パナソニック インダストリー / 制御機器
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ホットメルト検出センサ TH(終了品)

  • 受注終了情報

  • 仕様

  • 寸法図

  • 回路・接続

  • 検出特性

  • 使用上のご注意

受注終了

終了時期

2017年09月30日

本商品は受注を終了いたしました。
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。

------------------------------ Tab1 showing ------------------------------

受注終了情報

pic01

------------------------------ Tab2 showing ------------------------------

仕様

TH-11CS [スポットタイプ]

センサヘッド

型式名TH-11
組み合わせコントローラTH-C1
検出距離40±10mm
検出物体ø3mm以上かつ+85℃以上のホットメルト(放射率0.9)
使用周囲温度+25℃にて(注2)



使用周囲温度0~+50℃(但し、結露しないこと)、保存時:-10~+60℃
使用周囲湿度35~85%RH、保存時:35~85%RH
使用周囲照度白熱ランプ:受光面照度3,500ℓx以下
耐振動耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久500m/s2(約50G) XYZ各方向3回
光軸マーカ赤色LED
材質ケース: ポリカーボネート、前面カバー:サファイアガラス
ケーブル0.2mm23芯シールドケーブル2m付
質量本体質量:約77g
付属品MS-TH-1(センサヘッド取付金具):1式、TH-B1(遮熱カバー):1個

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

(注2):ø5mm以上であれば、+60℃以上のホットメルトも検出可能となります。

コントローラ

型式名TH-C1
組み合わせセンサヘッドTH-11
電源電圧12~24V DC±10% リップルP-P10%以下
消費電流100mA以下
出力
(出力1、出力2)
NPNトランジスタ・オープンコレクタ
・最大流入電流:100mA
・印加電圧:30V DC以下(出力-0V間)
・残留電圧:1V以下(流入電流100mAにて)
0.4V以下(流入電流16mAにて)
出力動作出力1:ホットメルト検出時ON(最大約1s間)、
出力2:判定NG時ON(最大約1s間)
短絡保護装備
応答時間(動作周波数)1ms以下(1~200Hz)
ウォーミングアップ時間約40s
感度設定方式ティーチング方式(押ボタン式)
メモリ機能8チャンネル分の設定値を記憶
外部チャンネル切換機能装備
タイマ機能約40ms固定オフディレイタイマ装備 有効/無効切換式



使用周囲温度0~+50℃(但し、結露しないこと)、保存時:-10~+60℃
使用周囲湿度35~85%RH、保存時:35~85%RH
耐電圧AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間
絶縁抵抗DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間
耐振動耐久10~55Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久500m/s2 (約50G) XYZ各方向3回
材質ケース:耐熱ABS、端子カバー:耐熱ABS、表示カバー:ポリカーボネート
ケーブル0.3mm2 8芯キャブタイヤケーブル2m付
ケーブル延長0.3mm2以上のケーブルにて全長100mまで延長可能
質量本体質量:約200g

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

TH-12CS TH-12CPS [長距離タイプ]

センサヘッド

型式名TH-12
組み合わせコントローラTH-C2、TH-C2P
検出距離10~300mm(注2)
検出物体ø6mm(3×10mm相当)以上かつ+100℃以上のホットメルト(放射率0.9)
 使用周囲温度+25℃にて(注3)



使用周囲温度0~+50℃(但し、結露しないこと)、保存時:-10~+60℃
使用周囲湿度35~85%RH、保存時:35~85%RH
使用周囲照度白熱ランプ:受光面照度3,500ℓx以下
耐振動耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久500m/s2(約50G) XYZ各方向3回
出力1 動作表示灯赤色LED[ホットメルト検出時点灯(最大約1s間)]
材質ケース:ポリカーボネート、表示灯:ポリカーボネート、レンズ:シリコーン
ケーブル0.2mm2 5芯シールドケーブル2m付
質量本体質量:約120g
付属品MS-TH-2(センサヘッド取付金具):1式、TH-B2(遮熱カバー):1個、
OS-TH12(スリット):1個

