デジタルファイバセンサ FX-410
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使用上のご注意
基本情報

"見る" "回す"だけのシンプル・簡単ファイバセンサ
CE : EMC指令
UL : レコグニション認定(FX-412□を除く)
特長
入光量としきい値を同時に表示
入光量としきい値を、操作なしで同時に確認できます。また、調整時にも複雑なモードに入る必要がありません。
人による調整のバラツキも排除
デジタル表示ですからボリウムのしきい値を数値で正確に管理でき、誰でも同じ設定が行なえます。
わかりやすいボタンレイアウト

しきい値調整ボリウムと動作切換スイッチを大きくレイアウト。汎用光電センサと同じ感覚で操作できます。普段使用しない機能は、目立たない設定スイッチにより操作します。
スムーズなしきい値変更が可能
内部に小型エンコーダを採用したR.S.S.※ボリウムを採用。
ボリウムの回転速度に応じてしきい値の変化量を可変できますので、スピーディに調整できます。
※Rotation Speed Sensitivity
大型エンドレスボリウム

精密ドライバはもちろん、一般的なサイズのドライバでも操作が可能。また、エンドレス機構により回しすぎによる破損の心配もありません。
手で回せるFX-412

ドライバを使うことなく指でつまみ、直接ボリウムを回すことができます。
悪環境下で威力を発揮。大幅にアップしたビームパワー [赤色光タイプ]
ビームパワーが大幅アップ。ホコリなどに強く、検出距離もアップ。余裕を持った設置が行なえます。
長期・短期安定性を向上 [赤色光タイプ]
![長期・短期安定性を向上 [赤色光タイプ]](https://jp.industry.panasonic.com/hs-fs/hubfs/pid-corp/products/fasys/sensor/fiber/fx-411/images/pic07.jpg?width=300&height=200&name=pic07.jpg)
赤色光タイプは長期的に安定した投光量を確保する「4元素発光素子」を採用。
また、全機種に電源投入時などの安定性を向上させる「APC回路」を搭載。
従来品に比べ、安定性を向上させました。
赤色・青色・緑色光の3タイプを用意
用途に合わせて選択できます。
優れた施工性・メンテナンス性 [コネクタタイプ]
コネクタタイプ(FX-411□、FX-412□)は、デジタルファイバセンサFX-300シリーズなどで採用しているワンタッチケーブルを使用します。レーザセンサなどと混在して使用でき、電源線の省配線が可能です。
ワンタッチケーブルで電源の渡り配線が可能。アンプ本体に親機/子機の区別はありません。
デジタルファイバセンサFX-500シリーズや近接センサGA-311なども連結可能。また、MILコネクタ対応プラグイン用センサユニットSCシリーズを使用すれば、さらなる省配線が可能です。
装置の小型化に貢献

W10×H30.5×D64.5mmの小型サイズを実現。
装置の小型化に貢献します。
3種類のタイマを装備

オンディレイ、オフディレイ、ワンショットタイマを装備。(タイマ時間約1ms~3s)
8セットまで干渉防止(U-LG時)

光通信機能によりファイバ最大8セット(FAST、STD時は4セット)までの相互干渉を防止し、密着取り付けすることができます。
(電源投入時に自動で設定)
誤操作を防ぐキーロック機能

作業者が誤ってしきい値を変更することを防止します。
飽和対策に最適/投光量可変機能 [赤色光タイプ]
近距離での検出や、透明体、微小物体の検出時など受光レベルが飽和するような場合、応答時間を変えずにセンサの投光量を調節して検出を安定させることができます。
デジタル表示反転・消灯機能

設置場所に合わせてデジタル表示の反転設定が可能です。また安定表示灯を装備していますので、デジタル表示を消灯させても入光量に余裕があるか確認できます。
ホールド機能

