パナソニック インダストリー / 制御機器
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超薄型セーフティライトカーテン[Type2 PLc SIL1] SF2C

  • 基本情報

  • 種類・価格

  • オプション

  • 仕様

  • 寸法図

  • 回路・接続

  • 使用上のご注意

------------------------------ Tab1 showing ------------------------------

基本情報

超薄型セーフティライトカーテンにType2新登場!
簡単施工&省配線を実現

UL,CE,CSA,TUV,UKCAを取得しています。

CE : 機械指令、EMC指令
UKCA:機械規則、EMC規則
UL、CSA : TÜV SÜD America Inc.による認証取得

  • standard_osha_ansi
  • standard_jis

------------------------------ Tab2 showing ------------------------------

種類・価格

セーフティライトカーテン商品構成(推奨)

ケーブルタイプ(取付金具、ケーブル3m付)

※SF2Cシリーズは、外部デバイスモニタ機能を装備していません。

※コントロールユニットSF-C13(推奨)またはセーフティリレーなどを用いて、お客様が必要とされる制御カテゴリの安全回路構築が必要です。

[1] セーフティライトカーテン(Type2)

Handタイプ 最小検出物体ø25mm(光軸20mmピッチ)

形状検出距離(注1)型式名(注2)(注3)光軸数検出幅標準価格
<税別>
PNP出力タイプNPN出力タイプ
セーフティライトカーテン(Type2)0.1~3mSF2C-H8-PSF2C-H8-N8160mm各53,700円
SF2C-H12-PSF2C-H12-N12240mm各65,900円
SF2C-H16-PSF2C-H16-N16320mm各78,100円
SF2C-H20-PSF2C-H20-N20400mm各90,300円
SF2C-H24-PSF2C-H24-N24480mm各102,500円
SF2C-H28-PSF2C-H28-N28560mm各114,700円
SF2C-H32-PSF2C-H32-N32640mm各126,900円

(注1):検出距離は、投・受光器間の設置可能範囲を示します。
設置可能範囲

(注2):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。

(注3):製品の銘板に記載されている型式名に"E"の記号がある機種は投光器、"D"の記号がある機種は受光器です。

保守部品(セーフティライトカーテンに付属)

品名型式名(注1)内容標準価格
<税別>
標準取付金具MS-SFC-1M5六角穴付ボルト1本でセーフティライトカーテンを背面方向に取り付けます。金具の取付方向は、上下方向と左右方向(デッドスペースレス)が選択可能。
(投・受光器用4個1セット)(注2)
2,100円
テストロッドø25SF4C-TR25日常点検用最小検出物体(ø25mm)2,600円

(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。

(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

標準取付金具

MS-SFC-1
MS-SFC-1
MS-SFC-1

[2] コントロールユニット

品名形状型式名(注1)内容標準価格
<税別>
薄型
コントロール
ユニット
SF-C13SF-C13バラ線ケーブルでセーフティライトカーテンと接続。
リレー出力。
SF2Cシリーズとの組み合わせでは制御カテゴリ2まで対応可能。
34,200円

(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。

------------------------------ Tab3 showing ------------------------------

オプション

取付金具

品名型式名
(注1)
内容標準価格
<税別>
NA2-N
互換取付金具
MS-SFC-2エリアセンサNA2-NシリーズをSF2Cシリーズに置き換える場合に使用。NA2-Nシリーズの取付加工穴を流用します。M6六角穴付ボルトでセンタ取り付けも可能。
(投・受光器用4個1セット)(注2)
2,100円
多用途金具MS-SFC-32通りの取り付けが可能です。
(1)光軸調整を行なえる背面取り付け。
(2)アルミフレームにデッドスペースレスにてセンタ取り付け。
(投・受光器用4個1セット)(注2)
2,600円
多用途金具用
中間保持金具
MS-SFC-4セーフティライトカーテンを中間で保持するための金具です。多用途金具MS-SFC-3(別売)をSF2C-H28-P、SF2C-H28-N、SF2C-H32-P、SF2C-H32-Nに使用する場合は、必ずご購入ください。
(投・受光器用2個1セット)(注2)
2,000円