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

(注2):ティーチングが可能な検出距離です。但し、検出物体の大きさや温度、使用周囲温度などにより検出距離が異なります。

コントローラ

種類NPN出力タイプ(TH-12CS用)PNP出力タイプ(TH-12CPS用)
型式名TH-C2TH-C2P
組み合わせセンサヘッドTH-12
電源電圧12~24V DC±10% リップルP-P10%以下
消費電流100mA以下
出力
(出力1、出力2)
NPNトランジスタ・オープンコレクタ
・最大流入電流:100mA
・印加電圧:30V DC以下
(出力-0V間)
・残留電圧:1V以下
(流入電流100mAにて)
       0.4V以下
(流入電流16mAにて)
PNPトランジスタ・オープンコレクタ
・最大流出電流:100mA
・印加電圧:30V DC以下
(出力-+V間)
・残留電圧:2V以下
(流出電流100mAにて)
出力動作出力1:ホットメルト検出時ON(最大約1s間)、
出力2:判定NG時OFF(最大約1s間)
短絡保護装備
応答時間(動作周波数)検出距離200mm以下:1ms以下(1~200Hz)、
検出距離300mm以下:1.5ms以下(1~100Hz)
ウォーミングアップ時間約40s
感度設定方式ティーチング方式(押ボタン式)
メモリ機能8チャンネル分の設定値を記憶
外部チャンネル切換機能装備
タイマ機能約40ms固定オフディレイタイマ装備 有効/無効切換式



使用周囲温度0~+50℃(但し、結露しないこと)、保存時:-10~+60℃
使用周囲湿度35~85%RH、保存時:35~85%RH
耐電圧AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間
絶縁抵抗DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間
耐振動耐久10~55Hz 複振幅1.5mm XYZ各方向2時間
耐衝撃耐久500m/s2(約50G) XYZ各方向3回
材質ケース:耐熱ABS、端子カバー:耐熱ABS、表示カバー:ポリカーボネート
ケーブル0.3mm2 8芯キャブタイヤケーブル
2m付
0.3mm2 8芯キャブタイヤケーブル
1m付
ケーブル延長0.3mm2以上のケーブルにて全長100mまで延長可能
質量本体質量:約200g本体質量:約140g

(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。

------------------------------ Tab3 showing ------------------------------

寸法図

単位mm

TH-11CS

スポットタイプ

センサヘッド/TH-11

TH-11CS

コントローラ/TH-C1

TH-12CS TH-12CPS

TH-12CS
TH-12CPS

長距離タイプ

センサヘッド/TH-12

TH-12CS TH-12CPS

コントローラ/TH-C2、TH-C2P

MS-TH-2

MS-TH-1

スポットタイプ用センサヘッド取付金具(TH-11に付属)

OS-TH12

材質:SPCC

M3(長さ25mm)座金組込ビス2本付属

装着図

図は、遮熱カバーTH-B1(付属)を装着したTH-11に取り付けた場合です。

MS-TH-1

(注1):遮熱カバー未使用時は、18mmです。

MS-TH-2

長距離タイプ用センサヘッド取付金具(TH-12に付属)

MS-TH-2

材質 : SPCC

M3(長さ30mm)座金組込ビス2本付属

装着図

図は、遮熱カバーTH-B2(付着)を装着したTH-12に取り付けた場合です。

MS-TH-2

(注1):遮熱カバー未使用時は、25mmです。

OS-TH12

長距離タイプ用スリット(TH-12に付属)

OS-TH12

材質:SUS304

装着図

OS-TH12

------------------------------ Tab4 showing ------------------------------

回路・接続

NPN出力タイプ

入・出力回路図

コントローラ / TH-C1TH-C2

NPN出力タイプ 入・出力回路図

(注1):外部同期入力は、Low時有効となります。
記号…
D:電源逆接続保護用ダイオード
ZD1、ZD2: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr1、Tr2:NPN出力トランジスタ

※ 1

NPN出力タイプ 入・出力回路図 ※ 1

外部チャンネル切換入力によるチャンネル指定

入 力EXT.1(橙)XT.2(桃)EXT.3(紫)
チャンネルNo.
1LHH
2HLH
3LLH
4HHL
5LHL
6HLL
7LLL
8HHH

L:Low(0~1V)、H:High(4.5~30Vまたは開放)

(注1):パネル操作でのチャンネル指定は、外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)がすべてHighの状態(8チャンネル)でのみ行なえます。