入光量のピーク/ボトムホールド表示が可能。落下検知などでの入光量確認に便利です。また、しきい値を見ながらピーク、ボトムを確認できますので、調整も容易に行なえます。
種類・価格
ケーブルタイプアンプ
種類 | 形状 | 型式名 | 投光素子 | 出力 | 内容 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|---|---|---|
NPN 出力 | ![]() | FX-411-C2 | 赤色LED | NPNトランジスタ オープンコレクタ | キャブタイヤケーブル2m付 ケーブル外径:ø3.7mm | 各20,500円 |
FX-411B-C2 | 青色LED | |||||
FX-411G-C2 | 緑色LED | |||||
PNP 出力 | FX-411P-C2 | 赤色LED | PNPトランジスタ オープンコレクタ | |||
FX-411BP-C2 | 青色LED | |||||
FX-411GP-C2 | 緑色LED |
コネクタタイプアンプ
ワンタッチケーブルは、コネクタタイプアンプ本体には付属されていません。必ず別売のワンタッチケーブルをご購入ください。
種類 | 形状 | 型式名 | 投光素子 | 出力 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|---|---|
NPN 出力 | ![]() | FX-411 | 赤色LED | NPNトランジスタ オープンコレクタ | 各20,100円 |
FX-411B | 青色LED | ||||
FX-411G | 緑色LED | ||||
PNP 出力 | FX-411P | 赤色LED | PNPトランジスタ オープンコレクタ | ||
FX-411BP | 青色LED | ||||
FX-411GP | 緑色LED | ||||
NPN 出力 | ![]() | FX-412(注1) | 赤色LED | NPNトランジスタ オープンコレクタ | 各21,300円 |
FX-412B(注1) | 青色LED | ||||
FX-412G(注1) | 緑色LED |
(注1): FX-412□は、しきい値調整ボリウムを指で摘み回せるタイプです。
ワンタッチケーブル
ワンタッチケーブルは、コネクタタイプアンプ本体には付属されていません。必ず別売のワンタッチケーブルをご購入ください。
種類 | 型式名 | 内容 | 標準価格 <税別> | |
---|---|---|---|---|
親ケーブル (3芯) | CN-73-C1 | 長さ1m | 0.2mm2 3芯片側コネクタ付キャブタイヤケーブル ケーブル外径:ø3.3mm | 1,300円 |
CN-73-C2 | 長さ2m | 1,600円 | ||
CN-73-C5 | 長さ5m | 2,100円 | ||
子ケーブル (1芯) | CN-71-C1 | 長さ1m | 0.2mm2 1芯片側コネクタ付キャブタイヤケーブル ケーブル外径:ø3.3mm | 1,040円 |
CN-71-C2 | 長さ2m | 1,300円 | ||
CN-71-C5 | 長さ5m | 1,900円 |
(注): 2013年3月生産分より順次ワンタッチケーブルの材質がUL規格適合品(難燃グレードVW-1)へ変更となります。
・導体公称断面積:0.15mm2→0.2mm2
・シース外径:ø3.0mm→ø3.3mm
親ケーブル
CN-73-C□
子ケーブル
CN-71-C□
エンドプレート
エンドプレートは、アンプ本体には付属されていません。連結させる際は、必ず別売のエンドプレートをご購入ください。
形状 | 型式名 | 内容 | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|
![]() | MS-DIN-E | アンプを連結させる際、または、DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合に、両端からはさみ込むようにしてアンプを固定します。 連結させる際は、必ずご使用ください。 | 560円 [2個セット] |
アンプ取付金具
MS-DIN-2
ファイバアンプ保護シール
FX-MB1
外部機器接続用コネクタ(e-CON)の推奨品のご案内
3Mジャパン(株)製
適合コネクタ:37104-3101-000 FL
詳細につきましては、「3M™ ミニ・クランプコネクタのご案内」をご参照ください。
その他
その他オプション品については、「ファイバオプション」または「ファイバ用レンズ」の各ページにてご案内しています。
詳細は各ページをご参照ください。
仕様
種類 | NPN出力 | PNP出力 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
赤色光 | 青色光 | 緑色光 | 赤色光 | 青色光 | 緑色光 | ||
ケーブルタイプ | FX-411-C2 | FX-411B-C2 | FX-411G-C2 | FX-411P-C2 | FX-411BP-C2 | FX-411GP-C2 | |
コネクタタイプ | FX-411 | FX-411B | FX-411G | FX-411P | FX-411BP | FX-411GP | |