(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。

(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

NA2-N互換取付金具

MS-SFC-2

MS-SFC-2

多用途金具

MS-SFC-3

MS-SFC-3

多用途金具用中間保持金具

MS-SFC-4

MS-SFC-4

金属保護ケース

MS-SFCH-8
MS-SFCH-8
MS-SFCH-12/16/20/24/28/32
MS-SFCH-12/16/20/24/28/32
品名金属保護ケース
(投・受光器用2個1セット)
SF2C-H□型式名(注1)標準価格<税別>
8MS-SFCH-86,500円
12MS-SFCH-128,100円
16MS-SFCH-169,700円
20MS-SFCH-2011,200円
24MS-SFCH-2412,800円
28MS-SFCH-2814,300円
32MS-SFCH-3215,600円

(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。

セーフティリレー推奨品のご案内

型式名:SFリレースリムタイプ新しいウィンドウで開く

セーフティリレーの推奨品のご案内

ご注意:推奨品の詳細については、当社営業担当新しいウィンドウで開くまでお問い合わせください。

種類LED表示灯あり
型番SFS3-L-DC24VSFS4-L-DC24V
ご注文品番AG1S132AG1S142
接点構成3a1b4a2b
定格制御容量6A/250V AC、6A/30V DC
最小適用負荷1mA/5V DC
コイル定格15mA/24V DC20.8mA/24V DC
定格消費電力360mW500mW
動作時間20ms以下
復帰時間20ms以下
使用周囲温度-40~+85℃(湿度5~85%RH)
適合認証韓国Sマーク、UL/c-UL、TÜV

------------------------------ Tab4 showing ------------------------------

仕様

セーフティライトカーテン共通仕様

種類PNP出力タイプNPN出力タイプ
型式名SF2C-H□-PSF2C-H□-N



国際規格IEC 61496-1/2(タイプ2)、ISO 13849-1:2015 (カテゴリ2、PLc)、IEC 61508-1~3(SIL1)
日本JIS B 9704-1/2(タイプ2)、JIS B 9705-1(カテゴリ2)、JIS C 0508(SIL1)
欧州(注2)EN 61496-1(タイプ2)、EN ISO 13849-1:2015 (カテゴリ2、PLc)、EN 61508-1~3(SIL1)、EN 55011、EN 50178、EN 61000-6-2
北米(注3)ANSI/UL 61496-1/2(タイプ2)、ANSI/UL 508、CAN/CSA 61496-1/2(タイプ2)、CAN/CSA C22.2 No.14、ANSI/RIA 15.06
適合規制および認証CEマーキング(機械指令、EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(機械規則、EMC規則、RoHS規則)、TÜV SÜD認証、TÜV SÜD認証(米国・カナダ)
検出距離0.1~3m
光軸ピッチ20mm
最小検出物体φ25mmの不透明体
有効開口角検出距離が3mのとき±5°以下(IEC 61496-2、ANSI/UL 61496-2による)
電源電圧24V DC±20% リップルP-P10%以下
制御出力(OSSD)・最大流出電流:200mA
・印加電圧:電源電圧と同一(制御出力-+V間)
・残留電圧:2.5V以下(流出電流200mA、ケーブル長10m時)
・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む)
・最大負荷容量:2.2μF(無負荷~最大出力電流まで)
・負荷配線抵抗:3Ω以下
・最大流入電流:200mA
・印加電圧:電源電圧と同一(制御出力-0V間)
・残留電圧:2.5V以下(流入電流200mA、ケーブル長10m時)
・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む)
・最大負荷容量:2.2μF(無負荷~最大出力電流まで)
・負荷配線抵抗:3Ω以下
 動作モード(出力動作)全光軸入光時ON、1光軸以上遮光時OFF(セーフティライトカーテン内部異常時および同期信号異常もOFFとなります。)

保護回路(短絡保護)

