回生エネルギーを高効率に活用する電源設計へ
回生ブレーキで生じるエネルギーをEDLCに即時バッファし、ピーク電力を抑制しながら稼働時間を延長します。
バッテリーへの瞬時負荷と熱ストレスを低減し、長寿命化と保守周期の延長、電源系の安定動作を同時に実現します。
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評価や比較検討をスムーズに進める第一歩として、ぜひご活用ください。

AMR/AGVの設計において、回生エネルギーの多くは、ブレーキ抵抗で熱として消費され、エネルギー効率、稼働時間、運用コストの観点で大きな課題となっています 。
パナソニックの電気二重層キャパシタ(EDLC)を電源系に組み込むことで、この未活用エネルギーを瞬時に回収し、次回加速時のアシスト電源として再利用するアーキテクチャが可能になります 。これにより、ピーク電力を抑制しつつ、稼働時間の延長と消費エネルギーの削減を同時に実現します(例:想定条件下で「連続稼働時間1.5倍」、「約200Wh/日削減」の効果が期待できます)。
EDLCは、化学反応を伴わない物理的な充放電原理により、高頻度な充放電サイクルに強く 、ミリ秒~秒単位の瞬間的な回生ピークも確実に取り込むことが可能です 。また、低温(-20℃以下)環境でも安定した充放電特性を持つため、冷凍倉庫などの過酷な環境下でも導入が可能です 。
結果として、バッテリーへの瞬間的な充放電負荷とそれに伴う発熱が平準化され、バッテリーの長寿命化、ひいてはシステム全体の保守負担軽減と信頼性向上に貢献します 。

現状: 減速・停止時の回生エネルギーの多くが、電力ロスとしてブレーキ抵抗で消費され、充電サイクル増加と熱発生を引き起こしています。
影響: エネルギー効率(kWh/km)の低下、充電サイクル増加によるバッテリー寿命短縮、およびシステム温度上昇。
要件: 発生した回生エネルギーを遅延なく回収・再利用できる応答速度を持つ蓄電デバイスと、最適な回路アーキテクチャの選定。
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現状: 加減速時の高レートなピーク電流がバッテリーに集中し、IRドロップによる電圧変動、発熱、およびシステム安定性低下のリスクがあります。
設計課題: 回路設計時におけるリプルノイズの抑制、IRドロップの管理、直列多段接続時の電圧バランス制御(アクティブ/パッシブ)など、安定動作の確保に配慮が必要です 。
要件: 瞬時大電流に対応するピーク電流のバッファ機能と、直列バランス・温度特性を加味した堅牢な電源設計指針の提示。

現状: 蓄電デバイスは、温度、印加電圧、リプル電流の条件により、期待寿命や内部抵抗(ESR)が大きく変動します 。このため、システム設計時におけるマージン設定と厳密な運用温度管理が不可欠です 。
保守・安全: 異常発熱や電解液・環境条件(湿度、塩害など)への配慮に加え 、装置全体の故障モード解析(FMEA)に基づくフェールセーフ設計も必須項目です 。
調達・継続性: 長期供給計画、詳細な信頼性データ(寿命曲線、温度特性)、および技術サポート体制の有無が、デバイス採用のQRD(Quality, Reliability, Deliverability)判断に直結します 。評価リソースやアプリケーションノートの充実も重要です。
AMR/AGVの稼働時間・省エネ・保守性を、同時に向上させます。

減速時の回生エネルギーをEDLCに回収し、次回加速で再利用。想定条件下では「連続稼働時間1.5倍」、「約200Wh/日削減」の効果が期待でき、TCO(総所有コスト)削減に貢献します。

