平素より弊社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
この度、長期間ご使用いただいている制御機器におきまして、性能を維持し安全にご使用いただくため、定期的な点検とメンテナンスをお願いする旨を改めてご案内させていただきます。
2024年12月2日
パナソニック インダストリー株式会社 産業デバイス事業部
1.定期点検・メンテナンスの重要性
制御機器は長期間の使用により、内部部品の劣化や異常が発生することがあります。
特にコネクタ周りなどの電装部については、予期せぬトラブルや事故が発生する可能性があります。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、これらのリスクを未然に防ぎ、安全かつ安定した運用を続けることができます。
2.定期点検・メンテナンスの頻度や内容
定期点検とメンテナンスの周期は使用環境や頻度によって異なります。
日本電機工業技術資料 JEM-TR128 では定期点検や周期について記載があります。(下記 抜粋参照)
下記定期点検内容を参考に異常の有無を確認してください。
尚、弊社製品は分解できませんので、接続されるケーブル、コネクタの状態を確認の上、必要に応じ交換を行ってください。
特に、ケーブルや、コネクタ接続端子部の変色や錆、腐食がある場合は、接触不良の要因となりますので、直ちに交換をお願いいたします。
「日本電機工業技術資料 JEM-TR128」より抜粋
2.2.2 定期点検(普通点検)
盤の機能の確認及び維持のため計画的に行う点検。機器を停止し、異常の有無を確認し、必要によって機器の分解手入れを行う。点検周期は、6か月に1回又は1年に1回以上とすることが望ましい。
コネクタ一般 | 1. コネクター般の緩み | プラグ固定用ボルト、カップリングナット、ケーブルクランプなどの緩み |
2. 損傷 | 絶縁物などのき裂・破損 |
3. 変色 | 過熱などによる変色 |
4. 発せい(錆) | 可動部の発せい(錆) |
3.対象商品
FAセンサ・システム商品(汎用センサ/検査・判別・測定用センサ/圧力センサ/安全機器/画像処理機・画像センサ/PLC/表示器/レーザー溶着機/レーザーマーカー/静電気対策機器/省エネ支援機器)のうちコネクタを使用している商品