装備
応答時間OFF時:20ms以下、ON時:80~100ms
ロックアウト出力(SSD)・最大流出電流:60mA
・印加電圧:電源電圧と同一(ロックアウト出力-+V間)
・残留電圧:2.5V以下(流出電流60mA、ケーブル長10m時)
・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む)
・最大負荷容量:2.2μF(無負荷~最大出力電流まで)
・負荷配線抵抗:3Ω以下
・最大流入電流:60mA
・印加電圧:電源電圧と同一(ロックアウト出力-0V間)
・残留電圧:2.5V以下(流入電流60mA、ケーブル長10m時)
・漏れ電流:200μA以下(電源OFF時を含む)
・最大負荷容量:2.2μF(無負荷~最大出力電流まで)
・負荷配線抵抗:3Ω以下
 動作モード(出力動作)正常動作時ON、ロックアウト時OFF(注4)

保護回路(短絡保護)

装備
干渉防止機能装備
テスト入力機能装備
大型アプリ表示灯機能装備
汚損度3
使用標高2,000m以下(注5)



保護構造IP65、IP67(IEC)
使用周囲温度-10~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-25~+60℃
使用周囲湿度30~85%RH、保存時:30~85%RH
使用周囲照度白熱ランプ:受光面照度5,000ℓx以下
耐電圧AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間
絶縁抵抗DC500Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間
耐振動耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久300m/s2(約30G) XYZ各方向3回
投光素子赤外LED(発光ピーク波長:850nm)
ケーブル0.16mm2 5芯耐熱PVCケーブル3m付
ケーブル延長0.3mm2以上のケーブルにて投・受光器各全長50mまで延長可能
材質本体ケース:ポリカーボネートアロイ、検出面カバー:ポリカーボネートアロイ、MS-SFC-1(標準取付金具):SUS
付属品MS-SFC-1(標準取付金具):1セット、SF4C-TR25(テストロッド):1本

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

(注2):機械指令に関しては、第三者認証機関TÜV SÜDによる型式認証を取得しています。

(注3):米国/カナダ規格においては、第三者認証機関TÜV SÜDによるCTÜVUSマークを取得しています。

(注4):投光器がロックアウトした場合、投光器の光が受光器に入光するとロックアウト情報が通信され、ロックアウト出力(SSD)がOFFします。

(注5):標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存を行なわないでください。

セーフティライトカーテン個別仕様

種類最小検出物体25mm(光軸20mmピッチ)
型式名PNP出力タイプSF2C-H8-PSF2C-H12-PSF2C-H16-PSF2C-H20-P
NPN出力タイプSF2C-H8-NSF2C-H12-NSF2C-H16-NSF2C-H20-N
光軸数8121620
検出幅160mm240mm320mm400mm
消費電流大型アプリ
表示灯消灯時
投光器:25mA以下
受光器:25mA以下
投光器:30mA以下
受光器:30mA以下
投光器:35mA以下
受光器:35mA以下
大型アプリ
表示灯点灯時
投光器:35mA以下
受光器:30mA以下
投光器:35mA以下
受光器:35mA以下
投光器:40mA以下
受光器:35mA以下
投光器:40mA以下
受光器:40mA以下
PFHD PNP出力タイプ3.60×10-93.66×10-93.73×10-93.79×10-9
NPN出力タイプ3.74×10-93.80×10-93.86×10-93.93×10-9
MTTFD100年以上
本体質量(投・受光器合計)約280g約340g約400g約460g
種類最小検出物体25mm(光軸20mmピッチ)
型式名PNP出力タイプSF2C-H24-PSF2C-H28-PSF2C-H32-P
NPN出力タイプSF2C-H24-NSF2C-H28-NSF2C-H32-N
光軸数242832
検出幅480mm560mm640mm
消費電流大型アプリ
表示灯消灯時
投光器:35mA以下、受光器:35mA以下
大型アプリ
表示灯点灯時
投光器:45mA以下
受光器:40mA以下
投光器:45mA以下
受光器:45mA以下
投光器:50mA以下
受光器:45mA以下
PFHDPNP出力タイプ3.85×10-93.92×10-93.98×10-9
NPN出力タイプ3.99×10-94.05×10-94.12×10-9
MTTFD100年以上
本体質量(投・受光器合計)約520g約580g約640g

