VAB032
ストレートバーノズル
ER-VAB065
ストレートバーノズル
ER-VAJK
ER-VAK10
形状保持チューブジョイントノズル、形状保持チューブ
ER-VAJK
ER-VAK30
形状保持チューブジョイントノズル、形状保持チューブ
ER-VAJK
ER-VAK50
形状保持チューブジョイントノズル、形状保持チューブ
ER-VAJT-64
ER-AT50
導電性チューブジョイントノズル、導電性チューブ
- 除電の定義:1000V→100V -1000V→-100Vとなった状態
- 除電時間の定義:除電が達成されるのにかかる、プラス側、マイナス側の平均時間
------------------------------ Tab9 showing ------------------------------
使用上のご注意
- 本製品は、一般産業用に静電気除去を行なうもので、人命や財産に影響を与える事故防止など安全確保を目的とした制御機能を有するものではありません。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 屋外で使用しないでください。
取り付け
- 本製品を筐体に取り付ける場合、M4ビスを使用してください。(M4ビスは、別途ご用意ください。)
- 本製品を並べて設置する場合は、5mm以上離してください。5mm未満で使用すると性能に影響を及ぼすことがあります。
- 日常点検やメンテナンス時に作業ができるスペースを確保してください。
- アース端子を必ず接地してください。接地が不充分な場合、除電性能が著しく低下します。
(D種接地または電源コモン接地) - オプションのACアダプタER-VAPS1を使用する場合、アース端子は必ず電源コモン接地してください。
- 帯電物体が他の物体に接近または触れている状態でイオンを吹き付けても除電効果は得られません。帯電物体が他の物体から離れた状態または空中に浮いた状態のときに、イオンを吹き付けられるような場所に本製品を設置してください。
ノズルについて
- 本製品は、イオナイザ本体のみでの使用はできません。必ず別売のノズルを取り付けて、使用してください。
- 別売のノズルの改造は、絶対に行なわないでください。改造したノズルを使用するとノズル内部の圧力が上昇してしまいますので、放電部の監視機能が働き、チェック出力が動作します。
- 別売のノズルの詳細については、ノズルに付属の取扱説明書をご参照ください。
- ノズルは、用途に合わせてお選びください。
- 各ノズルに適したエア圧力でご使用ください。
- 本製品の根元までねじ込むようにして、エアノズルを取り付けてください。
配管
- 本製品のエア入口部に取り付けるエアチューブは、外径φ6mmとしてください。
- 本製品には、清浄なエア(水、油またはホコリなどを含まないエア)を供給してください。
保守・メンテナンス
- 点検清掃をする場合は、必ず電源およびエアの供給を遮断した状態で行なってください。
- 放電針は先がとがっていますので、清掃の際は充分ご注意ください
- 放電針の先端に汚れが付着すると、除電効果が低下します。チェック信号が出力された場合は清掃を行なってください。
- チェック信号が出力されなくても、定期的に清掃してください。
- 放電針は寿命部品です。20,000時間を目安に交換することをお奨めします。放電針はER-VANT2をご使用ください。
- 放電針の清掃を行なってもチェック信号が出力される場合は、放電針を交換してください。
- エラー信号が出力された場合は、異常放電している可能性があります。
下記項目をチェックしてください。- 電源電圧が仕様範囲内であることをご確認ください。
- 放電針に欠けや汚れがないか、放電針ユニットが本体に正常に取り付けられているかご確認ください。放電針に欠けや汚れがある場合は、清掃するかまたは新しい物に交換してください。
- ノズル内部に異物がないか、正常にノズルが取り付けられて、設置されているかご確認ください。
- アース端子が確実に接続されているかご確認ください。
- エラー信号出力後、リセットする場合はリセット信号を入力してください。
放電針の清掃手順
- 電源およびエアの供給が遮断されていることを確認します。
- 本体後側から放電針を取り外します。
- アルコールを染み込ませた綿棒などで、放電針やその周辺の汚れを取り除きます。
- 放電針に糸クズなどの異物が付着していないことを再度確認してください。
- 清掃後、放電針を取り付けます。
放電針の交換
- 電源およびエアの供給が遮断されていることを確認します。
- 本体後側から放電針を取り外します。
- 新しい放電針やその周辺に汚れがないことを確認した後、ノズルを取り付けます。
配線
- 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。感電するおそれがあります。
- 配線後、電源を投入する前に結線状態を確認してください。
- 誤配線をすると、故障の原因となります。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
その他
