KR10無線ユニット(終了品)
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使用上のご注意
受注終了
終了時期
2023年09月29日
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

システム構成
親機、子機間100m※離れてデータのやりとりが可能。
※ ただし見通しの良い直線距離にて
1:1通信例
※1 スイッチ入力の場合は別途入力用電源が必要です。
1:N通信例
※1 スイッチ入力の場合は別途入力用電源が必要です。
※ 親機、子機に接続される機器につきましては、お問い合わせください。
仕様
一般仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
RS-232C/RS-485タイプ | I/Oタイプ | |
定格電圧 | DC12-24V | |
許容操作電圧範囲 | DC10.8~26.4V | |
消費電流 | 100mA以下 | |
使用周囲温度 | -10~+50℃ | |
保存周囲温度 | -20~+70℃ | |
使用周囲湿度 | 30~85%RH(+25℃にて、結露しないこと) | |
保存周囲湿度 | 30~85%RH(+25℃にて、結露しないこと) | |
耐電圧(初期値) | 500V AC 1分間 (電源端子一括—FGおよびDSUBコネクタ外殻間) | 500V AC 1分間 (電源端子一括—入力⇔出力端子間、 入力端子⇔出力端子間) |
絶縁抵抗(初期値) | 100MΩ以上(DC 500Vメガーにて) (電源端子一括—FGおよびDSUBコネクタ外殻間) | 100MΩ以上(DC 500Vメガーにて) (電源端子一括⇔入力・出力端子間、 入力端子⇔出力端子間) |
耐久振動 | 10~55Hz 掃引1分間、複振幅 0.75mm X、Y、Z各方向 10分間 | |
耐久衝撃 | 98m/s2 以上、X、Y、Z各方向 4回 | |
耐ノイズ性 | 1000V[P-P]パルス幅50ns、1μs(ノイズシミュレータ法による)(電源端子) | |
質量(重量) | AKR1000:約140g AKR1002:約150g | 約150g |
無線仕様
項目 | 仕様 | ||
---|---|---|---|
RS-232C/RS-485タイプ | I/Oタイプ | ||
無線の種類 | 特定小電力無線 | ||
通信距離 | 約100m(見通しの良い直線距離にて) | ||
電波出力 | 10mW | ||
使用周波数 | 429MHz帯(429.2500~429.7375MHz) | ||
チャンネル数 | 16ch(通信チャンネルスイッチで選択)(注1) | ||
同一通信エリア内 チャンネル設定数 | 最大4チャンネル(注2) | ||
無線通信速度 | 4,800bps | ||
通信形態 | 1 : N通信(N : 最大99台) | ||
中継機能 | 中継段数 : 8段(親機から目的の子機間) | ||
応答時間 | - | OFF→ON | 最大800ms(注3) |
ON→OFF |
(注1): 設定ソフトにより周波数の割付を変更可能。(RS232C/RS485タイプの本体バージョンが、Ver1.1以降、設定ソフトのバージョンがVer1.01以降)
(注2):設置条件により異なりますが、同一通信エリア内で複数チャンネルをご使用の場合は、不要電波により通信エラーを起こすことがあります。
(注3): 1:1通信でシリアル通信を行なわずエラーがない場合、応答時間とは入力端子に信号が入力されてから相手側の出力端子から出力されるまでの時間です。入力信号が応答時間より短い場合は、出力側に伝達できない場合があります。
シリアル通信仕様
RS-232C
項目 | 仕様 |
---|---|
インターフェイス | RS-232C準拠 |
伝送距離 | 15m |
伝送速度 | 1,200、2,400、4,800、9,600、19,200、38,400bit/s(MODEスイッチで選択) |
通信方式 | 半二重方式 |
同期方式 | 調歩同期方式 |
伝送フォーマット | ストップビット:1bit、パリティ:なし/あり(奇数/偶数)、データ長:7bit/8bit |
データバッファ | 2048バイト(1回に送受信できる最大データ量)※4 |
(注1): 設定ソフトにより周波数の割付を変更可能。(RS232C/RS485タイプの本体バージョンが、Ver1.1以降 設定ソフトのバージョンがVer1.01以降)