(注1) :指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。PFHDは1時間当たりの危険側故障率、MTTFDは平均危険側故障時間です。

コントロールユニット (SF-C13)

コントロールユニットの仕様詳細については、 セーフティライトカーテン専用コントロールユニット SF-C10 仕様をご参照ください。

------------------------------ Tab5 showing ------------------------------

寸法図

単位mm

SF2C-H□

セーフティライトカーテン
取付金具装着図
図は、標準取付金具MS-SFC-1(付属)を装着した場合です。

<センタ取り付け>

センタ取り付け

<デッドスペースレス取り付け>

デッドスペースレス取り付け

型式名ABCDE
SF2C-H8□140160172184130
SF2C-H12□220240252264210
SF2C-H16□300320332344290
SF2C-H20□380400412424370
SF2C-H24□460480492504450
SF2C-H28□540560572584530
SF2C-H32□620640652664610
型式名FG
SF2C-H□20ø3.7

(注1):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

図は、多用途金具MS-SFC-3(別売)と多用途金具用中間保持金具MS-SFC-4(別売)を装着した場合です。

<背面取り付け>

背面取り付け

<デッドスペースレス取り付け>

デッドスペースレス取り付け

型式名中間保持金具AA'BB'CD
SF2C-H8□-175116--190160
SF2C-H12□-255196--270240
SF2C-H16□-335276--350320
SF2C-H20□-415356--430400
SF2C-H24□-495436--510480
SF2C-H28□575516238~338209~309590560
SF2C-H32□655596278~378249~349670640

(注1):MS-SFC-4は、下記の機種を使用時に必ず取り付けてください。
SF2C-H28-□、SF2C-H32-□

(注2):セーフティライトカーテンは樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

MS-SFC-1

標準取付金具(付属)

MS-SFC-1

材質:SUS304
本体質量:約32g(4個)
梱包質量:約35g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]

MS-SFC-2

NA2-N互換取付金具(別売)

MS-SFC-2

材質:SUS304
本体質量:約36g(4個)
梱包質量:約40g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]

MS-SFC-3

多用途金具(別売)

MS-SFC-3

材質:SUS304
本体質量:約75g(4個)
梱包質量:約90g
金具4個1セット[M3(長さ4mm)サラビス4本付属]

MS-SFC-4

多用途金具用中間保持金具(別売)

MS-SFC-4

材質:SUS304
本体質量:約40g(2個)
梱包質量:約60g
金具2個1セット

MS-SFCH-□

金属保護ケース(別売)

MS-SFCH-□

材質:アルミニウム

装着図

図は、セーフティライトカーテンに金属保護ケース(MS-SFCH-□)を装着した場合です。

MS-SFCH-□ 装着図

型式名ABCDEF本体質量(2個)
MS-SFCH-819018017517216226約160g
MS-SFCH-1227026025525224235約240g
MS-SFCH-1635034033533232235約340g
MS-SFCH-2043042041541240235約420g
MS-SFCH-2451050049549248235約520g
MS-SFCH-2859058057557256235約600g
MS-SFCH-3267066065565264235約700g