- 本製品を接続する直流電源には、必ず絶縁トランスなどでアイソレーションされたもの、またはオプションのACアダプタER-VAPS1をご使用ください。
- 本製品に、オートトランス(単巻トランス)などをご使用になると、短絡して本体や電源が破損するおそれがあります。
- 本製品の仕様範囲外では、使用しないでください。事故や故障の原因となります。また、著しく寿命の低下を招きます。
- 本製品の分解、修理、改造は絶対に行なわないでください。事故や故障の原因となります。
- 本製品を火中に投じないでください。製品が破裂したり、有毒ガスが発生するおそれがあります。
- 放電針には高電圧が印加されていますので、指や身体、針金や工具などの金属類を近づけないでください。感電や故障の原因となります。
- 本製品は、防爆形ではありません。発火物または引火物などの危険物が存在する場所で使用しないでください。発火または引火のおそれがあります。
- 電源を切った後、すぐに電源を投入すると異常出力が出ることがあります。電源を切った後電源を投入する場合は、1秒以上の間隔をあけてください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所や、水、油や溶接時のスパッタが直接かかる所での使用は避けてください。
- 大気中でオゾンが発生しますので、オゾン臭を感じたら換気を行なってください。オゾンが長期間滞留した場合、金属などが酸化・腐食するおそれがあります。また、ノズル出口または吹き出し口付近に顔を近づけてオゾン臭を確認しないでください。鼻、喉などをいためるおそれがあります。
- 電源やエアを供給する前には、配線や配管の状態を確認してください。誤った配線や配管は、故障の原因となります。
- 本製品を除電以外の目的で使用しないでください。
- 本製品が使用不能または不要になった場合は、産業廃棄物として適切な廃棄処理を行なってください。
- 本製品へ供給しているエアを電磁弁などでON/OFFする場合は、放電停止入力も同時にON/OFFしてください。
- 使用する流体は、空気(乾燥したクリーンエア)を使用してください。空気(乾燥したクリーンエア)以外の流体や腐食性ガスなどを含む場合、事故や故障の原因となります。
- カーボン粉、塵などの異物や水、油を含んだエアは使用しないでください。感電や故障の原因となりますので、エアフィルタやエアドライヤの設置などの適切な処置を行なってください。
ミニラインフィルタ(別売)について
品名 | ミニラインフィルタ | ||
---|---|---|---|
型式名 | ER-AF10 | ER-AF20 | |
項目 | 適合イオナイザ | ER-VS02、ER-SP□ | |
使用流体 | エア | ||
配管接続形状 | R1/8、Rc1/8 | R1/4、Rc1/4 | |
捕集粒径 | 0.1μm | ||
捕集効率 | 99.9% | ||
処理エア流量(注1) | 40ℓ/min(. ANR) | 80ℓ/min(. ANR) | |
膜面積 | 29.9cm2 | 68.7cm2 | |
最高使用圧力 | 0.97MPa | ||
保証耐圧力 | 1.47MPa | ||
使用周囲温度 | +5~+45℃ | ||
材質 | 本体:アルミ合金(アルマイト処理) エレメント:多孔質中空糸膜 | ||
質量 | 本体質量:約11g | 本体質量:約18g |
(注1):フィルタ性能が保たれる最大処理エア流量です。
最大処理時で、約0.1MPa程度の圧力降下が発生します。
配管
<ER-AF20+ER-VS02の取付例>
- 上図のように、本製品の両側にエア配管用継手を取り付け、エア配管に接続してください。
(注1):本製品は、アルミ合金を使用していますので、無理な力が加わらないようにしてください。
(注2):本製品は、固形物除去用です。水や油などは事前に除去してください。
注意事項
- 配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮エアの吹き 流し)を充分に行なってください。作業中に発生した切屑、 シールテープまたは錆などが混入すると目詰まりの原因と なります。
- 使用流体には、水や油などを含まない空気(乾燥したクリー ンエア)を使用してください。水や油などによって目詰まり をおこし、性能が劣化する原因となります。
- 使用流体および雰囲気中に下記のような物質が含まれてい る場合は、使用しないでください。
• 有機溶剤・リン酸エステル系作動油
• 亜硫酸ガス・塩素ガス・酸類 - 本製品は産業用です。人命に関わる装置には、使用しないでください。
- 分解または改造をしないでください。
- 本製品を廃棄する場合は、産業廃棄物として廃棄してください。
エア圧力降下について
- ミニラインフィルタ(ER-AF10/AF20)を挿入すると、エア 圧力降下が発生します。二次側圧力がイオナイザの使用 エア圧力範囲内になるように一次側圧力を調整してくださ い。(使用エア圧力範囲はノズルにより異なりますのでご 注意ください。また最大処理エア流量で使用した場合、約 0.1MPa程度の圧力降下が発生します。)
- 処理エア流量以上のエアを印加するとフィルタ効果が低下しますので、ご注意ください。