防爆近接センサ BGX-K(終了品)
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仕様
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寸法図
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回路・接続
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検出特性
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使用上のご注意
受注終了
終了時期
2019年09月30日
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
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受注終了情報
防爆構造電気機械器具型式検定合格証
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------------------------------ Tab2 showing ------------------------------
仕様
防爆近接センサ
種類 | 円柱型 | ネジ型 | ||
---|---|---|---|---|
シールドタイプ | 非シールドタイプ | |||
型式名 | BGX-5SK | BGX-8MK | BGX-8MLK | |
組み合わせ 防爆バリア | BR-G72K (他との組み合わせは、防爆性がなくなり危険ですので禁止します。) | |||
防爆構造 | 本質安全防爆構造(i3nG5) | |||
対象ガス | 3nG5 | |||
設置場所 | "3nG5"相当のガスまたは蒸気の0種・1種・2種の各危険場所 または非危険場所 | |||
定格 | 7V DC、4mA | |||
最大動作距離(注2) | 1.5mm±10% | 2mm±10% | 4mm±10% | |
安定検出範囲(注2) | 0~1.2mm | 0~1.6mm | 0~3.2mm | |
標準検出物体 | 鉄6×6×t1mm | 鉄8×8×t1mm | 鉄20×20×t1mm | |
応差(ヒステリシス) | 動作距離の20%以下(標準検出物体にて) | |||
出力 | 無接点直流2線式 | |||
出力動作 | 離れてON | |||
短絡保護 | 装備 | |||
最大応答周波数 | 1.7kHz | 1.2kHz | 1.0kHz | |
動作表示灯 | 橙色LED(非検出時点灯) | |||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67(IEC)、IP67G、防浸形 | ||
使用周囲温度 | -25~+60℃、保存時:-30~+80℃ | |||
使用周囲湿度 | 45~85%RH、保存時:35~95%RH | |||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | |||
絶縁抵抗 | DC250Vメガにて50MΩ以上 充電部一括・ケース間 | |||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間 | |||
耐衝撃 | 耐久1,000m/s2(約100G) XYZ各方向3回 | |||
温度特性 | 使用周囲温度範囲にて+20℃のときの検出距離の±10%以内 | |||
材質 | ケース:ステンレス(SUS303)、検出部:ポリアリレート 表示灯部:ポリアリレート(但し、BGX-5SKを除く) | |||
ケーブル | 0.15mm2 2芯耐油・耐熱・耐寒キャブタイヤケーブル5m付 | |||
ケーブル延長 | 0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長50mまで延長可能(注3) | |||
質量(注4) | 本体質量:約45g | 本体質量:約60g | 本体質量:約60g | |
付属品 | - | ナット:2個、歯付座金:1枚 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):最大動作距離は、標準検出物体に対する最大検出距離を示します。
安定検出範囲は、使用周囲温度の変動などを考慮し、標準検出物体を安定して検出できる距離範囲を示します。
(注3):0種場所において、延長ケーブルの接続はできません。
(注4):ネジ型の質量は、ナット・歯付座金を含んだ値です。
種類 | ネジ型 | |||
---|---|---|---|---|
シールドタイプ | ||||
型式名 | BGX-12MK | BGX-18MK | BGX-30MK | |
組み合わせ 防爆バリア | BR-G71K (他との組み合わせは、防爆性がなくなり危険ですので禁止します。) | |||
防爆構造 | 本質安全防爆構造(i3nG5) | |||
対象ガス | 3nG5 | |||
設置場所 | "3nG5"相当のガスまたは蒸気の0種・1種・2種の各危険場所 または非危険場所 | |||