------------------------------ Tab6 showing ------------------------------

回路・接続

PNP出力タイプ

PNP出力タイプ

※ S1、S2

スイッチS1

  • テスト入力、大型アプリ表示灯入力
    ON:Vs-2.5V~Vs
    OFF:開放

スイッチS2

  • 周波数設定入力
    周波数1設定:開放
    周波数2設定:+V

(注1)大型アプリ表示灯入力線(橙)を+Vへ接続すると橙色が点灯し、開放すると消灯します。

(注2)Vsは、使用している電源電圧です。

NPN出力タイプ

NPN出力タイプ

※ S1、S2

スイッチS1

  • テスト入力、大型アプリ表示灯入力
    ON:0~+2.5V
    OFF:開放

スイッチS2

  • 周波数設定入力
    周波数1設定:開放
    周波数2設定:+V

(注1) 大型アプリ表示灯入力線(橙)を0Vへ接続すると橙色が点灯し、開放すると消灯します。

接続例

基本配線:最小限の動作のみ

  • 投光器と受光器を各1台ずつ対向させた一般的な接続方法です。制御出力(OSSD)は遮光状態になるとOFFし、入光状態になるとONします。

〈PNP出力タイプSF2C-H-P

PNP出力タイプSF2C-H□-P

〈NPN出力タイプSF2C-H-N

NPN出力タイプSF2C-H□-N

テスト入力機能/大型アプリ表示灯機能/干渉防止機能使用時の配線

〈PNP出力タイプSF2C-H-P

PNP出力タイプSF2C-H□-P

※ S1

ON:Vs-2.5V~Vs
OFF:開放

(周波数設定入力)

周波数1設定:開放
周波数2設定:+V

(注1)大型アプリ表示灯入力線(橙)を+Vへ接続すると橙色が点灯し、開放すると消灯します。

(注2)Vsは、使用している電源電圧です。

〈NPN出力タイプSF2C-H-N

NPN出力タイプSF2C-H□-N

※ S1

ON:0~+2.5V
OFF:開放

(周波数設定入力)

周波数1設定:開放
周波数2設定:+V

(注1) 大型アプリ表示灯入力線(橙)を0Vへ接続すると橙色が点灯し、開放すると消灯します。

コントロールユニットSF-C13接続図(制御カテゴリ2)

PNP出力タイプ:最小限の動作のみ

  • セーフティライトカーテンの制御出力OSSDをS1へ接続し、S2とS3を短絡してください。
PNP出力タイプ:最小限の動作のみ

(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ配線し直してください。この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。

(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。

NPN出力タイプ:最小限の動作のみ

  • セーフティライトカーテンの制御出力OSSDをS4へ接続し、S2とS3を短絡してください。
NPN出力タイプ:最小限の動作のみ

(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、X2へ接続している配線をX3へ配線し直してください。この場合、リセット(RESET)ボタンは不要です。

(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。

端子配列図

端子配列図
端子名内  容
A1+24V DC
A20V
S1~S4セーフティライトカーテン制御出力
(OSSD)入力端子
AUX半導体補助出力
X1リセット出力端子
X2リセット入力端子(手動)
X3リセット入力端子(自動)
13-14、23-24、33-34安全出力(NO接点×3)
41-42補助出力(NC接点×1)

セーフティライトカーテン側の配線の際は、端子台を別途ご用意ください。

------------------------------ Tab7 showing ------------------------------

使用上のご注意

自己診断機能

  • 本装置は、自己診断機能を装備しています。
  • 電源投入時およびテスト入力がOFFからONになった後に自己診断を実施します。
  • 異常が発見された場合は、その時点でロックアウト状態となり、制御出力(OSSD)およびロックアウト出力(SSD)がOFFに固定されます。
  • 安全保持のために1日1回以上、本装置の遮光状態を点検してください。
  • 自己診断を実施しないと予期せぬ異常の発見が遅れ危険度が高まり、本装置が誤作動し死亡または重傷を負うおそれがあります。

テスト入力機能

  • 投光器の光が入光している状態で受光器の制御出力(OSSD)を強制的にON/OFFさせ、正常に動作していることをチェックする機能です。
  • テスト入力線(桃)の配線により、ON/OFFの選択ができます。
    テスト入力線(桃)テスト
    入力
    制御出力
    (OSSD)状態
    ロックアウト出力
    (SSD)状態
    開放無効ONON
    PNP出力タイプ:+Vへ接続
    NPN出力タイプ:OVへ接続
    有効OFFON
  • テスト入力有効時は、制御出力(OSSD)がOFFとなります。本機能を用いることにより不要な外来ノイズによる誤動作や制御出力(OSSD)の異常を装置側でも確認することが可能となります。
  • テスト入力線(桃)を開放すると通常動作に復帰します。