(注2):パネル操作で、どのチャンネルに設定されていても、外部チャンネル切換入力が優先されます。(8チャンネルを除く)

(注3):チャンネル指定をパネル操作から外部チャンネル切換入力に変更する場合に、外部チャンネル切換入力で8チャンネルを指定するときは、必ず初めに8チャンネル以外のチャンネルを指定してから外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)をすべてHighの状態にしてください。この操作をしない場合は、パネル操作でのチャンネル指定が優先されます。

PNP出力タイプ

入・出力回路図

コントローラ / TH-C2P

PNP出力タイプ 入・出力回路図

(注1)外部同期入力は、High時有効となります。
記号…
D:電源逆接続保護用ダイオード
E:サージ電圧吸収用バリスタ
Tr1、Tr2:PNP出力トランジスタ

※ 1

PNP出力タイプ 入・出力回路図 ※ 1
※ 2
PNP出力タイプ 入・出力回路図 ※ 2

外部チャンネル切換入力によるチャンネル指定

入 力EXT.1(橙)XT.2(桃)EXT.3(紫)
チャンネルNo.
1LHH
2HLH
3LLH
4HHL
5LHL
6HLL
7LLL
8HHH

L:Low(0~1V)、H:High(4.5~30Vまたは開放)

(注1):パネル操作でのチャンネル指定は、外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)がすべてHighの状態(8チャンネル)でのみ行なえます。

(注2):パネル操作で、どのチャンネルに設定されていても、外部チャンネル切換入力が優先されます。(8チャンネルを除く)

(注3):チャンネル指定をパネル操作から外部チャンネル切換入力に変更する場合に、外部チャンネル切換入力で8チャンネルを指定するときは、必ず初めに8チャンネル以外のチャンネルを指定してから外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)をすべてHighの状態にしてください。この操作をしない場合は、パネル操作でのチャンネル指定が優先されます。

------------------------------ Tab5 showing ------------------------------

検出特性

TH-11CS

スポットタイプ

検出領域特性

・ 水平(左右)方向
TH-11CS スポットタイプ 検出領域特性 水平(左右)方向
・ 垂直(上下)方向
TH-11CS スポットタイプ 検出領域特性 垂直(上下)方向

上図は、ø3mm、+100℃のホットメルト(放射率0.9)を設定距離40mm、常温(+25℃)にて1レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

TH-12CS TH-12CPS

長距離タイプ

検出領域特性(スリット未装着時)

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット未装着時)

上図は、ø6mm、+100℃のホットメルト(放射率0.9)を設定距離300mm、常温(+25℃)にて2レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット未装着時)

上図は、ø6mm、+85℃ のホットメルト(放射率0.9)を設定距離250mm、常温(+25℃)にて2レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット未装着時)

上図は、ø3mm、+100℃のホットメルト(放射率0.9)を設定距離160mm、常温(+25℃)にて2レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット未装着時)

上図は、ø3mm、+85℃ のホットメルト(放射率0.9)を設定距離100mm、常温(+25℃)にて2レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

検出領域特性(スリット装着時)

・ 水平(左右)方向

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット装着時) 水平(左右)方向

・ 垂直(上下)方向

TH-12CS TH-12CPS 検出領域特性(スリット装着時) 水平(左右)方向

上図は、付属のスリットを装着し、ø6mm、+100℃のホットメルト(放射率0.9)を設定距離100mm、常温(+25℃)にて2レベルティーチングでティーチングし、測定したグラフです。

スリットを装着すると、検出距離は、スリットを装着していないときの約1/3となります。
検出距離参考表をご参照ください。)

------------------------------ Tab6 showing ------------------------------

使用上のご注意

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
  • 本製品の詳しい取り扱い説明については、本製品に付属している取扱説明書をご参照ください。

取り付け

センサヘッドの取り付け

<TH-11CSの場合>

  • 締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。

    ホットメルト検出センサ TH(終了品)

<TH-12CS、TH-12CPSの場合>

  • 締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。
  • ホットメルトアプリケータ付近にセンサヘッドを設置する場合は、付属の遮熱カバー(TH-B2)を装着してください。
  • 短いホットメルトの長さ判定などを行なうときは、付属のスリットOS-TH12)を装着してください。
    但し、スリットを装着すると検出距離が短くなります。

