基本情報
インラインで目に見えない静電気を常時チェック
高密度・高精度の電子機器をあつかう現場では、静電気の管理が厳しくなる一方です。
従来はハンディタイプの静電気測定器による管理が一般的でしたが、
などの問題があります。
目に見えない静電気を確実に捕らえ常に管理するために、EF-S1シリーズによる表面電位のインライン測定を提案します。
インライン対応の表面電位センサですので、工程内のさまざまな場所で発生する静電気をライン稼動中でも常に監視でき、異常時には即対応することが可能になります。
これまでわかりづらかった静電気に起因する破損や不良を明確にすることができ、安定した品質の維持・管理を可能にします。
イオナイザの除電効果をリアルタイムで把握できますので、イオナイザの破損や消耗部品の交換時期などを客観的に確認することができます。
イオナイザの効果低下をいち早く捕らえることにより、「本当に除電できているのか?」といった不安を解消し、点検・検証のための工数を削減します。
ハンディタイプ測定器によるオフライン測定とは異なり、光電センサ同様にライン内に設置できますので、作業者や測定部位、距離の違いによる測定値のバラツキを低減でき、信頼性の向上に役立ちます。
また、測定値が設定範囲を超えた際に信号を出力するウィンドコンパレータ出力や、データ収集・解析に欠かせないアナログ出力といった多彩な機能により、静電気対策においても光電センサと同じようなライン制御を可能にします。
繰り返し精度は、±0.3%F.S.の高精度設計。わずかな電位差も見逃しません。
センサヘッドの質量はわずか約90g。簡易なブラケットで取り付け可能なので、さまざまなアプリケーションに対応できます。
また、消費電力も低く、ランニングコストを気にせず導入できます。
コントローラには赤と緑のデジタル表示を2画面搭載。現在値としきい値がひと目で分かります。

ゼロアジャスト、ヒステリシス設定、ウィンドウコンパレータ出力・+電位/-電位ピークホールド(外部タイミング入力)測定など多彩な機能でさまざまなアプリケーションに対応します。