<タイムチャート>

タイムチャート

  • テスト入力機能は、SF2Cシリーズを設置している機械を停止させる目的で使用しないでください。死亡または重傷を負うおそれがあります。

ロックアウト機能

ロックアウト出力(SSD)

  • ロックアウト出力(SSD)は、正常動作時ONし、ロックアウト時OFFします。

<タイムチャート>

タイムチャート

(注):投光器がロックアウトした場合、投光器の光が受光器に入光すると、ロックアウト情報が受光器に通信され、ロックアウト出力(SSD)がOFFします。

ロックアウト解除機能

  • 本装置がロックアウト状態から通常動作へ復帰するための機能です。本装置が全光軸入光状態かつ本装置の異常が排除されている状態で「テスト入力機能」を使用すると、本装置は通常動作へ復帰します。

<タイムチャート>

タイムチャート

干渉防止機能

  • セーフティライトカーテン1・投光器の干渉防止出力線(緑)とセーフティライトカーテン2・投光器のテスト入力線(桃)を接続し、セーフティライトカーテン1・受光器の周波数設定入力線(灰)を開放、セーフティライトカーテン2・受光器の周波数設定入力線(灰)を+Vへ接続すると干渉防止機能が有効になります。

大型アプリ表示灯機能

  • 大型アプリ表示灯入力線(橙)の配線により、大型アプリ表示灯の点灯/消灯の選択が可能です。
大型アプリ表示灯入力線(橙)大型アプリ表示灯の動作
PNP出力タイプ:+Vへ接続
NPN出力タイプ:OVへ接続
橙色点灯
開放消灯

<タイムチャート>

タイムチャート

(注):投光器の光が受光器に入光すると、受光器の大型アプリ表示灯が点灯 します。

  • 本装置を「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格、規制をご参照ください。
  • 本装置を日本国内でプレス安全用として使用しないでください。日本国内で使用するプレス機械・シャー(紙断裁機)にはSF4D--01をご使用ください。
  • このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず製品の取扱説明書をお読みください。
  • 出荷時に投・受光器で調整してありますので、投光器と受光器は同じシリアルNo.の組み合わせでご使用ください。シリアルNo.は、投光器および受光器の銘板(型式名の下側)に表記されています。
  • 必ず、安全のため始業点検を行なってください。
  • 本装置は非常停止装置により、動作サイクルの途中で急停止できない機械には、使用しないでください。

その他

  • 本装置は、工業環境に使用する目的で開発/製造された装置です。
  • 本装置は、AGVなどの移動体設備には使用しないでください。
  • 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 本装置は樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

各部の名称と機能

表示灯部

投・受光器共通

名 称機 能
大型アプリ表示灯
(橙色)
大型アプリ表示灯入力有効時:点灯
大型アプリ表示灯入力無効時:消灯
周波数設定表示灯
(橙色)〔FREQ〕
周波数1設定時:消灯
周波数2設定時:点灯
異常表示灯
(黄色)〔FAULT〕
通常動作時:消灯
ロックアウト時:点滅または点灯

投光器

名 称機 能
動作表示灯
(緑色)〔POWER〕
動作時:点灯
テスト入力有効時:消灯
テスト表示灯
(赤色)〔TEST〕
テスト入力有効時:点灯
テスト入力無効時:消灯

受光器

名 称機 能
OSSD表示灯
(赤色/緑色)〔OSSD〕
制御出力(OSSD)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD)ON時:緑色点灯
不安定入光表示灯
(橙色)〔STB〕
安定入光時(入光量150%以上): 消灯
〔制御出力(OSSD)ON〕
不安定入光時(入光量100~150%): 点灯
〔制御出力(OSSD)ON〕
遮光時(入光量100%未満)(注1): 消灯
〔制御出力(OSSD)OFF〕

