KT4H/B温度調節器(終了品)
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受注終了
終了時期
2023年09月29日
本商品は受注を終了いたしました。
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

※ ご使用になる前に必ずユーザーズマニュアルをよくお読みいただき各注意事項を順守してください。
品番体系表
KT4Hシリーズ(アッシュグレータイプ)
(注1):ヒータ断線警報を選択していただくと電流検出器CT1またはCT2が付属されます。
(注2):オプション機能(網かけ部分)は条件によって選定できかねる場合がございますので、不可内容をご確認ください。
品番検索方法
例)基本機能にオプション機能のうち、加熱冷却のリレー接点、通信機能のシリアル通信を付加した場合の品番
- 品番:AKT4H1111101
KT4Bシリーズ(ブラックタイプ)
(注1):上記品番以外の仕様がご要望の場合は、別途お問合せください。
(注2):シリアル通信は、RS-485になります。
品番検索方法
- 品番:
AKT4B111100 - 仕様:
操作電圧 100~240VAC 加熱冷却 なし
センサ入力 マルチ入力 ヒータ断線 なし
制御出力 リレー接点 通信機能 なし
警報出力 1点
定格・性能概要
性能概要
項目 | 仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | 48×48mm | |||||
定 格 | 定格操作電圧 (いずれか選択) | 100-240V AC | ||||
24V AC/DC | ||||||
定格周波数 | 50/60Hz | |||||
定格消費電力 | 約8VA | |||||
定 格 目 盛 | 入力の種類 | 入力範囲 | ||||
熱電対 | K | -200~1,370℃(-320~2,500℉) | ||||
-200.0~400.0℃(-320.0~750.0℉) | ||||||
J | -200~1,000℃(-320~1,800℉) | |||||
R | 0~1,760℃(0~3,200℉) | |||||
S | 0~1,760℃(0~3,200℉) | |||||
B | 0~1,820℃(0~3,300℉) | |||||
E | -200~800℃(-320~1,500℉) | |||||
T | -200.0~400.0℃(-320.0~750.0℉) | |||||
N | -200~1,300℃(-320~2,300℉) | |||||
PL-II | 0~1,390℃(0~2,500℉) | |||||
C(W/Re5-26) | 0~2,315℃(0~4,200℉) | |||||
測温抵抗体 | Pt100 | -200~850℃ (-320~1,500℉) | ||||
-200.0~850.0℃(-320.0~1,500.0℉) | ||||||
JPt100 | -200~500℃(-320~900℉) | |||||
-200.0~500.0℃(-320.0~900.0℉) | ||||||
直 流 | 電 流 | 4~20mA DC | -2,000~10,000 | |||
0~20mA DC | ||||||
電 圧 | 0~1V DC | |||||
0~10V DC | ||||||
1~5V DC | ||||||
0~5V DC | ||||||
・直流電流、直流電圧入力は、スケーリングおよび小数点の位置変更ができます。 ・直流電流入力は、シャント抵抗50Ω(別売品) を外付けで対応します。 | ||||||
セ ン サ 入 力 | 熱電対 | K、J、R、S、B、E、T、N、PL-II、C(W/Re5-26) 外部抵抗:100Ω以下(ただし、B入力の場合、外部抵抗は40Ω以下) | ||||
測温抵抗体 | Pt100、JPt100 3導線式(1線当たりの許容入力導線抵抗:10Ω以下) | |||||
直流電流 | 0~20mA DC | 入力インピーダンス: 50Ω(シャント抵抗50Ωを入力端子間に接続します) 許容入力電流50mA以下(シャント抵抗50Ωを使用した場合) | ||||
4~20mA DC | ||||||
直流電圧 | 0~1V DC | 入力インピーダンス1MΩ以上、許容入力電圧 5V以下、許容信号源抵抗 2kΩ以下 | ||||
0~5V DC | 入力インピーダンス100Ω以上、許容入力電圧 15V以下、許容信号源抵抗 100Ω以下 | |||||