定格 | 7V DC、4mA | |||
最大動作距離(注2) | 3mm±10% | 7mm±10% | 10mm±10% | |
安定検出範囲(注2) | 0~2.4mm | 0~5.6mm | 0~8mm | |
標準検出物体 | 鉄12×12×t1mm | 鉄18×18×t1mm | 鉄30×30×t1mm | |
応差(ヒステリシス) | 動作距離の20%以下(標準検出物体にて) | |||
出力 | 無接点直流2線式 | |||
出力動作 | 離れてON | |||
短絡保護 | 装備 | |||
最大応答周波数 | 1.2kHz | 500Hz | 350Hz | |
動作表示灯 | 橙色LED(非検出時点灯) | |||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67(IEC)、IP67G、防浸形 | ||
使用周囲温度 | -25~+60℃、保存時:-30~+80℃ | |||
使用周囲湿度 | 45~85%RH、保存時:35~95%RH | |||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | |||
絶縁抵抗 | DC250Vメガにて50MΩ以上 充電部一括・ケース間 | |||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間 | |||
耐衝撃 | 耐久1,000m/s2(約100G) XYZ各方向3回 | |||
温度特性 | 使用周囲温度範囲にて+20℃のときの検出距離の±10%以内 | |||
材質 | ケース:黄銅(ニッケルメッキ)、検出部:ナイロン 表示灯部:ナイロン | |||
ケーブル | 0.3mm2 2芯耐油・耐熱・耐寒キャブタイヤケーブル5m付 | |||
ケーブル延長 | 0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長50mまで延長可能(注3) | |||
質量(注4) | 本体質量:約110g | 本体質量:約150g | 本体質量:約270g | |
付属品 | ナット:2個、歯付座金:1枚 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):最大動作距離は、標準検出物体に対する最大検出距離を示します。
安定検出範囲は、使用周囲温度の変動などを考慮し、標準検出物体を安定して検出できる距離範囲を示します。
(注3):0種場所において、延長ケーブルの接続はできません。
(注4):ネジ型の質量は、ナット・歯付座金を含んだ値です。
種類 | ネジ型 | |||
---|---|---|---|---|
非シールドタイプ | ||||
型式名 | BGX-12MLK | BGX-18MLK | BGX-30MLK | |
組み合わせ 防爆バリア | BR-G71K (他との組み合わせは、防爆性がなくなり危険ですので禁止します。) | |||
防爆構造 | 本質安全防爆構造(i3nG5) | |||
対象ガス | 3nG5 | |||
設置場所 | "3nG5"相当のガスまたは蒸気の0種・1種・2種の各危険場所 または非危険場所 | |||
定格 | 7V DC、4mA | |||
最大動作距離(注2) | 8mm±10% | 15mm±10% | 22mm±10% | |
安定検出範囲(注2) | 0~6.4mm | 0~12mm | 0~17.6mm | |
標準検出物体 | 鉄30×30×t1mm | 鉄50×50×t1mm | 鉄70×70×t1mm | |
応差(ヒステリシス) | 動作距離の20%以下(標準検出物体にて) | |||
出力 | 無接点直流2線式 | |||
出力動作 | 離れてON | |||
短絡保護 | 装備 | |||
最大応答周波数 | 650Hz | 350Hz | 220Hz | |
動作表示灯 | 橙色LED(非検出時点灯) | |||
耐 環 境 性 | 保護構造 | IP67(IEC)、IP67G、防浸形 | ||
使用周囲温度 | -25~+60℃、保存時:-30~+80℃ | |||
使用周囲湿度 | 45~85%RH、保存時:35~95%RH | |||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間 | |||
絶縁抵抗 | DC250Vメガにて50MΩ以上 充電部一括・ケース間 | |||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間 | |||
耐衝撃 | 耐久1,000m/s2(約100G) XYZ各方向3回 | |||
温度特性 | 使用周囲温度範囲にて+20℃のときの検出距離の±10%以内 | |||
材質 | ケース:黄銅(ニッケルメッキ)、検出部:ナイロン 表示灯部:ナイロン | |||
ケーブル | 0.3mm2 2芯耐油・耐熱・耐寒キャブタイヤケーブル5m付 | |||
ケーブル延長 | 0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長50mまで延長可能(注3) | |||
