パナソニック インダストリー / 制御機器
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非接触式電磁ロック付セーフティドアスイッチ MZM100(終了品)

  • 受注終了情報

  • 仕様

  • 寸法図

  • 回路・接続

  • 使用上のご注意

受注終了

終了時期

2021年03月31日

本商品は受注を終了いたしました。
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。

------------------------------ Tab1 showing ------------------------------

受注終了情報

pic01-1

------------------------------ Tab2 showing ------------------------------

仕様

種類マグネットロックタイプ
型式名M12コネクタMZM100ST2-1P2P-AMZM100ST2-1P2PR-A
M23コネクタMZM100ST-1P2P-AMZM100ST-1P2PR-A
適合規格EN ISO 13849-1(カテゴリ4、PLe)、IEC 61508(SIL3)、IEC 60947-5-3(PDF-M)、EN 60947-5-1
定格動作電圧(Ue)24V DC+10-15%(PELV)
定格動作電流(le)1A
消費電流(Io)0.6A以下(外部接続負荷を除く)
ヒューズ定格2A
安全出力(Y1、Y2)PNPトランジスタ・オープンコレクタ2出力
・定格動作電圧(Ue1):24V DC+10 -15%
・最大負荷電流(Ie1):250mA
・残留電圧:1V未満
・漏れ電流(Ir):0.5mA以下
・使用カテゴリ:DC-13
 動作モード
(出力動作)
ロック時:扉"閉"時ON、ロック解除時:OFF
保護回路
(短絡保護)
装備
応答時間150ms未満
スイッチング周波数1Hz
リスク持続時間150ms未満
診断出力(OUT)PNPトランジスタ・オープンコレクタ
・定格動作電圧(Ue2):定格動作電圧(Ue)-4V~定格動作電圧(Ue)
・最大負荷電流(Ie2):50mA
・使用カテゴリ:DC-13
 動作モード
(出力動作)
扉"閉"時:ON、扉"開"時:OFF
保護回路
(短絡保護)
装備
安全入力(X1、X2)-3~+5Vまたは開放時:安全出力OFF固定
+15~+30V時:安全出力動作(24V DC印加時、流入電流4mA以上)
ソレノイド入力(IN)-3~+5Vまたは開放時:ロック解除
+15~+30V時:ロック(扉"閉"時)
・最大流入電流20mA
・24V DC印加時、流入電流10mA
・100%ED(磁気)


電源(Power)緑色LED( 通電時点灯)
異常(Fault)赤色LED( 異常時点灯または点滅)
状態(Lock/Unlocked)黄色LED( 扉"閉"かつロック時点灯、扉"閉"かつロック解除時点滅、扉"開"時消灯)
アクチュエータ保持力0N30N
ロック時
引き剥がし強度(F)
500N(Fmax=750N)
機械的寿命100万回以上(扉の質量5kg以下、アクチュエータスピード0.5m/s以下)
定格絶縁電圧(Ui)32V DC
定格衝撃耐電圧(Uimp)800V
絶縁構造II、回(2重絶縁)
汚染度/過電圧カテゴリ3/III



保護構造IP67、IP65(IEC/EN 60529)
使用周囲温度-25~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-25~+85℃
使用周囲湿度30~95%RH
耐振動耐久10~150Hz 複振幅0.35mmまたは最大加速度49m/s2(約5G)
耐衝撃耐久300m/s2(約30G) 衝撃作用時間11ms
接続方式MZM100ST2-□:M12×1コネクタ、MZM100ST-□:M23×1コネクタ
最大ケーブル長最大200mまで可能(注1)
直列接続台数最大31台
ケース材質自己消火性グラスファイバ強化熱可塑性樹脂
PFHDPFH=3.5×10-9/h
使命時間20年
質量本体質量:約650g、梱包質量:約700g
付属品平座金:2枚、防塵キャップ:6個

(注1):ケーブル長やケーブルの導体断面積によって電圧降下の影響がありますのでご注意ください。

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寸法図

単位mm

MZM100ST2-1P2P-A
MZM100ST2-1P2PR-A

電磁ロック付セーフティドアスイッチ

MZM100ST2-1P2P-A, MZM100ST2-1P2PR-A

M:永久磁石

MZM100ST-1P2P-A
MZM100ST-1P2PR-A

電磁ロック付セーフティドアスイッチ

MZM100ST-1P2P-A, MZM100ST-1P2PR-A

M:永久磁石

MZM100-B1.1

アクチュエータ

MZM100-B1.1

MSMZM100-W

取付金具(別売)

MSMZM100-W

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回路・接続

※接続ケーブルは、2016年12月出荷分以降、ケーブル外皮色およびリード線色を変更しています。(DIN 47100準拠)
旧接続ケーブルのリード線色については、下記の「接続ケーブルのコネクタピン配置図」にてご確認ください。