データロガーなどを用いてデータの収集・分析が可能ですので、イオナイザの設置角度や台数などの検討時に役立ちます。
| 型式名 | EF-S1HS |
|---|---|
| 組み合わせコントローラ | EF-S1C |
| 測定距離(測定レンジ) (注2)(注3)(注4) | 8.0~20.5mm(±1kVレンジ) 21.0~100mm(±2kVレンジ) |
| 電源表示灯 | 緑色LED |
| 使用周囲温度 | 0~+40℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+60℃ |
| 使用周囲湿度 | 35~65%RH、保存時:35~85%RH |
| 耐振動 | 耐久10~150Hz 複振幅0.75mmまたは最大加速度49m/s2 XYZ各方向2時間 |
| 耐衝撃 | 耐久98m/s2(約10G) XYZ各方向5回 |
| 材質 | ケース部:ABS、測定部カバー:SUS304 |
| ケーブル | 0.09mm2 3芯シールドケーブル5m付(コントローラ接続コネクタ付)(注5) |
| 質量 | 本体質量:約90g、梱包質量:約130g |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):センサヘッドとワーク間の距離をコントローラであらかじめ設定してからご使用ください。
(注3):測定レンジは、コントローラにて測定距離の設定を変えることにより自動的に切り換わります。
(注4):測定距離により、測定領域も変わります。
(注5):ケーブル延長はできません。
| 型式名 | EF-S1C | |
|---|---|---|
| 組み合わせセンサヘッド | EF-S1HS | |
| 電源電圧 | 24V DC±10% | |
| 消費電流 | 通常時:50mA以下、ECOモード時:40mA以下 | |
| 表示範囲 (測定レンジ)(注2) | -1,000~1,000(±1kVレンジ) -1,999~1,999(±2kVレンジ) | |
| 繰り返し精度 | ±0.3%F.S.(注3) | |
| 直線性 | ±0.5%F.S.(注3)(注4)(注6) | |
| 温度特性 | 0.05%F.S./℃(注3)(注5) | |
| 判定出力 (OUT1、OUT2) | NPNトランジスタ・オープンコレクタ ・最大流入電流:100mA ・印加電圧:30VDC以下(判定出力-0V間) ・残留電圧:1.5V以下(流入電流100mAにて) | |
| 応答時間 | 10ms、20ms(標準)、100ms、200ms、400ms、800ms 切換式 | |
| 出力動作 | OUT1:+電位判定出力またはウィンドウコンパレータ出力 OUT2:-電位判定出力またはエラー出力 | |
| 短絡保護 | 装備 | |
| アナログ出力(注6) | アナログ電圧 ・出力電圧:1~5V ・出力インピーダンス:約100Ω | |
| 応答時間 | 20ms、30ms(標準)、110ms、210ms、410ms、810ms 切換式 | |
| タイミング入力/ ゼロアジャスト入力 | NPN無接点入力 ・信号条件: High…+Vまたは開放 Low…0~+2V(流出電流0.5mA) ・入力インピーダンス:約10kΩ | |
| 使用周囲温度 | -10~+55℃(但し、結露および氷結しないこと)、保存時:-20~+70℃ | |
| 使用周囲湿度 | 35~85%RH、保存時:35~85%RH | |
| 材質 | 本体ケース:耐熱ABS、ケースカバー:ポリカーボネート、 MODEキー:アクリル、ジョグスイッチ:耐熱ABS | |
| ケーブル | 0.2mm26芯キャブタイヤケーブル2m付 | |
| ケーブル延長 | 0.3mm2 以上のケーブルにて全長10mまで延長可能 | |
| 質量 | 本体質量:約65g、梱包質量:約110g | |
(注1):指定のない測定条件は、使用周囲温度=+20℃です。
(注2):表示範囲(測定レンジ)は、コントローラにて測定距離の設定を変えることにより自動的に切り換わります。
(注3):F.S.とは、±1kVレンジの場合は2,000V(-1,000V~1,000V)、±2kVレンジの場合は4,000V(-2,000V~2,000V)となります。
(注4):±1kVレンジで測定電位が±200V以下のとき、±2kVレンジで測定電位が±400V以下のときの値です。測定電位がそれ以上の場合は、表示値の±5%となります。
(注5):±1kVレンジで測定電位が±200V以下のとき、±2kVレンジで測定電位が±400V以下のときの値です。測定電位がそれ以上の場合は、表示値の0.5%/℃となります。
(注6):アナログ出力の直線性仕様を満足するためには、判定出力を使用しないでください。
単位mm
センサヘッド

コントローラ


(注1):イオナイザと組み合わせて使用する場合は、本製品の0Vとイオナイザのアースを共通にしてください。また、センサヘッド(EF-S1HS)の金属部は、0Vになっていますので、取り付けの際には絶縁などにご配慮ください。
(注2):アナログ電圧出力(灰)を使用する場合は、入力インピーダンス1MΩ以上の接続機器を使用してください。また、アナログ電圧出力には、短絡保護回路が装備されていません。電源あるいは容量負荷を直接接続しないでください。
※ 1



<アナログ電圧出力使用時の注意事項>
判定出力とアナログ電圧出力の0Vが共通のため、負荷電流によってアナログ電圧出力が変動する場合があります。アナログ電圧出力の直線性仕様を満足するためには、判定出力を使用しないでください。

| 端子No. | 接続ケーブル |
|---|---|
| (1) | 茶色 |
| (2) | 青色 |
| (3) | 橙/紫色 |
| (4) | シールド線 |
測定距離−測定領域


角度特性(2)

(注1):プラス側に傾けるとケースが干渉するため、L=8mmの場合、5°以上のグラフ表示はありません。
センサヘッド
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