(注2):設置条件により異なりますが、同一通信エリア内で複数チャンネルをご使用の場合は、不要電波により通信 エラーを起こすことがあります。
(注3): 1:1通信でシリアル通信を行なわずエラーがない場合、応答時間とは入力端子に信号が入力されてから相手側の出力端子から出力されるまでの時間です。入力信号が応答時間より短い場合は、出力側に伝達できない場合があります。
(注4):RS232C/RS485タイプでは、本体バージョンがVer1.1以降
(注5):シリアル通信はRS232C、RS485同時にはご使用できません。
(注6):入力同時ONおよび出力同時ONの場合、入力同時ON点数および出力同時ON点数は周囲温度により制限されます。
RS-485(AKR1002のみ)
項目 | 仕様 |
---|---|
インタフェース | RS-485準拠 |
伝送距離 | 1,200m |
伝送速度 | 1,200/2,400/4,800/9,600/19,200/38,400bps (MODEスイッチで選択可能) |
通信方式 | 半二重方式 |
同期方式 | 調歩同期方式 |
伝送フォーマット | データ長 : 7bit/8bit、パリティ : なし/奇数/偶数、ストップビット : 1bit |
データバッファ | 2,048バイト(1回に送受信できる最大データ量)(注2) |
終端抵抗 | 約120Ω(内蔵)(終端時、E端子と-端子を短絡) |
接続台数 | 最大31台 |
(注1): シリアル通信は、RS-232C、RS-485 同時には使用できません。
(注2): RS-232C/RS-485タイプでは、本体バージョンがVer1.1以降 設定ソフトのバージョンがVer1.01以降。
入力仕様
AKR1015、AKR1025のみ
項目 | KR10 |
---|---|
絶縁方式 | フォトカプラ絶縁 |
定格入力電圧 | 12~24V DC(電圧入力) |
使用電圧範囲 | 10.8~26.4V DC |
定格入力電流 | 約3mA/12V時、約6mA/24V時 |
コモン方式(注1) | 4点/コモン または8点/コモン (入力電源の極性は+/-いずれでも可能) |
入力インピーダンス | 約4kΩ |
動作表示 | LED表示(緑色) |
(注1): 入力同時ON点数および出力同時ON点数は、周囲温度により制限されます。
出力仕様
AKR1015、AKR1035のみ
項目 | AKR1015、AKR1035 | ||
---|---|---|---|
信号出力 | 通信エラー出力 | ||
絶縁形式 | フォトカプラ絶縁 | ||
出力形式 | オープンコレクタ(NPN) | ||
定格負荷電圧 | 12-24V DC | ||
許容負荷電圧範囲 | 10.8~26.4V DC | ||
最大負荷電流 | 0.3A | ||
最大突入電流 | 1.5A | ||
コモン方式 (注1) | 4点/コモン | 1点/コモン | |
OFF時漏れ電流 | 1μA以下 | ||
ON時電圧降下 | 1.5V DC以下 | ||
サージキラー | ツェナーダイオード | ||
動作表示 | LED表示(緑色) | LED表示(赤色) |
(注1): 入力同時ON点数および出力同時ON点数は、周囲温度により制限されます。
機能仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
RS-232C/RS-485タイプ | I/Oタイプ | |
設定機能 | 動作モード切り替え機能(SET,RUN,TEST) 通信チャンネル切り替え機能(CHスイッチ) 局番切り替え機能(UNIT No.スイッチ) シリアル通信設定機能(MODEスイッチ) 子機登録機能 初期化機能(工場出荷時状態) | |
- | データホールド機能(通信エラー時) | |
テスト機能 | 通信テスト : 3段階LED表示 (設定ソフトでは、データ量を変えたり中継も含めたり各種の通信テストが行えます。またおおよその通信時間も測定できます。) 電界強度モニタ : 3段階LED表示 (設定ソフトでは、各チャンネルでの電界強度モニタが数値で表示や記録が行えます。) | |
LED表示 | 親機・子機(MASTER) 通信中・通電中(COM.) 設定中・設定完了(SET) エラー・警告・注意(ALARM) レベル表示(1,2,3:テスト機能使用時) | |
- | I/O動作表示(8+1) |