1~5V DC | ||||||
0~10V DC | ||||||
制 御 出 力 | リレー接点 | (いずれか選択) | 1a | |||
3A 250V AC(抵抗負荷)、1A 250V AC(誘導負荷cosø=0.4)、電気的寿命:10万回 | ||||||
無接点電圧(SSR駆動用 電圧出力) | 12V DC±15% 最大負荷電流40mA(短絡保護回路付) | |||||
直流電流 | 4~20mA DC 負荷抵抗:最大550Ω | |||||
警報出力1(EV1) | リレー接点 1a:制御容量 3A 250V AC(抵抗負荷)、電気的寿命10万回 | |||||
警報出力2(EV2) | 警報出力1に準じる | |||||
制御方式 | PID動作(オートチューニング機能付)、PI動作、PD動作(手動リセット機能付)、P動作(手動リセット機能付)、ON/OFF動作 | |||||
目標温度設定 | 第1、第2、第3、第4設定(外部端子で切替) | |||||
指 示 精 度 | 熱電対 | 各入力スパンの±(0.2%+1デジット)以内、または±2℃(4℉)以内のどちらか大きい値 但し、R、またはS入力で0~200℃(32~392℉)の範囲は、±6℃(12℉)以内 B入力で0~300℃(32~572℉)の範囲は、精度保証範囲外 K、J、E、T、N入力で0℃(32℉)未満は入力スパンの±(0.4%+1デジット)以内 | ||||
測温抵抗体 | 各入力スパンの±(0.1%+1デジット)以内、または±1℃(2℉)以内のどちらか大きい値 | |||||
直流電流、直流電圧 | 各入力スパンの±(0.2%+1デジット)以内 | |||||
サンプリング周期 | 250ms | |||||
ON/OFF動作すきま | 熱電対、測温抵抗体:0.1~100.0℃(℉) 直流電流、 直流電圧:1~1,000(小数点の位置は小数点選択に従う) | |||||
比例帯 | 0~1,000℃(0~2,000℉) 入力が小数点ありの場合、0.0~1,000.0℃(0.0~1,000.0℉) 直流電流、直流電圧の場合、0.0~100.0% | |||||
積分時間 | 0~1,000秒 | |||||
微分時間 | 0~300秒 | |||||
比例周期 | 1~120秒 | |||||
許容操作電圧範囲 | 100-240V ACの場合:85-264V AC、24V AC/DCの場合:20-28V AC/DC | |||||
絶縁抵抗 | 500V DC 10MΩ以上 | |||||
耐電圧 | 入力端子-電源端子間 出力端子-電源端子間 1.5kV AC 1分間 | |||||
誤動作振動 | 10~55Hz(周期1分間)片振幅0.35mm(上下、左右、前後各方向10分間) | |||||
耐久振動 | 10~55Hz(周期1分間)片振幅0.75mm(上下、左右、前後各方向1時間) | |||||
誤動作衝撃 | X、Y、Z各方向5回 98m/s2 | |||||
耐久衝撃 | X、Y、Z各方向5回 294m/s2 | |||||
使用周囲温度 | 0~+50℃ | |||||
使用周囲湿度 | 35~85%RH(結露不可) | |||||
質量 | 約120g | |||||
防水性 | IP66(ただし、パネル表面のみ:ゴムパッキン使用時) | |||||
表示部文字高さ | PV:12mm SV:6mm | |||||
オ プ シ ョ ン 機 能 | 加熱冷却制御 | リレー接点 | 1a 制御容量 3A 250V AC(抵抗負荷)、電気的寿命 10万回 | |||
無接点電圧 | 12V DC±15%、最大 40mA(短絡保護回路付) | |||||
ヒータ断線警報出力 | KT4Hのみ、ヒータ定格電流 単相20A、単相50A、三相20A、三相50A、のいずれか指定 設定精度:ヒータ定格電流の±5%以内 リレー接点1a 3A 250V AC(抵抗負荷)、電気的寿命:10万回 | |||||
通信機能 | 下記の「通信性能概要」をご参照ください。 | |||||
付 属 品 | 取付枠/取付金具 | 本体に付属 | ||||
端子カバー | 別売 | |||||
ゴムパッキン | 本体に付属 |
※ツールポート:KT4H/KT4Bのみ 通信インタフェースC-MOSレベルシリアル通信(オプション)とは同時に使用できません。本ポートはツールケーブル(AKT4H820)のみ使用可能。
通信性能概要
通信方式 | 半二重通信 |