質量(注4) | 本体質量:約110g | 本体質量:約150g | 本体質量:約270g | |
付属品 | ナット:2個、歯付座金:1枚 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):最大動作距離は、標準検出物体に対する最大検出距離を示します。
安定検出範囲は、使用周囲温度の変動などを考慮し、標準検出物体を安定して検出できる距離範囲を示します。
(注3):0種場所において、延長ケーブルの接続はできません。
(注4):ネジ型の質量は、ナット・歯付座金を含んだ値です。
■使用可能な発火性ガスの分類
一般に工場などで多く取り扱われる代表的な爆発性ガスについて、発火度及び爆発等級を分類して示すと下表のようになります。BGX-Kシリーズは、下表の内、爆発等級の分類1級〜3級、発火度G1〜G5のガス中で使用可能です。
発火度 | 爆発等級 | ||||
---|---|---|---|---|---|
1級 | 2級 | 3級 | |||
G1 | アセトン 一酸化炭素 酢酸メチル ベンゼン 臭化エチル スチレン | アンモニア 酢酸 トルエン メタン シアン化水素 アクリロニトリル | エタン 酢酸エチル プロパン メタノール クロロベンゼン | 石炭ガス | 水性ガス 水素 |
G2 | エタノール 1-ブタノール イソペンタン 1,4ジオキサン | 酢酸イソペンチル イソオクタン イソブタノール 酢酸ビニル | ブタン 無水酢酸 酢酸プロピル 酢酸ブチル | エチレン エチレンオキシド プロピレンオキシド | アセチレン |
G3 | ガソリン ヘキサン 1-ペンタノール ブチルアルデヒド | ヘプタン テトラヒドロフラン 塩化ブチル デカン | ペンタン オクタン シクロヘキサン ジメチルエーテル | イソプレン 硫化水素 | - |
G4 | アセトアルデヒド | エチルエーテル | ジブチルエーテル | - | - |
G5 | - | - | 二硫化炭素 |
防爆バリア
型式名 | BR-G71K | BR-G72K | |
---|---|---|---|
組み合わせ 防爆近接センサ | BGX-12M□K、BGX-18M□K BGX-30M□K 1台または2台 (他との組み合わせは、防爆性がなくなり危険ですので禁止します) | BGX-5SK、BGX-8M□K 1台または2台 (他との組み合わせは、防爆性がなくなり危険ですので禁止します) | |
防爆構造 | 本質安全防爆構造(i3nG5) | ||
対象ガス | 3nG5 | ||
設置場所 | 非危険場所 | ||
電源電圧 | 12~24V DC±10% リップルP-P10%以下 | ||
消費電流 | 30mA以下(組み合わせ防爆近接センサを含む) | ||
センサ用供給電源 | 7V DC、4mA | ||
安全保持定格 | 250V AC 50/60Hz、250V DC | ||
出力 [OUT1(センサ1出力) OUT2(センサ2出力)] | NPNトランジスタ・オープンコレクタ 2回路 ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:30V DC以下(出力-0V間) ・残留電圧:1.5V以下(流入電流100mAにて) 0.4V以下(流入電流16mAにて) | ||
出力動作 | 接近時ON/離れてON 切換スイッチにて選択 | ||
短絡保護 | 装備 | ||
応答時間 | 0.1ms以下(センサの応答時間を含まず) | ||
OUT1 動作表示灯 | 橙色LED[OUT1(センサ1)ON時点灯] | ||
OUT2 動作表示灯 | 橙色LED[OUT2(センサ2)ON時点灯] | ||
電源表示灯 | 緑色LED(通電時点灯) | ||
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | -20~+50℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-30~+70℃ | |
使用周囲湿度 | 35~85%RH、保存時:35~85%RH | ||
耐電圧 | AC1,500V 1分間 充電部一括・ケース間 | ||
絶縁抵抗 | DC500Vメガにて10MΩ以上 充電部一括・ケース間 | ||
耐振動 | 耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | ||
耐衝撃 | 耐久100m/s2(約10G) XYZ各方向2回 | ||
接続方法 | 端子台接続式 | ||
材質 | 本体ケース:ABS、端子部:PBT、ケースカバー:ポリカーボネート | ||
質量 | 本体質量:約130g | ||
付属品 | 第1種接地端子接続用圧着端子:2個、熱収縮チューブ:2個 |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
------------------------------ Tab3 showing ------------------------------
寸法図
単位mm
BGX-5SK
センサ
BGX-8MK
センサ
BGX-8MLK
センサ