    ホットメルト検出センサ TH(終了品)

コントローラの取り付け

  • 35mm幅のDINレールに取り付けできます。
  • ビスで取り付ける場合は、M4ナベビスを使用し、締め付けトルクは1.2N・m以下としてください。

配線

  • センサヘッドのケーブル延長はできません。

その他

  • THシリーズは微分検出方式を採用しているため、ティーチングしたときの箱の長さや通過時間と異なる条件で検出させると、検出できない場合があります。必ずティーチングは、実際の検出条件で行なってください。
  • 使用周囲温度が著しく変化する環境では、安定した検出を行なうために、定期的にティーチングを行なってください。
  • 電源投入時のウォーミングアップ時間(約40s)を避けてご使用ください。また、ウォーミングアップ時間中(約40s)は、キーに触れないでください。コントローラに記憶されている設定感度が消去されることがあります。
  • RUNモード以外のモード中で電源を切った場合は、再度電源が投入されたときに、チャンネル切換モードで起動しますのでご注意ください。
  • センサヘッドのレンズに、ホットメルトなどの汚れが付着した場合は、エタノールを染み込ませた布などで軽く拭き取ってください。
  • ホットメルトの検出は、必ずワークを移動させながら行なってください。静止している場合は、検出できませんのでご注意ください。
  • ホットメルトの検出時間は、検出の特性上1sが上限です。1sを超えると、それ以降は出力1がOFFします。この場合、非検出状態にした後、安定検出が行なえるまで、最大約40sかかりますのでご注意ください。
  • ホットメルト塗布箇所およびセンサヘッド周辺に、白熱ランプなどの熱源を置かないでください。
    誤動作の原因となります。

  • ホットメルト塗布箇所の周辺に、熱反射率の高いもの(光沢のあるものなど)がある場合は、反射熱で誤動作する場合がありますので、遮熱板を設けるなど、センサヘッドに反射熱が入らないように対策をしてください。
  • 蛍光灯または白熱ランプの光や太陽光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、センサヘッドに直接入光しないようにご注意ください。また、白熱ランプ、太陽光の反射光にもご注意ください。

検出距離参考表 (TH-12CSおよびTH-12CPS)

  • ホットメルトの条件と検出距離との関係は、下表のようになります。
    ホットメルトの条件検出距離[mm]
    温度
    [℃]
    大きさ
    [mm]
    スリット未装着時スリット装着時
    +85φ310~100
    φ510~210
    φ610~250
    3×1010~250
    6×1010~33010~110
    +100φ310~160
    φ510~26010~86
    φ610~30010~100
    3×1010~30010~100
    6×1010~40010~133