---|---|
通信速度 | 2400、4800、9600、19200bps からいずれかをキー操作により選択 |
同期方式 | 調歩同期式 |
プロトコル | MODBUS(RTU、ASCII)、MEWTOCOL(スレーブ) |
符号形式 | バイナリー/ASCII |
エラー訂正 | コマンド再送 |
エラー検出 | パリティチェック、チェックサム |
データの構成 | スタートビット:1 データビット :7 パリティ :偶数パリティ ストップビット:1 |
インターフェイス | EIA RS-485準拠 |
子局数 | 31局 |
最大通信距離 | 1,000m(ただし、ケーブル抵抗50Ω以内) |
寸法図
単位mm
外形寸法図
公差±1
パネルカット寸法
連続取り付け時
(注1):縦方向および横方向密着取り付けの場合、防塵防滴IP66仕様を満たしませんのでご注意ください。
ソフトウェアダウンロード
ソフトウェアはウェブサイトからダウンロード頂けます。
※ダウンロードのご利用には、お客様情報の入力が必要です。
>>ソフトウェアのダウンロードはこちらから
配線・接続
外部接続図

POWER SUPPLY | : | 電源電圧 |
---|---|---|
EVT1 | : | 警報出力1 |
EVT2 | : | 警報出力2(オプション)またはヒータ断線警報出力(オプション) |
OUT1 | : | 制御出力または加熱出力(オプション) |
OUT2 | : | 冷却出力(オプション) |
TC | : | 熱電対入力 |
RTD | : | 測温抵抗体入力 |
DC | : | 直流電流入力(DCA)または直流電圧入力(DCV) (直流電圧入力は、電圧により+側の接続端子が異なりますのでご注意ください。また、直流電流入力される場合はシャント抵抗を(10)-(12)へ接続してください。) |
CT1 | : | カレントトランス入力1(オプション:単相三相用) |
CT2 | : | カレントトランス入力2(オプション:三相用) |
DI | : | 接点入力(オプション) |
RS-485 | : | シリアル通信RS-485(オプション) |
通信機能接続図(PLCとの接続図)
(注1):シールド線について
シールド部に電流が流れないように、シールド線の片側のみ接地してください。
(シールド部の両側を接地すると、シールド線と大地の間で閉回路ができ、シールド線に電流が流れて、ノイズの影響を受けやすくなります。)
(注2):終端抵抗(ターミネータ)について
本器はプルアップ抵抗、プルダウン抵抗を内蔵していますので、通信ライン上に終端抵抗は必要ありません。
使用上のご注意
設置周囲状況の注意
本器は、次の環境仕様で使用されることを意図しています。(IEC 61010-1)
- 過電圧カテゴリII、汚損度2
本器の使用は、下記のような場所でご使用ください。
- 塵埃が少なく、腐蝕性ガスのないところ。
- 可燃性ガス、爆発性ガスなどが発生しないところ。
- 機械的振動や衝撃の少ないところ。
- 直射日光が直接あたらず、周囲温度が0~50℃(KT4R/KT8R/KT9Rは-10~55℃)で、急激な温度変化のないところ。(盤内に設置される場合には、特に放熱について考慮してください。また、熱を発生する機器の真上などへの設置は避けてください。)
- 急激な温度変化により結露が起こる可能性のある場所。
- ベンジン、シンナーおよびアルコールなどの有機溶剤や、アンモニアおよびカセイソーダなどの強アルカリ物質などが付着する可能性のある場所または、それらの雰囲気の中。
- 直接、振動や衝撃が伝わるような場所や直接水滴の当たる可能性のある場所。
- 高圧線・高圧機器・動力線・動力機器あるいはアマチュア無線など送信部のある機器、または大きな開閉サージの発生する機器の近辺。
- 湿度は35~85%RHで、結露の可能性がないところ。
- 大容量の電磁開閉器や大電流の流れている電線から離れているところ。
- 水や油、薬品など、またはそれらの蒸気が直接あたるおそれのないところ。
配線上の注意
- KT4R/KT8R/KT9R/KT4H/KT4Bシリーズの端子台は、左側から配線する構造になっています(KT2シリーズの端子は、上下方向)。リード線は、必ず左側方向から端子へ挿入し、端子ネジで締め付けてください。M3のネジに適合する絶縁スリーブ付圧着端子を使用してください。
圧着端子 メーカ 形名 締め付けトルク Y形 (株)ニチフ端子工業 1.25Y-3 0.6N・m