BGX-12MK
センサ
BGX-18MK
センサ
BGX-30MK
センサ
BGX-12MLK
センサ
BGX-18MLK
センサ
BGX-30MLK
センサ
BR-G71K
BR-G72K
防爆バリア
------------------------------ Tab4 showing ------------------------------
回路・接続
入・出力回路図(防爆バリア)
接続図
------------------------------ Tab5 showing ------------------------------
検出特性
BGX-5SK
BGX-8MK
BGX-8MLK
BGX-12MK
BGX-18MK
BGX-30MK
BGX-12MLK
BGX-18MLK
BGX-30MLK
------------------------------ Tab6 showing ------------------------------
使用上のご注意
<全機種共通>
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 本製品は、日本の厚生労働省型式検定合格品です。海外では、各国の法律および規格に適合する製品をご使用ください。
防爆に関する注意事項
- 本質安全防爆センサシステムは、防爆近接センサBGX-Kシリーズ1台または2台と防爆バリアBR-G71K/BR-G72K1台の組み合わせにより、型式検定を受け認定されたものです。必ず、認定された組み合わせでご使用ください。
- 本シリーズは、本質安全防爆構造です。防爆性能は定められた条件・仕様が充分満足された状態で保証されます。これらが守られない場合には、防爆性能は失われます。
- 厚生労働省作成の「工場電気設備防爆指針」(ガス・蒸気防爆)および「防爆構造電気機械器具型式検定ガイド(国際規格に整合した技術的基準関係)」をよく読んで、防爆の一般的事項についてご理解ください。
- 出力の安全保持定格を厳守してください。これを超えて使用した場合には、防爆性能は保たれません。
- 一切の改造・変更はできません。(ケーブルの延長を除く)
- 設置場所を厳守してください。
配線
- 防爆近接センサと防爆バリアを接続する配線は、非本安回路(一般回路)からの電磁誘導・静電誘導を受けることを防止するため、金属管・金属ダクトなどにより、独立した工事を行なってください。
- 防爆バリアの接地端子は、必ず単独でA種接地をしてください。
<防爆近接センサ>
取り付け
- 取り付け時の締め付けトルクは、下記の値以下としてください。
セットビスによる取り付け
- セットビスは必ずM4以下のクボミ先を使用し、締め付けてください。
<円柱型>
型 式 名 | A(mm) | B(mm) | 締め付けトルク |
---|---|---|---|
BGX-5SK | 5~30 | 3 | 0.29N・m |
- 表示灯部および表示灯部の反対側にあたる箇所を避けて取り付けてください。
ナットによる取り付け
型 式 名 | C部の寸法(mm) | 締め付けトルク |
---|---|---|
BGX-8MK | 3~10.3 | 5.9N・m |
10.3以上 | 11.8N・m | |
BGX-8MLK | 12以上 | 11.8N・m |
BGX-12MK | 3.5~13.5 | 10N・m |
13.5以上 | 20N・m | |
BGX-18MK | 4~18 | 45N・m |
18以上 | 80N・m | |
BGX-30MK | 5~21 | 80N・m |
21以上 | 180N・m | |
BGX-12MLK | 15以上 | 20N・m |
BGX-18MLK | 25以上 | 80N・m |
BGX-30MLK | 30以上 | 180N・m |
(注1):ナットがネジ部より、はみ出さないように取り付けてください。
取り付け
- BGX-8M(L)KおよびBGX-12M(L)Kは締め付け強度アップのため、ネジが特殊形状になっています。
機器に直接タップを切ってセンサを取り付ける場合、下穴径を下記の値以上にしてください。
周囲金属との間隔
- センサの周囲にある金属が検出に影響を及ぼす場合がありますので、下記事項にご注意ください。
周囲金属の影響
- 周囲に金属があると影響を受けます。以下に示す値以上の間隔をあけてください。
型 式 名 | D(mm) |
---|---|
BGX-5SK | 4.5 |
BGX-8MK | 4.5 |
BGX-8MLK | 8 |
BGX-12MK | 8 |
BGX-18MK | 20 |
BGX-30MK | 40 |
BGX-12MLK | 22 |
BGX-18MLK | 45 |
BGX-30MLK | 75 |
金属内への埋め込み
- 金属の種類にもよりますが、完全に埋め込んでしまうと、検出距離が変化する場合があります。特に円柱型および非シールドタイプは、以下に示す値以上の空間をあけてください。
型 式 名 | E(mm) | F(mm) |
---|---|---|
BGX-5SK | φ12 | 3 |
BGX-8MLK | φ24 | 12 |
BGX-12MLK | φ50 | 15 |
BGX-18MLK | φ75 | 25 |