各部の名称と機能

コントローラ(共通) 
コントローラ(共通)
センサヘッド/TH-12
センサヘッド/TH-12
 名 称機 能
[1]レベル表示灯
(2色表示灯)
(赤色/緑色LED)
・RUNモード時
検出レベルを、リアルタイムに表示します。
・チャンネル切換(CH.)モード時
各チャンネルのティーチング状況を表示します。
・ティーチング(SET)モード時
ティーチング中の検出レベルをリアルタイムに表示します。
また、ティーチング後の使用周囲温度の許容変化の
度合により、レベル表示灯が緑色点滅します。
ティーチングがうまく行なえなかった場合には、レベル
表示灯がすべて赤色点滅し続けます。
・感度レベル設定(SENS.)モード時
感度レベルを10 段階で表示します。
・長さ判定(SIZE)モード時
長さ判定レベルを10 段階で表示します。
・オフディレイタイマ設定モード(OFD)時
タイマON時:1~4の表示灯が点灯
タイマOFF時:消灯
[2]感度レベル
設定モード表示灯
(SENS.)(緑色LED)
・感度レベル設定(SENS.)モード時点灯。
・ティーチングされている場合は、RUNモード時およびチャンネル
切換(CH.)モード時、ティーチング(SET)モード時にも点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[3]出力1動作表示灯
(赤色LED)
・出力1 ON時点灯。
[検出時間が短い場合、センサヘッド側の表示灯は、
コントローラ側の表示灯と同期しなかったり、点灯し
ないことがあります。(TH-12CS、TH-12CPS)]
[4]出力2動作表示灯
(赤色LED)
・判定NG時点灯。
TH-11CS:出力2 ON時点灯
TH-12CS、TH-12CPS:出力2 OFF時点灯
[5]外部同期入力表示灯
(SYNC.)(赤色LED)
・外部同期入力ON(Low)時点灯。(TH-11CS、TH-12CS)
・外部同期入力ON(High)時点灯。(TH-12CPS)
[6]外部チャンネル
切換表示灯
(EXT.)(緑色LED)
・外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)が
1つでもLowの場合点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[7]長さ判定モード表示灯
(SIZE)(緑色LED)
・長さ判定(SIZE)モード時点灯。
・ティーチング時に外部同期信号が入力されている場合
は、RUNモード時にも点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[8]オフディレイタイマ
設定モード表示灯
(OFD)(緑色LED)
・オフディレイタイマ設定(OFD)モード時点灯。
・オフディレイタイマONの場合は、RUNモード時にも点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[9]UPキー・各設定モードにおいて、各々のレベルをアップさせます。
・ティーチング時は、良品状態をティーチングさせる場合に使用。
[10]DOWNキー・各設定モードにおいて、各々のレベルをダウンさせます。
・ティーチング時は、不良状態をティーチングさせる場合に使用。
[11]Mode(モード)キー・各設定モードの切り換えを行ないます。
[12]ティーチングモード表示灯
(SET)(緑色LED)
・ティーチング(SET)モード時点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[13]チャンネル切換
モード表示灯
(CH.)(緑色LED)
・チャンネル切換(CH.)モード時点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。
[14]RUNモード表示灯
(RUN)(緑色LED)
・RUNモード時点灯。
・電源投入時のウォーミングアップ時間中(約40s)は点滅。

メモリの消去方法(工場出荷時の状態に戻す)

手 順操 作

 
[1]電源を入れる
・電源投入後に、RUNモード表示灯(RUN)、チャンネル切換モード表示
灯(CH.)、ティーチングモード表示灯(SET)、感度レベル設定モード表
示灯(SENS.)、長さ判定モード表示灯(SIZE)、オフディレイタイマ設
定モード表示灯(OFD)が緑色点滅。






[2]電源投入後3秒以内に、ModeキーとUPキーを押す
・レベル表示灯が点滅。
レベル表示灯全てが、2回緑色点滅
        ↓
レベル表示灯全てが、2回赤色点滅
ティーチング[3]全てのチャンネルがティーチングされていない場合

(1)チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯
レベル表示灯:赤色点灯

(2)UPキーまたはDOWNキーを押すと、レベル表示灯の赤色が上下します。 チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯レベル表示灯:赤色点灯(1~8CH.移動)

(3)ModeキーとDOWNキーを押してRUNモードにします。(注1)
RUNモード表示灯(RUN):緑色点灯

ティーチング済みチャンネルがある場合(1CH を除く)

以下、5CH.ティーチング済みとします。

(1)チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯
レベル1表示灯:赤色点灯
レベル5表示灯:緑色点灯

(2)UPキーまたはDOWNキーを押します。
チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯
レベル1表示灯:赤色点灯
レベル5表示灯:緑色点灯(1~8CH.移動)
(注2

(3)5CH.に設定します。
チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯
レベル5表示灯:赤色点灯

(4)Modeキーを1回押します。

(5)UPキーまたはDOWNキーを押します。
チャンネル切換モード表示灯(CH.):緑色点灯
OUT1表示灯:赤色点灯
レベル表示灯:赤色点灯(1~8CH.移動)
レベル5表示灯:消灯

(6)ModeキーとDOWNキーを押してRUNモードにします。(注3)(注4)
RUNモード表示灯(RUN):緑色点灯

(注1):電源投入して40秒後、通常の検出状態になります。

(注2):レベル表示灯が5CH.に移動した場合も赤色が点灯します。

(注3):電源投入して40秒後、通常の検出状態になります。

(注4):1CH.にティーチングした場合は、ModeキーとUPキーを押した時点で記憶が消えます。

感度設定

手 順操 作

 
[1]電源を入れます
・ウォーミングアップ時間中(約40s)は、複数の表示灯が点滅し、その後RUNモード表示灯が点灯します。
・ウォーミングアップ時間中(約40s)は、キーを操作しないでください。