(注):本体には、〔 〕内の名称が表記されています。

(注1):遮光時とは、検出領域内に遮光物が存在する状態をいいます。

光沢面の影響

  • 本装置を設置する箇所に光沢面が存在する場合は、光沢面からの反射光が受光器に入光しないように本装置を設置するか、もしくは光沢面を加工(塗装・マスキング・粗面処理・材質の変更など)するかの対策を行なってください。光沢面への対策を行なわない場合、本装置が検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 金属製の壁、床、天井、ワークなどやカバー、パネル、ガラスなどの光沢面(光の反射率が高い面)から以下に示す距離A以上離して本装置を設置してください。

側面図

pic06

上面図

上面図
形式名A
SF2C-H□0.32m

検出領域

  • 機械の危険部へ到達するには、必ず検出領域を通過する構造にしてください。また、機械の危険部で作業をする場合は、人体の一部もしくは全部が、検出領域内に残る構造にしてください。人体が検出されないと、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
  • 1つの投光器(受光器)に対向して複数の受光器(投光器)を接続することはできません。

正しい検出領域の設定例

正しい検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

安全距離

  • 安全距離を正確に計算し、機械の危険部と本装置の検出領域との間に、必ず安全距離以上の間隔をあけて設置してください。(計算式については、最新の規格にてご確認ください。)安全距離 の計算方法を間違えた場合や、充分な間隔をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 実際にシステム設計をする前には、本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。
  • 人体が本装置の検出領域に垂直に侵入(通常)するとき、次に示す計算式を使用して安全距離を算出します。侵入方向が垂直ではないときは必ず関連規格(地域、機械の規格など)をご確認ください。

安全距離

EN ISO 13855 / ISO 13855 / JIS B 9715の場合

検出領域に対して進入方向が垂直の場合
<最小検出物体がø40mm以下の場合>

  • 計算式(1) S=K×T+C

S:安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。

K:人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。

T:装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4C:本装置の応答時間(s)

C:本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)

  • 安全距離Sを算出するときには、下記のように5つの場合分けがあります。
    まず、前記計算式にK=2,000(mm/s)として計算します。そのときの計算結果を1)S<100、2)100≦S≦500、3)S>500の3つの場合分けをします。計算結果が3)S>500になった場合は、もう一度前記計算式にK=1,600(mm/s)として再計算します。そのときの計算結果を4)S≦500、5)S>500の2つの場合分けをします。詳細については、取扱説明書をご参照ください。
  • 本装置を「PSDIモード」で使用する場合は、適切な安全距離Sを算出する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格・規制をご参照ください。

<最小検出物体がø40mmより大きい場合>

  • 計算式(1) S=K×T+C

S:安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。

K:人体または物体の侵入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。

T:装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF2C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF2C:本装置の応答時間(s)

C:本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)

ANSI B11.19の場合

  • 計算式(2) S=K×(TS+TC+TSF2C+Tbm)+Dpf

S:安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。

K:侵入速度[OSHAによる推奨値は、63(inch/s)≒1,600(mm/s)]です。
侵入速度Kは、ANSI B11.19では定義されていません。適用するKの値を決定する際には、オペレータの身体能力を含むあらゆる要因を考慮してください。

TS: 最終的に停止する制御要素(エアバルブなど)から測定した機械の停止時間(s)

TC: 機械のブレーキを作動させるのに要する機械制御回路の最大応答時間(s)

TSF2C: 本装置の応答時間(s)

Tbm:ブレーキモニタにより許容される追加停止時間(s)
機械がブレーキモニタを装備している場合は、下記 計算式となります。
Tbm=Ta-(TS+TC)
Ta:ブレーキモニタ設定時間(s)
機械がブレーキモニタを装備していない場合は、(TS+TC)の20%以上を追加停止時間とすることをお奨めします。

Dpf: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
Dpf=61.2mm(SF2C-H□)、
23.8mm(SF4C-F□)
[Dpf=3.4×(d-0.276)(inch)≒3.4×(d-7)(mm)
d:最小検出物体の直径0.985(inch)≒25(mm)(SF2C-H□)]

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