セーフティリレーユニットSRB301ST接続図
(手動リセット、制御カテゴリ4)

セーフティリレーユニットSRB301ST接続図

(注1):PLCのX01~X03は入力、Y01~Y03は出力となります。また、GNDはMZM100と共通にしてください。

(注2):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、SRB301STのX2へ接続している配線をX3へ配線し直してください。この場合、リセット( RESET)ボタンは不要です。

(注3):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。

(注4):QSスイッチは、交差短絡監視機能無効(位置=nQS)で使用します。

  • 安全出力1(4)、安全出力2(7)は、セーフティリレーユニットへ直接配線できます。
  • 診断出力(5)とソレノイド入力(8)は、PLC等で制御することができます。
  • 単体使用の場合はMZM100の、安全入力1(2)、安全入力2(6)を+V(1)へ接続してください。
  • 接続図は、非通電状態を表しています。

※1

  • ソレノイド入力(8)
    Low(開放またはー3~+5V):ロック解除
    High(+15~+30V):ロック

複数台直列接続時の接続例(制御カテゴリ4)

複数台直列接続時の接続例(制御カテゴリ4)

(注1):上図は手動リセットの場合です。自動リセットで使用する場合は、SRB301STのX2へ接続している配線をX3へ配線し直してください。この場合、リセット( RESET)ボタンは不要です。

(注2):リセット(RESET)ボタンには、モーメンタリ式のスイッチをご使用ください。

(注3):QSスイッチは、交差短絡監視機能無効(位置=nQS)で使用します。

  • 最大31台まで直列接続が可能です。
  • 診断出力(5)とソレノイド入力(8)を装置ごとに分けて、共通のPLC等で制御することができます。
  • 安全回路における最大ケーブル長は、200mを超えないようにしてください。
  • 接続図は、非通電状態を表しています。
  • 本製品をISO 13849-1の制御カテゴリ4に適合させるには、安全出力1、2を制御カテゴリ4のセーフティリレーユニットなどに接続する必要があります。

接続ケーブルのコネクタピン配置図

接続ケーブル

コネクタピン

内容リード線色(カラーコード)
配置図No.新接続ケーブル
(灰色外皮)
旧接続ケーブル
(黒色外皮)
1+24V DC(A1)白(WH)茶(BN)
2安全入力1(X1)茶(BN)白(WH)
30V(A2)緑(GN)青(BU)
4安全出力1(Y1)黄(YE)黒(BK)
5診断出力(OUT)灰(GY)灰(GY)
6安全入力2(X2)桃(PK)紫(VT)
7安全出力2(Y2)青(BU)赤(RD)
8ソレノイド入力(IN)赤(RD)桃(PK)

------------------------------ Tab5 showing ------------------------------

使用上のご注意

基本動作

  • 本製品は、ドアスイッチ本体およびアクチュエータに装備されたセンサで防護扉の開閉状態およびロック状態、磁力の状態を監視し出力します。
  • 電源を投入し、IN端子に24V DCを印加すると磁力が発生しアクチュエータをロックします。IN端子を開放または0Vに接続するとロック解除となりアクチュエータを外すことができます。MZM100ST2-1P2PR-Aの場合は、ロック解除しても微弱な磁力でアクチュエータが容易に外れる(防護扉が開く)ことを防止します。(ラッチ機能)

安全出力の動作

  • 安全出力は、PNPトランジスタ出力でY1、Y2の2出力を装備しています。防護扉を閉じてロック状態になると安全出力はONになります。ロック解除状態や、防護扉が開いている(アクチュエータが離れている)と安全出力はOFFになります。
  • 本製品がエラーを検出した場合は以下の条件で安全出力がOFFになります。
    • 安全機能が保証されないエラー(内部エラー)の場合:エラーの検出直後
    • 安全機能に直接影響しないエラー(交差短絡、安全出力の地絡など)の場合:エラーを検出して30分後
    但し、エラー検出状態で、ロック解除し扉を開けた場合は、安全出力はOFFとなりその後、再度ロック状態にしても安全出力はOFFを保持します。
  • 本製品は安全出力がONの時、自己診断機能により最大2ms周期的にOFFします。
安全出力の動作
  • 単体使用時 : 1ms以下
  • 複数台直列接続時 : 2ms以下(最大31台)
  • 本製品の自己診断機能で、機械が停止するおそれがありますので、本装置に接続する機器(セーフティリレーユニットなど)の応答時間に留意して接続してください。また、交差短絡検出機能を装備していますので、接続機器側の交差短絡検出機能を無効にしてください。