ピーク電流の受け皿としてEDLCが機能し、ブレーキ抵抗での廃熱を抑制。バッテリーの発熱と劣化要因を低減し、消費電力削減にも寄与します。
ミリ秒〜秒オーダーの入出力に対応。大電流での急速充放電が可能で、加減速の瞬間的なエネルギーを確実に取り込みます。
冷凍倉庫などの低温環境下でも性能・安全性を確保しやすく、厳しい現場要件に適合します。
化学反応を伴わない蓄電方式で100万回を超える高サイクル充放電に対応。車載向け1億セル超の採用実績に裏打ちされた信頼性で、保守負担の低減に直結します。
延長
削減
※上記は代表構成・条件に基づく社内評価の試算レンジです。実効果はEDLC容量、負荷プロファイル等に依存します。(EDLCで回生エネルギーを回収し次回加速に再利用する試算)
※上記は代表構成・条件に基づく社内評価の試算レンジです。実効果はEDLC容量、印加電圧、温度等に依存します。(85℃保証品など一部製品を除く設計上の一般則)
安定
(空調負荷抑制)
※上記は代表構成・条件に基づく社内評価の試算レンジです。実効果はEDLC容量、負荷プロファイル、温度等に依存します。(低温下でも急速充放電に対応しやすく稼働ロスを抑制)
EDLC(電気二重層キャパシタ)をAMR/AGVの電源系に組み込むことで、減速時に発生する回生エネルギーを即時に蓄電・再利用。
ピーク電流のバッファとして働き、発熱を抑えながら稼働時間・省エネ・保守性を一体で高めます。
ミリ秒〜秒オーダの回生ピークを確実に取り込み、次回加速で有効活用します。
冷凍倉庫などの低温下でも急速充放電に対応しやすく、運用停止リスクを低減します。
化学反応を伴わない蓄電方式で高サイクル(100万回超)に強く、車載での1億セル超の実績に裏付けられた信頼性。
内部抵抗を考慮した等価回路特性により、電源の瞬時負荷を分担し、IRドロップを低減して安定性を高めます。
用途: 冷凍庫内でのピッキング品の棚間搬送。短い区間で「加速↔減速」を高頻度で繰り返す。
課題: 低温下でバッテリーの内部抵抗が上昇し、瞬間ピークが集中。発熱と電圧降下が課題。回生エネルギーはブレーキ抵抗で廃熱。
解決: EDLCを直列多段+バランス回路で組み合わせ、減速時の回生を即時回収→次回加速に再利用。低温域でも急速充放電に対応しやすい特性を活用。
効果: 想定条件下で「連続稼働時間1.5倍」、「約200Wh/日のエネルギー削減」を試算。廃熱抑制により空調負荷の低減にも寄与。
用途: 1t級パレットの長距離搬送。加速・登坂で大きな瞬時電流が発生。
課題: ピークがバッテリーに集中し発熱・電圧降下・寿命短縮の懸念。回生エネルギーは熱として損失。
解決: EDLCを“ピーク電力バッファ”として配置。加速時はEDLC出力を重畳させてバッテリー負荷を平準化、減速時は回生をEDLCへ優先充電。
効果: バッテリーの発熱低減と動作安定化、充電サイクルの間引きによる寿命延命に寄与。寿命設計上も「温度10℃低下で約2倍」、「印加電圧低減で1.3〜2.8倍」の延伸一般則を適用しやすい熱設計へ。
用途: 院内で薬剤・検体をフロア間搬送。夜間も静音・省エネ運用が求められる。
課題: 頻繁な停止・発進で回生エネルギーがロス。夜間の充電停止時間にバッテリー余裕度が不足。
解決: EDLCで回生を再利用し平均電力を低下させ、ピークカットで発熱も抑制。結果として騒音源になり得る冷却ファンの稼働機会も抑えやすい運転点へ。
効果: 消費電力量の削減と稼働時間延長。バッテリー負担(高レート充放電)の低減によりメンテ頻度の抑制へ。車載での長期・大量採用実績に基づく信頼性を院内設備にも展開可能。
お客さまからよく寄せられるご質問とその回答をご案内しております。
EDLCの寿命はどれくらいですか?
EDLCセル自体は100万回を超える充放電サイクルでも容量劣化がごくわずかという社内試験結果があります。実使用では温度と電圧が主な劣化要因となるため、制御電圧や、周囲温度を低することでさらに長寿命化できます。
過充電時の安全対策は?
EDLCはリチウムイオン電池に比べ熱暴走のリスクが極めて低いものの、過充電はガス膨張や内部抵抗増加を招きます。推奨構成は ①過電圧検知IC、②セルバランサ(抵抗 or アクティブ)、による過電圧保護です。
直列接続して高電圧を得られますか?
可能ですが、セル間ばらつきにより電圧アンバランスが発生するため、セルバランサを必ず実装してください。
低温環境(−40 ℃)での性能は?
低温ではイオン拡散速度が低下し、内部抵抗が増えますが、弊社の広温度仕様シリーズは−40 ℃で定格容量の約80 %を維持するデータを確認済みです。
| 最大印加電圧 | : | 3.0 V |
| 静電容量 | : | 80 F |
| 内部抵抗 | : | 0.9mΩ |
| 耐久性 | : | 65℃ 3.0V 1500hours |
| 製品サイズ | : | φ18 x L67.5 mm |
※この製品は現在開発中の製品です。 仕様等予告なく変更される可能性があります。
〜電気二重層キャパシタ( EDLC )による再生エネルギー活用提案〜
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