FX-412 (注2) | FX-412B (注2) | FX-412G (注2) | |||||
適合規制 | CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、UKCAマーキング(EMC規則、RoHS規則) | ||||||
電源電圧 | 12~24V DC±10% リップルP-P10%以下 | ||||||
消費電力 | <赤色光タイプ> 通常時:960mW以下(電源電圧24V時 消費電流40mA以下) ECOモード時:840mW以下(電源電圧24V時 消費電流35mA以下) <青色光/緑色光タイプ> 通常時:720mW以下(電源電圧24V時 消費電流30mA以下) ECOモード時:580mW以下(電源電圧24V時 消費電流24mA以下) | ||||||
出力 | <NPN出力タイプ> NPNトランジスタ・オープンコレクタ • 最大流入電流:100mA(コネクタタイプ連結5台以上の場合50mA) • 印加電圧:30V DC以下(出力-0V間) • 残留電圧:1.5V以下 (流入電流100mAにて、コネクタタイプ連結5台以上50mAにて) | <PNP出力タイプ> PNPトランジスタ・オープンコレクタ • 最大流出電流:100mA(コネクタタイプ連結5台以上の場合50mA) • 印加電圧:30V DC以下(出力-+V間) • 残留電圧:1.5V以下 (流出電流100mAにて、コネクタタイプ連結5台以上50mAにて) | |||||
出力動作 | 入光時ON/非入光時ON スイッチにて切り換え | ||||||
短絡保護 | 装備 | ||||||
応答時間 | 150μs以下(FAST)、500μs以下(STD)、4.5ms以下(U-LG) 切換式 | ||||||
動作表示灯 | 橙色LED(出力ON時点灯) | ||||||
安定表示灯 | 緑色LED(安定入光時、安定非入光時点灯) | ||||||
タイマ機能 | 可変オンディレイタイマ/オフディレイタイマ/ワンショットタイマ装備 有効/無効切換式 [タイマ時間(注3):約1ms~3s(1~10ms:1ms単位で設定可能、10~100ms:10ms単位で設定可能、 100~500ms:50ms単位で設定可能、500ms~1s:100ms単位で設定可能、1~3s:500ms単位で設定可能)] | ||||||
自動干渉防止機能 | 装備(ファイバ4セットまで密着取り付け可能。但し、U-LGモード時8セットまで)(注4) | ||||||
耐 環 境 性 | 使用周囲温度 | -10~+55℃(4~7台密着時:-10~+50℃、8~16台密着時:-10~+45℃) (但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+70℃ | |||||
使用周囲湿度 | 35~85%RH、保存時:35~85%RH | ||||||
使用周囲照度 | 白熱ランプ:受光面照度3,000ℓx以下 | ||||||
耐電圧 | AC1,000V 1分間 充電部一括・ケース間(注5) | ||||||
絶縁抵抗 | DC250Vメガにて20MΩ以上 充電部一括・ケース間(注5) | ||||||
耐振動 | 耐久10~150Hz 複振幅0.75mm XYZ各方向2時間 | ||||||
耐衝撃 | 耐久98m/s2(約10G) XYZ各方向5回 | ||||||
投光素子(変調式) | 赤色LED | 青色LED | 緑色LED | 赤色LED | 青色LED | 緑色LED | |
発光ピーク波長 | 650nm | 470nm | 525nm | 650nm | 470nm | 525nm | |
材質 | ケース:耐熱ABS、ケースカバー:ポリカーボネート | ||||||
配線長 | 0.3mm2以上のケーブルにて全長100m(コネクタタイプ5~8台増設時:50m、9~16台増設時:20m)まで可能 | ||||||
質量 | 本体質量:約60g(コネクタタイプは約20g)、梱包質量:約70g(コネクタタイプは約30g) |
(注1): 指定のない測定条件は、使用周囲温度=+23℃です。
(注2): FX-412□は、しきい値調整ボリウムを指で摘み回せるタイプです。
(注3): 2005年6月生産分まではタイマ時間が約1~500msです。
(注4): 干渉防止の設定は電源投入時に自動で投光タイミングが設定されます。
(注5): 耐電圧および絶縁抵抗は、アンプ単体における値です。
寸法図
単位mm
FX-411□-C2
FX-411□P-C2
アンプ
FX-411□
FX-411□P
アンプ
FX-412□
CN-73-C1 CN-73-C2
CN-73-C5
親ケーブル(別売)
CN-71-C1 CN-71-C2
CN-71-C5
子ケーブル(別売)
MS-DIN-2
アンプ取付金具(別売)
材質:SPCC(ユニクロメッキ)
MS-DIN-E
エンドプレート(別売)
材質:ポリカーボネート
回路・接続
NPN出力タイプ
FX-41□(-C2)
(注1): ワンタッチケーブルの子ケーブルには、+V(茶)および0V(青)は装備されていません。電源は、親ケーブルのコネクタ部より供給されます。