寸法図
単位mm
1.KR10無線ユニット RS232Cタイプ/RS485タイプ
1.KR10無線ユニット RS232C/RS485タイプ
外形寸法図
公差±1.0
端子配列
2.KR10無線ユニット I/Oタイプ
外形寸法図
公差±1.0
端子配列
使用上のご注意
制限事項について
有線通信制限
有線データの区切り時間
無線ユニットは、有線データの終わりを「CR」などの制御コードで判断しているのではなく、空白の時間で判断しています。初期設定値は200msでその空白時間があればそのデータの終わりを判断して無線通信を開始します。したがって、連続データ内にその時間以上空白があるデータは途中で切れてしまいます。また、次のデータまでの空白時間がその設定時間より短かった場合はふたつをひとつのデータとしてしまい正しく送ることができなくなる恐れがあります。
親機、子機の接続方向(中継付1:1通信、1:N通信)
コマンド・レスポンスを前提とした通信手順ですので親機側をコマンド発信側(マスター側)、子機側をレスポンス発信側(スレーブ側)にしてください。逆の組合わせでは通信ができません。また、両方からコマンドを発信する通信システムでもご使用できません。
※1:1通信において、I/OタイプはVer1.0より。
また、RS232C/RS485タイプはVer1.1よりこの制限がなくなりました。
コマンド・レスポンスのシーケンス
コマンドを連続して送るシーケンスは、コマンドに対するレスポンスが返ってきてから次のコマンドを送るようなシーケンスにしてください。タイムアウト時間を設定する場合は、無線通信時間の考慮が必要です。無線通信時間は周囲の通信環境により長くなる可能性がありますので次のコマンド送信を前のコマンドからの固定時間にするとコマンドとレスポンスが衝突する恐れがあります。
入力信号時間
I/Oタイプの1:1通信および中継付1:1通信は、入力信号、出力信号を常時監視しているのではなく無線送信直前のみ監視してその情報を伝達しています。そのため入力信号がポーリング時間※1より短い場合は出力側に伝達できない場合があります。したがって、確実に伝達する為には入力信号をポーリング時間以上保持する必要があります。
※1 ポーリング時間とは親機から子機へ連続送信(ポーリング)を行うときの時間周期
※2 応答時間とは入力端子に信号が入力されてから相手側の出力端子から出力されるまでの時間
1:N通信対応 通信プロトコル
通信プロトコル | RS232C/ RS485タイプ | I/Oタイプ | 制限 | 備考 |
---|---|---|---|---|
MEWTOCOL(当社製) | ○ | ○ | ・1回のデータ量が2048バイトを超えないこと ・タイムアウト時間を延ばすことが可能なこと | ※1 |
MODBUS ASCII | ○ | - | ||
MODBUS RTU | ○ | - | ||
GT 表示器汎用シリアル(当社製) | ○ | - | 画面転送は不可 | |
メッセージランナ汎用シリアル (当社製) | ○ | - | 画面転送は不可 |
※1 PLCソフトウェアを使用した動作は保証されておりません。
※2 これ以外の通信プロトコルについては、1:1通信または中継付1:1通信でご使用ください。
使用上のご注意
- 無線性能を良好にするために以下の項目についてご注意ください。
- できるだけ高いところに設置してください。
- アンテナの設置方向は地面に対して垂直方向としてください。
- 金属板から離して取り付けてください。金属製の制御盤内に設置しますと無線性能が低下します。
- ノイズ発生の可能性のある場所や配線から離してください。
- 電界強度モニタ表示を参考にして電波状況の良い位置に取り付けてください。
- 同一通信エリア内で複数チャンネルをご使用される場合は、お互いが影響を受けないことをご確認ください。
- 本体の取り付けは径が4mmのねじで取り付けてください。(最大径4.2mmまで)
- 本体のねじ締め付けトルクは0.8~1.0 N・m(8~10 kgf・cm)としてください。
- 取付施工(結線、調整など)時には、コネクタ、スイッチ、アンテナ部に静電気が加わらないようにご注意ください。
電波法に関するご注意
- 分解、改造をしないでください。分解、改造は法律で禁止されています。
- 技術基準適合ラベルをはがさないでください。ラベルのないものの使用は禁止されています。
- この製品は日本国外での電波法には準じていません。日本国内でご使用ください。