BGX-30MLK | φ105 | 30 |
(注1):非シールドタイプは、ナットの位置により検出距離が変化する場合があります。
相互干渉について
- 複数の近接センサを並べて使用する場合は、干渉防止のため、以下に示す値以上の間隔をあけてください。
対向配置の場合
並行配置の場合
型 式 名 | G(mm) | H(mm) |
---|---|---|
BGX-5SK | 19 | 14 |
BGX-8MK | 20 | 15 |
BGX-8MLK | 60 | 45 |
BGX-12MK | 35 | 20 |
BGX-18MK | 70 | 45 |
BGX-30MK | 115 | 70 |
BGX-12MLK | 145 | 95 |
BGX-18MLK | 250 | 165 |
BGX-30MLK | 350 | 250 |
検出距離について
- 仕様の検出距離は、標準検出物体に対する値です。非鉄金属を検出する場合には、下表の修正係数を乗じた値が検出距離となりますので、ご注意ください。
修正係数表
金 属 | 鉄 | ステンレス (SUS304) | 黄 銅 | アルミ |
---|---|---|---|---|
BGX-5SK | 1 | 約0.63 | 約0.32 | 約0.30 |
BGX-8MK | 1 | 約0.59 | 約0.32 | 約0.29 |
BGX-8MLK | 1 | 約0.64 | 約0.38 | 約0.38 |
BGX-12MK | 1 | 約0.75 | 約0.51 | 約0.49 |
BGX-18MK | 1 | 約0.75 | 約0.50 | 約0.48 |
BGX-30MK | 1 | 約0.69 | 約0.44 | 約0.42 |
BGX-12MLK | 1 | 約0.67 | 約0.44 | 約0.43 |
BGX-18MLK | 1 | 約0.68 | 約0.45 | 約0.43 |
BGX-30MLK | 1 | 約0.67 | 約0.44 | 約0.43 |
(注1):メッキされている場合も検出距離が変わりますのでご注意ください。
防爆近接センサのケーブル延長について
- ケーブルを延長する場合は、下記事項を厳守してください。
[0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長50mまで延長可能。]
危険場所の場合
- 0種場所においての延長ケーブルの接続は、できません。
- 原則として、危険場所での延長ケーブルの接続は避けてください。やむを得ず接続する場合は、1種または2種場所に限り、本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。
接続箱を使用する場合、接続箱には端子台を設け、配線は端子台にビスで確実に締め付け、混触することのないようにしてください。
非危険場所の場合
- この場合も原則として、本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。但し、やむを得ない場合に限り、非本安回路と共用の接続箱を使用することができますが、内部で本安回路相互、本安回路と非本安回路相互が混触、誘導のおそれがないよう、接地した金属製隔離板によって充分に隔離してください。
<防爆バリア>
取り付け
- ビスにて取り付ける場合はM4のビスを使用し、締め付けトルクは0.78N・m以下としてください。
端子台への配線
- A種接地端子(端子No.2、3)には、必ず付属の圧着端子を使用して配線してください。また、その際は隣接する端子と接触しないように、付属の熱収縮チューブを使用してください。
適用圧着端子寸法
(単位 : mm)
Y 型 | 丸 型 |
---|---|
(注1):絶縁チューブ付のものをご使用ください。
推奨圧着端子:呼び1.25-3.0
- 締め付けトルクは、0.29~0.49N・mとしてください。
- 本安側(センサ)ケーブルと非本安側(一般回路)のケーブルが混触しないよう注意してください。
各部の名称と機能
名 称 | 機 能 | |
---|---|---|
[1] | OUT1動作表示灯 (橙色LED) | OUT1(センサ1)ON時点灯。 |
[2] | OUT2動作表示灯 (橙色LED) | OUT2(センサ2)ON時点灯。 |
[3] | 電源表示灯 (緑色LED) | 通電時点灯。 |
[4] | OUT1出力動作 切換スイッチ(注1) | OUT1の出力動作を切り換えます。 ・NORM. :接近時ON ・INV. :離れてON |
[5] | OUT2出力動作 切換スイッチ(注1) | OUT2の出力動作を切り換えます。 ・NORM. :接近時ON ・INV. :離れてON |
(注1):切換スイッチが、“NORM.”の状態でセンサが接続されていないと、出力は常時ONとなりますのでご注意ください。
保護カバーの装着
- 各端子の配線後は、必ず保護カバーを装着し、ビス止めをしてください。
その際のビスの締め付けトルクは、0.12N・m以下としてください。
その他
- 必ず非危険場所に設置してください。
- 電源投入時の過渡的状態(0.1s)を避けてご使用ください。
- 防爆バリアの取り付けおよび取り外しは、必ず電源を切った状態で行なってください。