(注2): コネクタタイプ連結5台以上の場合、50mA MAX.となります。
記号・・・ D : 電源逆接続保護用ダイオード
ZD: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr: NPN出力トランジスタ
PNP出力タイプ
FX-41□P(-C2)
(注1): ワンタッチケーブルの子ケーブルには、+V(茶)および0V(青)は装備されていません。電源は、親ケーブルのコネクタ部より供給されます。
(注2) コネクタタイプ連結5台以上の場合、50mA MAX.となります。
記号・・・ D : 電源逆接続保護用ダイオード
ZD: サージ電圧吸収用ツェナーダイオード
Tr : PNP出力トランジスタ
ファイバ一覧
FX-410の場合の応答時間は以下の通りです。
検出距離のモード | FAST | STD | U-LG |
---|---|---|---|
応答時間 | 150μs以下 | 500μs以下 | 4.5ms以下 |
検出距離については、以下よりダウンロードできます。
掲載のない機種についてはお問い合わせください。
使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
各部の名称
配線
- 誤配線をすると、故障の原因となります。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
- センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- ケーブル延長する場合は、0.3mm2以上のケーブルにて全長100m(5~8台増設時:50m、9~16台増設時:20m)まで可能です。但し、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
- ケーブル延長をすると残留電圧が増加しますので、ご注意ください。
取り付け
- アンプの取り付け/取り外し、およびワンタッチケーブルの取り付け/取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。
アンプの取り付け方法
[1] 取り付け部後部をDINレールにはめ込みます。
[2] 取り付け部後部をDINレールに押さえ付けながら、取り付け部前部をDINレールにはめ込みます。
アンプの取り外し方法
[1] アンプを持ち、前方に押し付けます。
[2] 前部を持ち上げれば、外すことができます。
(注1): アンプを前方に押し付けずに前部を持ち上げると、取り付け部後部のツメが折れますのでご注意ください。
ファイバの装着
- ファイバはアタッチメントを取り付けてから、アンプへ挿入してください。
詳細については、ファイバに付属の「取扱説明書」をご参照ください。
[1] ファイバロックレバーを倒します。
[2] ファイバを挿入口よりゆっくりと止まるところまで挿入します。(注1)
[3] ファイバロックレバーを止まるところまで戻します。
(注1): ファイバを止まるところまで挿入しないと、検出距離が短くなりますのでご注意ください。耐屈曲ファイバは挿入の際、折れ曲がる場合がありますのでご注意ください。
(注2): 同軸反射型ファイバの場合、中心ファイバ(単芯)を投光部へ、また外周ファイバ(複芯)を受光部へ装着してください。逆にすると検出精度が低下しますのでご注意ください。
増設
- アンプの増設および取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。
- アンプの増設台数により使用周囲温度が異なりますので、必ずご確認ください。
- 増設する場合は、必ずDINレールに取り付けてください。
- DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合や、アンプ同士を密着取り付けして増設する場合は、別売のエンドプレート(MS-DIN-E)で両端からはさみ込むようにして取り付けてください。
- 増設は、最大15台までです。(合計16台まで)
- 増設する場合、2台目以降に使用するワンタッチケーブルは、子ケーブル(CN-71-C□)をご使用ください。
- アンプを密着しないで並列に取り付ける場合は、必ず別売のエンドプレート(MS-DIN-E)を各アンプの両端に取り付けるか、別売のアンプ保護シール(FX-MB1)の通信窓用シールを各アンプの通信用窓に貼り付けてください。詳細については、FX-MB1に付属の取扱説明書をご参照ください。
- コネクタタイプとケーブルタイプ、または異なる光源(赤色光/青色光/緑色光)タイプを並列させて使用する場合は、同一機種ごとにまとめてください。
- 本製品と本製品以外のアンプを連結して使用する場合には、必ずコネクタ側から見て左側に本製品を取り付けてください。コネクタ側から見て右側に本製品を取り付けると、正常に動作しない場合があります。
増設方法
[1] アンプを1台ずつDINレールに取り付けます。
[2] アンプをスライドさせて密着し、ワンタッチケーブル同士を接続します。
[3] エンドプレート(MS-DIN-E)(別売)の平らな面を内側にして、両端からはさみ込むようにして取り付けます。
[4] エンドプレートのビスを締め付けて、固定します。
取り外し方法