[2]

Mode(モード)キーを押して、 チャンネル切換(CH.)モードにします。

・レベル表示灯に各チャンネルのティーチング状況が表示されます。(表示は1~8チャンネルまでです。)
緑色LED点灯:ティーチング済みチャンネル
消灯:未ティーチングチャンネル
赤色LED点灯:指定チャンネル

[3]チャンネルを指定します。(注1)

・UPキーおよびDOWNキーを押してチャンネルを指定します。(指定できるのは1~8チャンネルです。)
・指定したチャンネルのレベル表示灯が赤色点灯します。



調
[4]

Mode(モード)キーを押して、ティーチング(SET)モードにします。

[5]光軸を調整します。

TH-11CSの場合
・センサヘッドから照射されている赤色マーカをホットメルトが通過する位置に当て、センサヘッドを固定します。

TH-12CS、TH-12CPSの場合
・センサヘッドの前面をホットメルトが通過する位置に向け、センサヘッドを固定します。

[6]ホットメルトが塗布された箱を通過させます。

TH-11CSの場合
・ホットメルトを検出すると、コントローラの出力1動作表示灯が赤色点灯します。
・さらに、正確に光軸を調整したい場合は、コントローラのレベル表示灯で検出レベルを確認しながら行なってください。

TH-12CS、TH-12CPSの場合
・ホットメルトを検出すると、センサヘッドおよびコントローラの出力1動作表示灯が赤色点灯します。
・検出時間が短い場合、センサヘッド側の表示灯は、コントローラ側の表示灯と同期しなかったり、点灯しないことがあります。
・さらに、正確に光軸を調整したい場合は、コントローラのレベル表示灯で検出レベルを確認しながら行なってください。






[7]ティーチング(SET)モードでティーチングします。
・ティーチングは、必ず箱が流れている状態で行なってください。
・有無判定機能、長さ判定機能を使用する場合は、必ず外部同期信号(箱の通過信号)を
入力してください。また、必ず不良品、良品の順でティーチングしてください。
・ティーチングには、ホットメルトの塗布状態が正常(良品)の場合と異常(不良品)の場合
をティーチングさせる2レベルティーチングと、正常(良品)の場合のみをティーチングさ
せる1レベルティーチングがあります。
1レベルティーチングより2レベルティーチングの方が、より安定した検出が行なえま
すので、良品しか用意できない場合を除き、2レベルティーチングでティーチングしてく
ださい。

2レベルティーチングの場合<ティーチングタイミング>参照

(1)ホットメルトが塗布されていない箱(不良品)を5~7個連続で流します。3~4個
流した後、箱が2、3個流れる間DOWNキーを押し続けます。(注2)

(2)ホットメルトが正常に塗布された箱(良品)を5~7個連続で流します。3~4個
流した後、箱が2、3個流れる間UPキーを押し続けます。これで、設定感度が
確定します。

(3)有無判定機能、長さ判定機能を使用する場合は、長さ判定用データを取り込むため、UPキー
を放した後も必ず箱(良品)を2、3個連続で流してください。
ティーチング結果
ホットメルトの温度および熱量により、ティーチング後の使用周囲温度の変化が制限され、下記の通りレベル表示灯が点滅します。
a)使用周囲温度範囲(0~+50℃)で使用可能な場合、ティーチング後にレベル表示灯が全数(10
個)、2回緑色点滅します。
b)使用周囲温度範囲(0~ティーチング時の使用周囲温度+10℃)で使用可能な場合、ティーチン
グ後にレベル表示灯が10個緑色点滅し続けます。
c)使用周囲温度範囲(0~ティーチング時の使用周囲温度+5℃)で使用可能な場合、ティーチン
グ後にレベル表示灯が5個緑色点滅し続けます。
d)ティーチングがうまく行なえなかった場合は、レベル表示灯がすべて赤色点滅し続けます。
Mode(モード)キーを押して他のモードに一度切り換え、再度ティーチング(SET)モードにして、
もう一度光軸調整[5]から行なってください。(注3)