診断出力機能

  • 診断出力(OUT)はPNPトランジスタ出力で、1出力を装備しています。アクチュエータ接触(防護扉閉)時にONし、アクチュエータが離れた(防護扉が開いた)場合OFFになります。本製品がエラーを検出した場合は、診断出力がOFFになります。
  • 診断出力を装置の停止を目的として使用しないでください。
    死亡または重傷を負うおそれがあります。

ロック時のアクチュエータ強制開離について

  • 本製品はロック時に(保持面に対して垂直に)500Nの保持力がありますが、それを超えた力の場合、アクチュエータは強制的に引き剥がされてしまいます。また、保持面に対して水平に動かす場合は、小さな力でアクチュエータが引き剥がされてしまいます。これらの場合、エラーとなりロックアウト状態となります。
    ロック時のアクチュエータ強制開離について
  • 強制的に引き剥がした直後の本製品のロックアウト状態
    (電源投入、ソレノイド入力は+Vと接続)
    • 安全出力Y1、Y2:150ms以内にOFF
    • 表示灯の状態
         緑色:点灯
         黄色/赤色:交互点滅
    • 保持力
         MZM100ST2-1P2PR-A(ラッチ機能有り):30N
         MZM100ST2-1P2P-A (ラッチ機能無し):0N
    この場合のロックアウト状態は他のエラーによるロックアウト状態とは異なり、異常状態を排除後の電源の再投入や、扉の開閉などでは正常状態に復帰しません。強制的に引き剥がした際のロックアウト解除については、次項をご参照ください。

ドアスイッチとアクチュエータが不当な力で強引に引き離された場合

  • 電磁ロック付セーフティドアスイッチMZM100のロック時の保持力(Fmax)は500Nです。防護扉を不当な力で強引に開くとドアスイッチとアクチュエータが引き離され、安全出力は150ms以内にOFFとなり、エラー表示灯(赤色)と動作表示灯(黄色)が交互に点滅します。
  • 装置を復帰させる場合は、防護扉を閉めた後、ソレノイド入力をOFFにしてから再度ONにしてください。このときエラー表示灯(赤色)と動作表示灯(黄色)は同時に点滅しますが、防護扉を閉めた状態でエラー表示灯(赤色)の点滅が消えるまで10分間保持してください。その後、電源もしくはソレノイド入力をOFFにしてから再度ONにすると、通常の動作状態になります。(ドアスイッチもアクチュエータも破損していません。)

配線

  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 本製品を取り付ける機械または支柱は、必ずフレームグランド(F.G.)に接地してください。また、配線はフレームグランド(F.G.)に接続された金属製の配線ボックス内で処理してください。
  • 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
  • EMC指令、低電圧指令に適合した電源ユニットをご使用ください。
    (欧州で使用する場合のみ)
  • 本製品の施工にあたり、ISO 12100およびEN 953、ISO 14119を遵守してください。また、電気配線は専門技術者が実施してください。
  • 本製品に使用する電源は、PELV電源を使用してください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ずフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • 誤配線は内部回路を破損する可能性がありますので、電源投入前に必ず配線を確認してください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。

取り付け

  • 本製品は、本製品の保持面に対して垂直にアクチュエータを動作させるように取り付けてください。保持面に対して水平に動作させると500Nより小さな力でアクチュエータを引き剥がすことができるため、エラーとなり、ロックアウト状態になります。
  • 本製品は2箇所の取付穴を使用し、M6ビスおよび付属の平座金で取り付けてください。
  • 本製品は、防護扉のストッパとして使用することができます。
  • 取り付け方向に制約はありません。
  • 本製品を確実に動作させるために、ドアスイッチとアクチュエータの角度を2°以下にしてください。
  • 取り付け後、取付穴に付属のキャップを装着してください。キャップは必要に応じて取り外すことができます。

その他

  • 本製品は、SCHMERSAL社製品です。
  • 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 本カタログに記載された内容は、製品の改良などのために予告なく変更することがあります。
  • 電源投入時の過渡的状態(約4s)を避けてご使用ください。
  • 本製品のPFHDの計算、あるいはIEC 61508に適合するためには、装置個々のPFHD、および安全回路内で使用する部品のPFHDを合計する必要があります。
  • 蒸気、ホコリ、粉塵等の多い場所や、腐食性ガス、可燃性ガス等の雰囲気での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や薬品、油、油脂類がかからないようにご注意ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 悪環境下で使用する場合は下記メンテナンスを行なってください。
    1. ドアスイッチおよびアクチュエータが確実に取り付けられていることを確認してください。
    2. ドアスイッチとアクチュエータの水平・垂直取り付け許容値を確認してください。
      垂直方向:最大±5mm、水平方向:最大±3mm
    3. ドアスイッチの取り付け角度(2°以下)を確認してください。
    4. 動作テストを行なってください。
    5. ホコリを除去してください。

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