最大1.0N・m日本圧着端子製造(株) VD1.25-B3A 丸形 (株)ニチフ端子工業 1.25-3 日本圧着端子製造(株) V1.25-3
- 端子ネジの締め付けトルクは、0.6N・m~1.0N・m(KT4R/KT8R/KT9R/KT4H/KT4B)、KT7シリーズのM3ネジは0.5N・m以下、M2ネジは0.25N・m以下にて緩みがないように締め付けてください。
- 熱電対、補償導線は本器のセンサ入力仕様に合ったものをご使用ください。
- 測温抵抗体は3導線式のもので、本器のセンサ入力仕様に合ったものをご使用ください。
- 本器は電源スイッチ、遮断器およびヒューズを内蔵していません。必ず上記の装置類を、本器の近くに別途設けてください。(推奨ヒューズ:定格電圧250V AC、定格電流2Aのタイムラグヒューズ)
- 電源が24V AC/DCで、DCの場合、極性を間違わないようにしてください。
- リレー接点出力形については、内蔵リレー接点保護のため外部に負荷の容量に合ったリレーのご使用をおすすめします。
- 入力線(熱電対、測温抵抗体など)と電源線、負荷線は離して配線してください。
- 配線などの作業を行う時は、計器への供給電源を切った状態で行なってください。電源を入れた状態で作業を行なうと、感電のため人命や重大な傷害にかかわる事故の起こる可能性があります。
- 配線作業を行なう場合、電線屑を通風窓へ落とし込まないでください。
- 予期しないレベルのノイズによる、温調器への悪影響を防ぐため、電磁開閉器のコイル間にスパークキラーを取り付けてください。
取り付け上の注意
- KT4R/KT8R/KT9R/KT4H/KT4Bシリーズの取付枠、取付金具のネジを必要以上に締めすぎると、取付金具やケースが変形するおそれがあります。KT8R/KT9Rシリーズは、0.1N・m位で締め付けてください。KT4H/KT4Bシリーズは、0.05~0.06N・m位で締め付けてください。KT4Rシリーズは、0.15N・m位で締め付けてください。
- KT7シリーズのDINレールへの取り付けは、横方向で取り付てください。カチッと音がし、確実に固定されたことを確認してください。
オプションのヒータ断線警報出力について
(KT7/KT4Hシリーズ)
- 位相制御されているヒータ電流の検出には使用できません。
- CTは付属のものを使用し、ヒータ回路の導線1本をCTの穴へ通してください。
- 外部からの干渉を避けるため、CTの導線と電源線、負荷線は離して配線してください。
- KT4Hシリーズのみ三相の場合R、S、Tの内いずれかの2線にCTを挿入し、CT1[(13)-(14)] CT2[(14)-(15)]端子へ接続してください。
取付方法
防塵防滴IP66仕様を満たすため、本器は鉛直なパネルに取り付けてください。
取り付け可能な制御盤の板厚は、1~5mm以内です。
- 本器を制御盤前面から挿入してください。
- 取付枠の先端がパネルに当たるまで挿入し、ネジで締め付けてください。(ネジの締め付けトルクは0.05N・m~0.06N・m)
各部の名称
- (1)動作表示(バックライト 橙)
- ℉℃:温度単位 ℉/℃ 選択時、それぞれ点灯します。
- T/R:シリアル通信(オプション)TX出力時点灯します。
- AT:オートチューニングまたはオートリセット時点滅します。
- OUT1:制御出力ONまたは加熱出力(オプション)ON時点灯します。
直流電流出力形の場合、0.25秒周期で出力操作量に対応して点滅します。 - OUT2:冷却出力(オプション)ON時点灯します。
- EVT1:警報出力1ON時点灯します。
- EVT2:警報出力2(オプション)ON時またはヒータ断線警報出力(オプション)ON時点灯します。
- LOCK:ロック1、ロック2、ロック3選択時点灯します。
- (2)MEMO表示:設定値メモリ番号を表示します。(バックライト 緑)
- (3)PV表示:プロセス値(PV)を表示します。(バックライト 赤/橙/緑)
- (4)SV表示:設定値(SV)を表示します。(バックライト 緑)
- (5)モードキー:設定モードの切り替え、設定値の登録を行ないます。
- (6)アウト/オフキー:制御出力のON/OFFまたは自動/手動制御機能の切り替えを行ないます。
- (7)アップキー:設定値の数値が増加します。
- (8)ダウンキー:設定値の数値が減少します。
- (9)ツールコネクタ:専用ケーブルを接続し、外部コンピュータよりSV、PID、各種設定値の読み取りおよび設定、PV、動作状態の読み取り、機能変更を行ないます。