[1] エンドプレートのビスを緩めます。
[2] エンドプレートを取り外します。
[3] アンプをスライドさせて、1台ずつ取り外します。
出力動作の切り換えについて
動作切換スイッチを切り換えると、出力動作(L-ON/D-ON)がデジタル表示部に表示されます。
非入光時ON(D-ON)に設定する場合
入光時ON(L-ON)に設定する場合
しきい値(感度)調整

[1] 検出物体を検出位置に置いた状態の入光量[デジタル表示部(赤色)]を確認します。
[2] 検出物体を取り除いた状態の入光量[デジタル表示部(赤色)]を確認します。
[3] しきい値調整ボリウムを回して1と2の中間の値にしきい値[デジタル表示部(緑色)]を設定します。
(しきい値は自動的にEEPROMに記憶されます。)
しきい値の設定方法
しきい値調整ボリウムを時計方向に回すとしきい値が上がります。
また、しきい値調整ボリウムを反時計方向に回すとしきい値が下がります。
- 入光量がしきい値に対して充分な余裕度がある場合、安定表示灯(緑色)が点灯します。
モード切り換えについて
- 設定スイッチを2秒間長押しすると、“SET”状態(モード設定画面)になります。
- “ SET”状態時に設定スイッチを押すと、モードが切り換わります。
- モード時に、しきい値調整ボリウムを回すと設定項目が切り換わり点滅します。
- 設定したい項目で設定スイッチを押すと、3回点滅後に設定が確定され次のモードへ移ります。
- “ SET”状態のモード時に、設定スイッチを2秒以上長押しするか、15秒間キー操作が行なわれないと自動的に“RUN”状態に切り換わります。
モード一覧
モード | 工場出荷時の設定 | 内 容 |
---|---|---|
応答時間切換モード | ![]() | 応答時間の設定ができます。 |
投光量可変モード (注1) | ![]() | 投光量を4段階で変更することができます。 |
タイマ設定モード | ![]() | 「タイマなし」、「オフディレイタイマ」、「オンディレイタイマ」、「ワンショットタイマ」を選択できます。また、タイマ時間も設定できます。 |
表示反転モード | ![]() | デジタル表示部の表示を反転させることができます。 |
Ecoモード (注2) | ![]() | “RUN”状態で約20秒間キー操作を行なわないと、自動的にデジタ ル表示部が消灯します。設定スイッチを押すか、動作切換スイッチを切り換えると、デジタル表示部が点灯します。しきい値調整ボリウムを回してもデジタル表示部が点灯しますが、しきい値が変更されますのでご注意ください。 |
ピーク・ボトム ホールドモード | ![]() | “RUN”状態で設定スイッチを押すと、ピークホールド値、ボトムホー ルド値が交互に表示されます(2秒周期で更新されます)。しきい値設定以外の操作を行なうと表示は解除されます。 |
(注1): 青色光タイプおよび緑色光タイプには、装備されていません。
(注2): ピーク・ボトムホールド表示時には、EcoモードをONに設定してもデジタル表示部は消灯しません。
キーロック機能の設定について
(注1):設定スイッチを押して2秒後に“SET”状態の表示に切り換わりますが、そのまま押し続けてください。
また、“SET”状態からキーロック機能設定に切り換えることはできません。
工場出荷時の設定について
エラー表示ついて
表 示 | エラー内容 | 処 理 |
---|---|---|
![]() | 負荷が短絡して過電流が流れています。 | 電源を切ってから負荷を確認してください。 |
![]() | 連結時の通信エラーです。 | 各アンプが離れていないかを確認してください。 |
その他
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
- 屋外で使用しないでください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や強い酸、アルカリ、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
- 製品の分解・修理・改造などは、絶対にしないでください。
- 設定変更内容はEEPROMへの書き込まれますが、EEPROMには寿命がありますので、設定変更を100万回以上行なうことは避けてください