(4)Mode(モード)キーを押してRUNモードにすると、自動的に感度レベルが5レベルに、長さ判定レ
ベルが10レベル(有無判定)に設定されます。>

1レベルティーチングの場合
・前述の(2)~(4)の操作を行なえば、ティーチング完了です。

(注1):パネル操作でのチャンネル指定は、外部チャンネル切換入力(EXT.1、EXT.2、EXT.3)が、すべてHighの状態でのみ行なえます。

(注2):2レベルティーチングのときは、Downキーを確実に押し続けてください。Downキーが押し続けられなかった場合は、1レベルティーチングになります。

(注3):再度ティーチングをしても設定されない場合は、ホットメルト塗布箇所およびセンサヘッド周辺にある、他の熱源の遮熱処理をしてください。

(注4):設定データは、電源を切っても消えません。

<ティーチングタイミング>

ホットメルト検出センサ TH(終了品)

感度レベル設定機能 (SENS.)

  • ティーチング後の感度レベルを10段階で調整できる機能です。これにより、塗布量の多いホットメルトは検出し、塗布量の少ないホットメルトは検出しないように、微調整が可能です。
    手順操 作
    [1]感度設定の項を参照して、ティーチングします。
    ・既にティーチング済みの場合は、手順[2]からの操作となります。
    ・別のチャンネルに記憶されている感度レベルを調整する場合は、感度設定の項を参照して、チャンネル指定をします。
    [2]Mode(モード)キーを3秒以上押します。
    [3]UPキーおよびDOWNキーを押して、感度レベルを調整します。
    ・ティーチング後の感度レベルは、5レベル(良品と不良品の中間点)に設定されています。
    ・感度レベルを上げるほど、塗布量の少ないホットメルトは、検出しにくくなります。
    ※感度レベルを下げる場合、あるレベル以上下げられない場合があります。
    [4]Mode(モード)キーを3秒以上押して、
    RUNモードにします。

有無判定機能・長さ判定機能 (SIZE)

有無判定機能

  • 箱の通過の外部同期信号を入力し、外部同期信号入力期間中に少しでもホットメルトを検出すれば判定結果がOK、検出しなければNGとなり出力2がOFF(TH-11CSはON、約1s)する機能です。

<タイムチャート>

[1]外部同期入力時間T1は、16sが上限です。

[2]外部同期信号(箱の通過信号)の間隔T2は、5ms以上としてください。

[3]出力2の出力のタイミングは、外部同期入力がHighに立ち上がるときです。
TH-12CPSの場合、外部同期入力は逆動作となります。)

[4]出力2の出力中に、次の外部同期信号が入力された場合は、その時点で出力2はTH-11CSではOFF、TH-12CSおよびTH-12CPSではONになります。

長さ判定機能

  • 箱に塗布されたホットメルトの長さを検出して、良否判定を行なう機能です。
    良品の検出時間(出力1の出力時間)を基準として、ホットメルトの検出時間が、それよりも長いか短いかで判定します。判定がNGの場合は、出力2がOFF(TH-11CSはON、約1s間)します。
    箱の通過の外部同期信号を、コントローラに入力して判定します。この外部同期入力によって、ラインスピードが変化しても、それに追従し判定を行ないます。

<タイムチャート>

[1]外部同期入力時間T1は、16sが上限です。また、ホットメルトの検出時間T2は1sが上限ですが、長さ判定機能が安定して動作するのは200msが上限です。

[2]外部同期信号(箱の通過信号)の間隔T3は、5ms以上としてください。

[3]出力2の出力のタイミングは、外部同期入力がHighに立ち上がるときです。
TH-12CPSの場合、外部同期入力は逆動作となります。)

[4] 出力2の出力中に、次の外部同期信号が入力された場合は、その時点で出力2はTH-11CSではOFF、TH-12CSおよびTH-12CPSではONになります。

  • 長さ判定機能を使用する場合は、感度レベルを5レベル(ティーチング直後の状態)から変更しないでください。

オフディレイタイマ機能(OFD)

  • コントローラには、約40msの固定オフディレイタイマが装備されています。
    出力1の出力時間を一定時間延長しますので、接続機器の応答時間が遅い場合や、少量のホットメルトの検出で検出信号幅が短い場合に有効です。

タイムチャート

ホットメルト検出センサ TH(終了品)

(注1):オフディレイタイマは、出力1のみに有効です。

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